Henry Pool Is Here
ヘンリー・プールはここにいる~壁の神様~
最近、定期的にウォーキングに行くようになって、DVDを観る機会が減った。
ウォーキングに時間がとられるだけでなく、観たい映画が図書館で見つからないということも手伝って、6月に入って観たDVDは3つだけ、7月は今のところ0。
5月に観たDVDのリビューをまだ書いていないものがあるので、6月に観たものと合わせてまとめてレビューを書いてしまおうと思う。
今回レビューを書くのも5月にみた作品なので、記憶があやふやな部分もあるかも…
Henry Pool Is Hereは2008年のアメリカのコメディ映画。
邦題は「ヘンリー・プールはここにいる~壁の神様~」で、劇場未公開。DVDが発売されています。
主人公のヘンリー・プール(ルーク・ウィルソン)は、健康上の問題で人生に失望して、幼い頃に過ごした町に戻って来て家を買い、自堕落で無気力な生活をはじめる。
食べ物は健康を全く考えず、ジャンクフードやアルコールを好きなだけ食べる不健康な食生活。
新しく買った家も、
「どうせ長く住むつもりはないから」
と、手入れもせず、新しい家具を購入もせずに住んでいる。
隣人のエスペランサ・マルテス(アドリアナ・バラッサ)は、ヘンリーの住んでいる家の元住人で亡くなった男性の恋人だった、地域の世話焼きおばさん。
(←上から、エスペランサ、ドーン、ミリー)
エスペランサの反対のお隣には、シングルマザーのドーン(ラダ・ミッチェル)と言葉を喋ることのできない娘のミリー(モーガン・リリー)が住んでいる。
世話焼きのエスペランサがある日ヘンリーの家の裏庭に面している壁にイエス・キリスト(神様?)の顔が浮き出ているのを発見して、「神の御心だ」とヘンリーに話すが、ヘンリーにはただの壁のシミにしか見えない。
(←上:壁のシミ
中・下:壁のシミを洗い落とそうとするヘンリー)
シミを放って置いたら、エスペランサが牧師や友人を呼んで、壁のシミを見に来たり拝みに来るので、シミを洗い流そうとするが、頑固なシミは洗剤や漂白剤を使っても落ちない。
そのうちに、壁のシミに触って病気などが治る奇跡が起こり始め、壁のシミは神の御心として信心深い近隣の人の信仰を集めるようになる。 この作品はコメディ映画に分類されているけれども、希望を失ったヘンリーが壁のシミの奇跡の出来事や周りの人たちの関係を通して、ポジティブに変わっていく様子も描かれていて、ドラマっぽい要素もあると思います。
また、この作品はミリー役のモーガン・リリーの映画デビュー作だそうです。
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