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2012年11月30日 (金)

Hick(HICK-ルリ13歳の旅)

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 Hickは2011年の作品で、アンドレア・ポルテス著の同名の小説をもとにしたロード・ムービー。
 レートはR(注意:主演がクロエ・グレース・モレッツということで、思春期の冒険映画っぽいものを期待して観たら、100%期待を裏切られます)。 
 トロント国際映画祭で2011年9月に公開。
5月11日に限定的に劇場公開。

 邦題は「HICK-ルリ13歳の旅」で、2012年11月24日から日本で劇場公開されています。

Image1_2 ネブラスカのパルマイラに住む13歳のルリ・マクミュラン(クロエ・グレース・モレッツ)は、娘の誕生パーティーをパブ(飲み屋)で開くほど、重度のアルコール依存症の両親と暮らしている。
 
 学校で友達もなく孤立していて、13歳の誕生日プレゼントに誰かから貰った銃がお気に入り。

 ルリの両親は飲んだくれて喧嘩をしてばかり、いつも自分たちの快楽が優先で、親らしいことは何一つ出来ていない状態で、家庭環境は劣悪。
 
Image2_3 (←上:ルリの母親タミー
中:ルリの父親ニック
下:家を出て行く父親の車を見つめるルリ)

 ルリの母タミー(ジュリエット・ルイス)は、ある日家に訪ねてきた男の車に乗って出かけたきり帰ってこない。

 母親が家を出て暫くして、父親のニック(アンソン・マウント)もルリを置いて家を出て行く。

 両親不在の家で暫くひとりで暮らしていたルリだが、夏休みを利用してテレビで見た憧れのラスベガスに行こうと思い立ちます。
 誕生プレゼントでもらった銃と少しの服をカバンに詰めて家を出て、ヒッチハイクの旅に出かけるルリ。

Image3_2

 ヒッチハイクでラスベガスを目指すルリは、流れ者のエディー(エディ・レッドメイン)やグレンダ(ブレイク・ライブリー)に出会っていく…

(←上:家を出るルリ
中:ヒッチハイクでエディーの車を止めるルリ
下:エディー)
 
 この作品は、レートがRだけあって、言葉使いも凄いけれど、(ダイレクトなものもそうでないものも含めて)麻薬、ドラッグ、暴力、レイプ、虐待、殺人に関連した描写や比喩表現が多かったです。 
 
 原作の小説が著者の体験に基づいて書かれているという事実もショッキングだけれど、小説をもとに作られたこの映画も13歳の少女に起こる経験としてはショッキングすぎる。
 また、映画の全てのシーンが暴力や虐待などのネガティブなシーンだけでなく、ルリの家族が幸せだった頃をルリが回想するシーンなどが織り交ぜられているのも、この作品のトリッキーなところ。

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(←グレンダ)

 DVDについていた特典映像で監督だかプロデューサーだかが、
「観客を『大丈夫だよ、おいで~』と招いておいて、警戒を解いて映画の世界に入ってきたら、いきなり拳でガーンと殴るような事を何度も繰り返す作品。」
と、コメントしていたけれど、正にその通りの作品でした。

 
 

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