ピアレンツ・ティーチャー・カンファレンス
(2014年度後期)
3月3日と4日は、怪獣の学校でジュニア(日本の高校2年生)の判定テストがあり、シニア(日本の高校3年生)の怪獣は3日はお休み、4日は午後から登校だった。
(←超低温で休校だった時に行った、ナイアガラでの写真
記事の内容とは関係ないです。
あしからず…)
去年怪獣も判定テストは受けていて、点数が卒業要件を満たしていないとシニアになってから、受け直しになるのではないかと心配していましたが、怪獣はIEPを受けているため、とりあえず受けるだけ、点数に関わらず卒業出来るようでよかったです。
2月最後の木曜日(2月26日)は、怪獣の学校のピアレンツ・ティーチャー・カンファレンス(二者面談?)でした。
今回のピアレンツ・ティーチャー・カンファレンスも夫と2人で参加。
怪獣が今学期とっているクラスは、CAD、コンピュータ・プログラミング、グラフィック・デザイン(CG)、数学、英語、ラーンニング・ストラテジー(特殊教育)の6教科。
今回も、教科担任の先生全員に会うことができました。
IEPのリーダーの先生とソーシャルワーカーには会えなかったので、個人的に連絡をして約束を取る必要がありそうです。
数学の先生は前の学期の先生と一緒で、大丈夫かと不安になったのですが、IEPの先生の助けで、質問には行けるようになったようで、「(成績はどうあれ)努力家です」とのコメントで、私は一安心。
宿題はほぼ完ぺきにこなしているのですが、テストの点数があまりよくなくて、成績が思ったより良くなかったです。
成績が良くないのを知って、夫は(もっとできるはずだ、不当に低く評価されていると)不満に思ったようですが、(本人が理解できていれば、成績はあまり気にしないタイプの)私は普通の数学のクラスなので、 発達障害の子にもわかりやすい授業の進め方やテストの問題ではないのは仕方がないと思いました。
また、コンピュータ・プログラミングの先生からは、
「学期の最初の宿題2つが未提出で、成績を下げているので、提出するように言ってください。」
と、注意されました。
宿題の内容が理解できなくて提出出来ていないのではないかと思い、どんな宿題なのかを聞いたところ、
シラバス(クラスのスケジュールやルール)に同意のサインして提出する宿題と、クラスメイトの1人にインタビューしてその内容を提出する宿題でした。
同意のサインは難しくないけれど、クラスメイトに声をかけてインタビューして内容を提出するのは難しそうだったので、様子を聞いたら、
「2人組でお互いにインタビューするように指導していて、怪獣君の相手の子は宿題を提出しているので、怪獣君が未提出なのの理由がわからない。」
とのことでした。
家に帰って怪獣にそのことを聞いたら、
怪:「提出したのに~
(# ゚Д゚) プンプン
先生は僕のこと悪く評価している!!」
と、怒りモード。
(父子で似たような発言だ…(゚ー゚;)
私:「先生も完璧じゃないし、中学校の頃、宿題提出していたのに、先生の間違いで未提出になっていたことがあったでしょ。
明日、先生に確認したらいいよ。」
と、話しておきました。
翌日、怪獣が先生に提出したことを話ししたら、先生が調べてくれて、実は提出済みだったことが分かりました。
発達障害のある怪獣は、誤解があった場合に、誤解を解くためのコミュニケーションが苦手。
心の論理(自分以外の人間の立場で物を見ること)やメタ認知(自分自身を第三者の目で認識する)能力の発達に遅れがある(または欠けている)ので、どうやって指導していくかがこれからの課題です。
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コメント
>瀬津喩さん
訪問&コメントありがとうございます。
本当に、「また」ですよ。
アメリカはこの手の行き違いはしょっちゅうです。
その代り、成績などの評価も簡単に訂正してくれます。
宿題の提出表ですが、多分アメリカの先生方はできないと思います。
もともと、どれを宿題にするか計画などあってないようなものだから、表の作りようもない。
学校で対策を練ってもらっても、アメリカ社会は極度に管理される事を嫌いますから、実社会に出たら配慮はしてもらえないと思います。
自分が提出したものは自分で記録を取る癖をつけるくらいしか対策方法はないと思います。
>アールグレイさん
訪問&コメントありがとう~
うちの息子の問題は、相手がどう思っているのかを憶測できないため、どこで誤解が生じているかがわからなくて、誤解の解きかたが分からないことなんです。
すれ違った部分を説明すればいいだけなんですけれどね、説明のポイントを外しているというか…的確な返事ができないで、明後日の方向の返事をして、
「誰もわかってくれない~」
と、パニックになるパターンです。
話は変わりますが、チョコレートをケーキにかけるのって、いいアイディアですね。
こちらでは、ブラウニーの表面にチョコをかけたお菓子を売っていますよ~
とてつもなく甘いですが…
>モッチーヌさん
訪問&コメントどうもです~
誤解を解く能力を身につけるのは、発達障害の人にとっては至難の業だと思います。
定型の人たちが生活の中で自然に身につけられることなのですが、発達障害の人にはいちいち説明して、何度も繰り返しケース・バイ・ケースで身につけてもらうしかないです。
>ミナゾウさん
こんにちは~
訪問&コメントありがとう~
アメリカは義務教育の間は生徒に問題があると、すぐに保護者に連絡がきます。
欠席とか遅刻の連絡も保護者に来ます。
息子が一言
「宿題、提出済みだから確かめて」
と、先生に言えれば良かったのだけれど、黙っていたのだと思います。
投稿: yuuki | 2015年3月10日 (火) 21時44分
こんばんは!
先生とのやりとりも忍耐力がいりますね。
出したのに評価されないのは息子さんも怒りますよね。
お互いの為にカンファレンス必要ですね…
投稿: ミナゾウ | 2015年3月 9日 (月) 19時50分
ふむふむ、分かる分かる・・・と思いながら読みました。
クラスメイトにインタビューする課題なんて絶対心配になるよね。
ウチの子も小2のとき、お友達にインタビューする授業があって、怪獣くんのようにペアを組まれてなかったため、誰とも会話できないまま放置されてたことがありました。
でもアメリカはIEPが進んでるから、先生の気配りも違うんだろうな・・・と思います。
そういうところがうらやましい
先生の誤解は多いみたいだけど・・・
誤解を解く能力か~大人になるにつれて、どんどん必要になりますね・・・
日本人はアメリカ人以上に心の動きが繊細だからますます難しい気がする~
投稿: モッチーヌ。 | 2015年3月 8日 (日) 18時33分
うちの長男も4月から中学生。
…なんか、おんなじようなことをやりそうな予感がしておりますよ(;;;´Д`)
そうなんですよね、相手の誤解を解こうと努力することも、コミュニケーションなんですね。
「誰も僕のことをわかってくれない!」って言いがちな思春期ですよ。ただでさえ。
こちらも短気起こさずに、フォローに回りましょう
今日は、次男の誕生日だったので、ケーキのついでにこんなのも作ってみました。
http://miurafarm.way-nifty.com/photos/iroiro/p3083831.html
縞々にながしこんでおいて、縦方向のみにヘラを入れたらこんなになりました。
投稿: アールグレイ | 2015年3月 8日 (日) 16時06分
またありましたか、提出したのに!問題が
親に言う前に子供に確認取ってくれれば、もっと早く解決できたのにねぇ。
「先生のミスだから利子付で成績上げてくれたんでいいですよ」
とちょいとイジってしまいますか(笑)
宿題に関して先生方のチェック漏れ対策として簡単なリストみたいなのを作り
提出したら先生に直接サインを貰うとか出来ませんか?
提出自体が個別じゃなくて係りが集める日本型であっても授業内なら
別段難しくはないと思います。
忘れてるよ、と言われてもサイン貰ってるよ~で済めばお互いイヤな思いを
しなくて済みますし…
投稿: 瀬津喩 | 2015年3月 8日 (日) 09時35分