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2012年6月10日 (日)

The Way(星の旅人たち)

009s  The Way(邦題は「星の旅人たち」)は、2010年の作品。
日本では2012年6月2日から劇場公開。
 
 眼科医のトマス(トム)・エイヴリー(マーティン・シーン)は、自分と同じように医者になって欲しいと期待していた一人息子のダニエル(エミリオ・エステヴェス)が、「医者になるより世界を見て歩きたい」と出かけたことを残念に思っています。
 ある日、息子のダニエルがフランスのピレネーで遭難死したという訃報を受けて、遺体を引き取るために現地に向かいます。

Image1s

(←上:息子のダニエル
中:ダニエルの遺灰
下:ダニエルの巡礼パスポート)

 トムは地元の警察に、息子のダニエルはフランスからピレネー山脈を越えて、スペインの聖地サンティアゴ・コンポステーラに向かう巡礼路※1を(他の多くの巡礼者と同じように)1人で歩いて旅していたこと。
 フランスのピレネーで悪天候のため遭難して亡くなってしまった事を聞かされます。

 ダニエルの遺品を受け取ったトムは、息子の巡礼の装備の中のスタンプが1つしか押されていない巡礼者パスポート※2を見て、息子の遺灰と共に巡礼路を歩く事を決心します。
 
 最初は1人(息子の遺灰と2人)で歩いていたトムですが、巡礼路を歩くうちに色々な人と出会って、一緒に歩く仲間ができます。  

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(←オランダ人のヨスト
食べることが大好き。
巡礼路でおいしそうなものを見つけては食べる事を楽しみにしている。) 
 
 オランダ人のヨスト(ヨリック・ヴァン・ヴァーへニンゲン)は食べることが大好き。
太りすぎでスーツが入らなくなったので、兄弟の結婚式までに痩せてスーツが着れるようになるために、(妻も痩せて欲しいといっているし)巡礼の旅に来ます。
 トムとは巡礼路の起点の町で出会って、その後偶然一緒の宿泊所に泊まったり、食事をしている所にトムが通りかかったりで、一緒になる機会があり一緒に歩くことに…

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(←カナダ人のサラ)
 
 カナダ人のサラ(デボラ・カーラ・アンガー)は片時も煙草が手放せないヘビースモーカー。
 巡礼の旅が終わる頃には煙草を止める決心をしています。
 トムの2泊目の宿泊所で会い会話をしますが、お互いにいい印象はなく、翌日は別々にスタートします。
 ヨストがトムを見つけて一緒に歩きはじめた時に、道端で休憩しているサラに再会。
 トムはそのまま通り過ぎようとしますが、ヨストがサラに声をかけてサラも一緒に歩くことに…

Image4s

(←上左:ヨスト
上右:アイルランド人のジャック)
 
 アイルランド人のジャック(ジェームズ・ネスビット)は作家。
 言葉数が多く、少し想像(空想?)が逞しい。
 巡礼旅行の事を書くために歩いていると自己紹介。
巡礼者に(巡礼の)目的は何か聞くアンケートをしていたり、ネタになりそうなことをいつもメモしている。
 トムとヨストとサラが休憩している時に現れ、巡礼の目的のアンケートをとりはじめる。
 トムとサラは無視して歩きはじめるが、ヨストが相手をしてジャックも一行に加わって個性豊かな4人で旅をすることに…

 この映画は、息子ダニエル役のエミリオ・エステベスが監督。
父親トム役のマーティン・シーンはエステベス監督の実の父。
(父役と息子役がすごく似ていると思ったら実の親子だったとは…)
 最近のハリウッド映画の逆を行くようなタイプの映画で、情緒的な部分が印象深かったです。
いかにもハリウッドと言う感じのアクション系の好きなが「日本映画みたい(で物足りない)」と、言っていたので、日本人受けしそうな映画だと思います。
 この映画の公開がきっかけで、エル・カミノ・デ・サンティアゴ(巡礼路)を訪れる日本人観光客が急増するんじゃないかなぁ~と思いました。

※1:聖地サンティアゴ・コンポステーラの巡礼路
027s スペイン語ではEl Camino de Santiagoで、世界遺産に登録されている、キリスト教の巡礼路。
 サンティアゴ・コンポステーラには聖ヤコブの遺骸がエルサレムから船で運ばれたという伝説があり、中世のキリスト教の重要な巡礼地の1つで、中世には多くの巡礼者がサンティアゴ・コンポステーラの巡礼路を旅行した。

073s

(←聖ヤコブの遺骸があるとされている、サンティアゴ・コンポステーラ)

 その後ペストの流行、宗教改革、政情不安のために、16世紀頃には巡礼旅行は廃れたが、近年になって世界中からの旅行者が訪れるようになった。
 映画でトムが歩くルートはサンティアゴ・コンポステーラまで約800km。 

※:2巡礼者パスポート
Image5s スペイン語ではcredencial(身元保証書の意味)英語ではpilgrim's passport。
 スペインの旅行会社や巡礼路にある教会や自分の住んでいる街の教会から購入できる。
 credencialを持っている巡礼者は、巡礼路にあるrefugio(一晩の宿で、無料か安価)が利用できる。
 refugioに宿泊すると、credencialに公式のスタンプを押してもらえ、巡礼の証明になる。
 refugioの他にも、巡礼路沿いの教会、礼拝堂でもスタンプを押してもらえる。(教会がしまっている場合は、街の役所や観光事務所などでもらえることもあるらしい)
 徒歩で100km以上、自転車で200km以上巡礼路を旅行すると、終点のサンティアゴ・コンポステーラでcompostela(ラテン語で書かれた巡礼達成証明書)がもらえる。
 写真はトムがcredencialにサンティアゴのスタンプを貰って、息子のダニエルの名前でcompostelaを発行してもらうシーン。

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