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2013年2月19日 (火)

The Book of Awakening
「自分を変える」心の磨き方

004s  "The Book of Awakening: Having the Life You Want by Being Present to the Life You Have "は詩人で哲学者のMark Nepoの著作。
 日本語訳も三笠書房から出版されていて、「『自分を変える』心の磨き方: 迷っても、つまずいても、もっと『幸せ』になれる!」野口嘉則[
訳]です。

 著者のマーク・ニポが、癌で闘病している時に自分らしさを求めて気がついたことを日記形式で書きとめた形で、それぞれの日付の最後の部分が、一日をよりよく過ごすためのメッセージで締めくくられています。

 その中で、心にとまったのは"How Does It Taste?"という題の1月15日の日付の日記。

 要約すると、

 ある年老いたヒンズー教の師が、いつも文句ばかり言っている弟子にうんざりしてきたので、ある朝塩を持ってくるようにいいつけます。
 弟子が塩を持ってくると、コップ一杯の水に片手にいっぱいの塩を入れて飲むように言います。
 師が「どんな味がする?」と聞くと、
 弟子は「(塩)辛い」と答えます。

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 今度は、同じ量の片手いっぱいの塩を湖に入れて、湖から水を飲むように指示します。
 弟子は湖の水を飲んで、師の「どんな味がする?塩の味がするか?」という質問に、「真水の味で(塩の味は)しない」と答えます。
 
 師は、「人生の痛みは塩だ。痛みの量は同じだが、辛さの度合いはそれをいれる入れ物の大きさによる。辛いと感じたら自分の感性を広げなさい。コップになるな、湖になりなさい。」

(原文は続きを読むから。)
 
 この本は去年の11月頃、図書館から借り出してきて読みました。
去年の11月には我が家にとって一大事件が起こった時期で、試練の時にこの本を読む機会があったのは、ラッキーだったと思います。
 
 

January 15
How Does It Tast?

The more spacious and larger our fundamental nature,
the more bearable the pains in living.
-- Wayne Muller

An aging Hindu master grew tired of his apprentice complaining, and so, one morning, sent him for some salt. When the apprentice returned, the master instructed the unhappy young man to put a handful of salt in a glass of water, and then to drink it.

"How does it taste?" the master asked.

"Bitter," spit the apprentice.

The master chuckled and then asked the young man to take the same handful of salt and put it in the lake. The two walked in silence to the nearby lake, and once the apprentice swirled his handful of salt in the water, the old man said, "Now drink from the lake."

As the water dripped down the young man's chin, the master asked, "How does it taste?"

"Fresh," remarked the apprentice.

"Do you taste the salt?" asked the master.

"No," said the young man.

At this, the master sat beside this serious young man who so reminded him of himself and took his hands, offering, "The pain of life is pure salt; no more, no less. The amount of pain in life remains the same, exactly the same. But the amount of bitterness we taste depends on the container we put the pain in. So when you are in pain, the only thing you can do is to enlarge your sense of things... Stop being a glass. Become a lake."

* Center yourself and focus on a pain that is with you.

* Rather than trying to eliminate the pain, try to breathe through it.

* With each in-breath, notice your efforts to wrap around the pain.

* With each out-breath, try to enlarge your sense of Self, and let the pain float within the depth of all we'll never know.

"The Book of Awakening "pp.39-40より引用

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コメント

>母さん
 
コメントどうもです~
 
自分の心の状態に合った本が見つかると、「奇跡だ~」と思っちゃいます。
だから、紙の本は辞められないのですけれど…

読む時は、一気に読むのもいいけれど、
毎日1日分だけ読んで、最後の部分に書かれているメッセージやアドバイスを実践してみるのも良いと思います。
日付が飛んでいることもあるけれど、約1年分の日記なので、読み応えがありますよ。

投稿: yuuki | 2013年2月21日 (木) 01時13分

>Aragonさん
 
コメントありがとうございます。

この本には、似たような感じの元気付けられる話が沢山あるので、お奨めです。
日本語版がそちらで手に入ると良いのですが… 

投稿: yuuki | 2013年2月21日 (木) 01時05分

大変だった時期に出会えたことに感謝ですね
私もぜひ読んでみたいと思いました。
そういう時期に出会えたからこそ
自分の中にしっかり入ってくるのでしょうね。
本に引き寄せらるというか
私はそんなことがよくあります

投稿: | 2013年2月21日 (木) 00時18分

こんにちわ。
感性を広げる・・・湖になる。
湖にはなれないかもしれないけど、
コップからバスタブぐらいには広げてみようか
いいお話をありがとうございます

投稿: Aragon | 2013年2月20日 (水) 04時48分

>tomo*さん

私は未熟者なんで、湖ほどのスケールにはまだまだ道が遠そうです。
が、いつか自分もそうなれたらいいだろうなと思います。
 
目指せマスター・ヨーダ
エイエイ (ι´Д`)ノ オー!!

投稿: yuuki | 2013年2月20日 (水) 03時49分

>瀬津喩さん

底抜けのコップですか~
辛い事が溜まらずに通り抜けるのは、
いいかもしれないですね。

投稿: yuuki | 2013年2月20日 (水) 03時42分

受け皿が広いと、辛いことも
受け止められるんですね~ナルホド
小さいことを気にしてはいけませんねぇ・・・
バカボンのパパみたいに いつも
『これでいーのだ』って言っていられたら、
どんなに心が軽いでしょうね

投稿: tomo* | 2013年2月19日 (火) 18時15分

コップではなく湖になれ、か。
うん、良い言葉です
私の場合は底の抜けたコップに変身してしまう時があります
気にも留めず『まっ、いいか』でスルーさせてしまう事もあるので…
いかんなぁ

投稿: 瀬津喩 | 2013年2月19日 (火) 09時11分

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