« 2015年3月 | トップページ | 2015年5月 »

2015年4月

2015年4月28日 (火)

A Beutiful Mind

Abeautifulmindposterart2x3 A Beutiful Mindは2001年のアメリカの伝記ドラマ映画。
 1994年にノーベル経済学賞を受賞したジョン・ナッシュの半生を描いた作品で、シルビア・ネイサー著の同名の1998年の小説を元にしている。
 2002年に4つのアカデミー賞(脚色賞・作品賞・監督賞・助演女優賞)を獲得した映画。

(↑http://www.allmovie.com/movie/v256005より引用)

Image3 作品はナッシュ(ラッセル・クロウ)がプリンストン大学の大学院に入学するところから始まる。

 大学院時代にゲーム理論で博士の学位を取得、その後MITで講師として教鞭をとるかたわら、政府機関の機密の仕事もこなしている。

 MITの学生だったアリシア(ジェニファー・コネリー)と結婚し、アリシアも妊娠し、生活は順調に進んでいるように見えたが…

Image2(←上:アリシア役のジェニファー・コネリー
下:アリシアとナッシュの結婚式の場面)

 ナッシュは政府の機密の仕事が精神的に負担になっていて、ストレスでだんだん神経質で奇妙な行動が目立つようになる。

 ある日、謎の男たちに拉致され、精神病院に入れられてしまう。
 ナッシュは統合失調症にかかっていて、幻覚と現実の区別がつかなくなっていたのである。

Image4(←上:精神病院に入院中のナッシュ
下:退院後初めて、リハビリを兼ねてプリンストン大学で教鞭を取るナッシュ)

 この作品は、大学院入学からノーベル賞受賞までの波乱に満ちたジョン・ナッシュの半生を描いている。

 映画のストーリーは事実とは少し違うけれど、統合失調症の患者の視点を表現しようとした作品で、退院後元の生活に戻ろうと頑張るナッシュに思わず声援を送りたくなる作品でした。

Image1(←DVDの得点についていたナッシュ本人の映像
下:ノーベル賞受賞の瞬間。)

 

| | コメント (2)

2015年4月25日 (土)

端午の節句のテーブルコーディネート2015

015s そろそろ5月なので、端午の節句のテーブルデコレーションに変えました。

 去年は母の日のテーブルコーディネートに薄紫色をメインカラーで使ってしまったので、端午の節句のデコレーションはブルー系でアレンジしたけれど、今年は母の日のデコレーションはしないことにしたので、薄紫を中心に使ったアレンジにしました。

007s(↑一人分のテーブル・セッティング)

 今年も食器類はブルー系を使いました。
(と、言うか、手持ちの和食器が黒とブルー系が多い。)

016s(↑バッフェの上の飾り)

 バッフェの上の飾りは、アシ原のイメージで菖蒲の花とカーラリリー(の造花)を飾ってみました。
 あと1月もすれば自宅の庭の菖蒲が咲くのだろうけれど、5月5日には間に合わないし、本物は猫が食べると危険なので、去年のアレンジに使った造花を使いました。

025s(↑全体のコーディネート。
バッフェの上の花が、ちょっと中央から左に寄ってる?)

 今の所、端午の節句の日に何を食べるかは決めてないのですが、稲荷寿司かちらし寿司を作って和風の食事にできたら…と、思っています。

 

| | コメント (0)

2015年4月22日 (水)

iPhone5c購入騒動2

Dsc04131s (前回からの続き)

 例え話で説教をした後、私の話が理解できたのかそうでないかはよくわからないが、とりあえずトイレの便器の話や地下室の改装の話はしてこなくなった。

 インターネットで、スマホも探し始めているようで、ちょっと安心した。

 私の希望していたスマホは、以前持っていたスマホと同じモデルで同じメモリ、同じ色のもの、中古でなくて新品未開封だった。

 最新機種ではなくて1つ前のモデルとはいえ、アップルショップや携帯のキャリアで買うと値段は最新機種だった時の値段と50ドルくらいしか変わらない。
 ネットの通販では、型落ちのモデルの新品は150ドルくらい安い。
 ネットオクションのサイト(e-Bay)だと、通販よりも更に相場が100ドル安いので、はネットオクションで購入することに決めたみたいだった。

 ところが、オクションは通販と違って、自分の気に入った商品が予算内で必ず落札出来るとは限らない。
 おまけに、出品者が信用できるかどうかを見極めるのは自己責任。
 1週間くらいオクションのサイトで探していたけれど、落札を逃したことが何度かあって、飽きやすい+優柔不断のは、サイトのチェックと入札が面倒になってしまったようだ。

 遂に、
夫:「お前の注文が五月蠅いからなかなか決まらない」
とか、
夫:「お前のスマホなんだから、お前が入札すればいいのに。」「そんなに欲しいなら、自分で買いに行けばいいだろ!」
と、私に八つ当たりを始めた。

Σ(゚д゚#) ハァ~?!
それ、人から物を借りて返す人の態度かよ?
私もイラついてしまったので、
私:「ネットのオクションで買ってくれと頼んだのは私じゃない。
わかった。ネットオクションが面倒なら、明日アップルショップで定価で買ってくる。」
と、宣言した。

 すると、
夫:「今まで俺が頑張って安いのを探したんだぞ!
(私は専業主婦で収入は0なのを知っていて)定価で買うなら自分のお金で買え!」
と、究極の責任回避で返って来た。

┐( -"-)┌ヤレヤレ...
犬も食わないとはこのことである。

 夫は面倒くささのあまり、何のために自分がネットオクションで探していたのかすっかり忘れている。

 前回の記事の時のように、『心の理論』に関するトラブルなら、SST(ソーシャル・スキル・トレーニング)で対応するのだが、今回の場合(入札が面倒、優柔不断でタイミングを逃す)は別の問題(主にの育成歴の問題)で、根本的な解決には時間がかかりそう。

 とりあえず、「安くで良い物を手に入れたい時は、それなりの手間暇がかかること」、「ネットのオクションは、お店から直に買うのと違って商品は確かめられないし、保証もないのは仕方ないこと」を説明だけした。

 すったもんだの挙句、やっと予算内で希望のスマホが落札できて、3月26日に商品が届いた。
(私は出来たら新品未開封良かったけれど、届いた商品は新品だったが開封済みでケースもついていなかったが、新品には違いないので入札時にOKしていた。)
 3月28日に携帯の会社に行って、シムカードを入れてもらって新しい番号をもらって、スマホが使えるようになった。
 3月30日にはスマホの保護ケースも届いて、やっとスマホを持ち歩けるようになった。

 紆余曲折はあって後味は良くなかったけれど、とにかく円く収まった。
C=(^▽^ ; ホッ!

続きを読む "iPhone5c購入騒動2"

| | コメント (3)

2015年4月19日 (日)

iPhone5c購入騒動1

Dsc04128s 去年の秋にがスマホが必要というので、経済的な事情もあって、私の使っていたiPhoneを譲って、ファミリー契約の携帯番号をもう一つ増やし、私は暫く元のガラケーを使うことになった。

 スマホに変えて5カ月しか経っていなかったので、ガラケーに戻っても不便はないだろうと思っていた。
 ところが、(私は進化していなかったけれど)世の中は進歩していたのである。

 ガラケーのユーザーが減って、使いにくくなってしまっていた。
 ガラケーはテキスト(インスタントメッセージ?)はアルファベットしか表示されない。
 スマホから送って来た画像も容量が大きすぎてダウンロードできない。
 スマホから送って来た日本語のメッセージは、画像扱い。
とにかく、相手がスマホで送ってきているとアウトなのである。
 私のガラケーの機種はメモリが少ない上にWi-Fi機能もついていないので、インターネットにも接続できなくなっていた。
 インターネットに接続できないという事は、当然メールも読めない。
 世の中の進歩から取り残されて、(アルファベットのテキストの送受信以外は)電話をかけたり受けたりするだけのものになってしまっていた。

 不便だから、なるべく早くスマホに買い替えて欲しいとお願いしていたのだけれど、近頃のガラケーの不便さを体験していないは、私の不便なんかどこ吹く風。
 新しいアプリはダウンロードしまくるし、Wi-Fiを使って日本のテレビ番組の動画を見て笑っている。

 私がスマホを譲ったことに対して、一切感謝の言葉もなかったし、
「こんなことなら、スマホなんか譲らなければ良かった。」
と、少し後悔していた。

 そんな中ある日、
夫:「1Fのトイレの便器を買いに行こう。」
と、言い出した。

(`Д´)はぁ~?
私:「トイレ買うぐらいなら、私のスマホ買って返してよ!」
と言って、腹がたったので、黙って無視していると、

夫:「トイレ水漏れしてるし、1Fのトイレを交換する時に地下室の配管も交換するし、
配管の交換が終わらないと地下室の壁を戻せないから、地下室の仕上げもできない。
地下が仕上がらないと、家を売る時に不利になる。
スマホ、スマホってうるさく言うなら、この先リフォームなんかしなくて、家の価値が下がってもいいってことだな!」
と、わけのわからん理由で脅しをかけてくる。
(トイレの水漏れといっても、タンクから便器へのパッキンが緩くなっているのが原因で、床が濡れるようなタイプではなく、量もダダもれではなくて、ポタポタ程度の水漏れで、緊急性はない。)

私は、自分からお願いしなかったとしても、誰かのお世話になったら、恩は返すのが優先だろうと思ったのだが、
そこは、『心の理論』に欠ける、マジでスマホを買うより便器の方が優先だと考えているらしかった。

仕方がないので、例え話で説教することにした。
以下がたとえ話。

友人Aが失業して、お金がなくて毎日食べる物にも困っている状態だ。
自分も裕福ではないけれど、(朝食を抜くなど)ちょっと食費を削れば友人にお金を貸してあげられそう。
友人から頼まれたわけではないが、気の毒に思って、自分の食費を削ってお金を貸すことにした。

その後友人Aが無事に就職できて、収入が入って来るようになり、食事もちゃんととれているようだ。
ある日Aが話があると言うので、貸したお金を返してくれるのかとおもったら、その話に一切触れる事はなく、
「今度ローンを組んで、テーラーメイドのスーツを作ろうかと思うんだ。
これから仕事していく上でスーツは必要だし、やっぱりスーツはテーラーメイドだよな。」
と、言う。
確かにスーツは必要だけれども、テーラーメイドじゃなくて、経済的に余裕が出来るまでは既製品で十分だろうし、
自分だって、テーラーメイドのスーツなんて買ったことがない。
「そんなお金があるなら、貸したお金を返してくれよ」
と、Aに言ったら、
「俺が金を貸してくれと頼んだわけじゃないだろ!わかったよ、スーツ買わなきゃ(お金も返さなくて)いいんだろ!」
と、言い捨てた。

もし、次にAがお金に困っていたら、あなたは次も貸してあげますか?

例え話終わり。

そして、
「私だったら、次はAに絶対お金は貸さない」
と、コメントした。

その例え話をしても、
夫:「物を返せば、お金を返せば…」
と、言っていたので、
私:「分かっていないね。物やお金の話じゃないんだよ。信頼(信用)の話なんだよ。」
と、だけ言って、話を打ち切った。

大人を相手にSST(ソーシャル・スキル・トレーニング)をするのは難しい…

と、いう事で、
長くなったので続きは次回に…

 

| | コメント (4)

2015年4月16日 (木)

スモア・カップケーキ

025s ここの所、発達障害関連のネタが続いているので、あまりに立て続けになるのも退屈なので、少し一休み。

 この間、スーパーでがスモア・カップケーキ・ミックスなるものを見つけて作っていた。

 グラハムクラッカーを砕いたものと、デビルスフードのケーキ生地とマシュマロクリームで作るカップケーキで、スモア程激甘ではなかったけれど、スモア風でまあまあ美味しかった。

015s(←ミックスで作ったスモア・カップケーキ)

 材料はどこでも手に入るものだったので、わざわざミックスを買わなくても作れそうだったので、今度作る時は自分で作ってみようと思って、レシピを考えてみました。

材料(マフィンカップ約12個分)

・グラハムクラッカー …4枚
・バター        …大さじ2

・デビルスフードMiX
・卵
・水
・サラダ油

・マシュマロ      …6個

作り方

‐オーブンを180℃に予熱する‐

グラハムクラッカーを砕いて、とかしたバターを加えて混ぜ、カップケーキの型の底に敷く。
デビルスフードのケーキMIXの半量~2/3量をMIXの箱の指示通りにケーキの生地を作る。
①のカップの1/3まで、②のケーキ生地を入れる。
③の生地の上に半分にカットしたマシュマロを乗せる。
残りのケーキ生地をマシュマロが隠れるように④のカップに流して、180℃のオーブンで20分くらい焼く。
ケーキの生地が完全に焼けたら、オーブンから取り出し、20分くらい冷まして型から外す。

デビルスフード・ケーキの生地を手作りする場合のレシピは続きを読むから…

続きを読む "スモア・カップケーキ"

| | コメント (2)

2015年4月13日 (月)

発達障害の感覚(私個人の場合)

001s 1つ前の誤信念課題についての記事を書く時に、過去に書いた誤信念課題の記事を遡って読んでいたら、コメントのお返事に「いつか、自分の知覚と感覚の違いについて記事にしますね~」と書いてあったのに、すっかり忘れていたことを発見。

Σ(|||▽||| )ガーン

 該当の記事をUPしてから、1年以上も経っている…
今回は忘れないうちに、すぐに記事にすることにしました。

 タイトルは「発達障害の感覚」なのだけれど、私個人の(しかも、疑いがあるだけで正式な診断は受けていない)体験なので、1つのサンプル程度と考えてもらうと助かります。

008s 私は子どもの頃(今も少しそうだけれど)、激しい好き嫌いと言うか、どうしても我慢できない感覚がいくつもありました。

 その中で最も顕著だったのは触覚(皮膚の感覚)です。

 まず、衣服に使われている素材で、ウールは全滅でした。
 毛糸のセーターが着られないと言うだけのものではなくて、ウール混紡の布も全てダメ。
 特に肌に直に当たるものはウール素材だけでなく、綿素材でもダメな事がありました。
 それらの素材はかなり強い刺激で、(精神的なものもあったとは思うのですが)長時間着ていると皮膚が真っ赤に腫れ上がったり、 蕁麻疹のようなものが出たので、親も無理して着せることはなかったです。

 同じ衣服に関する感覚のトラブルで、なかなか理解してもらえなかったのが密着感のあるものでした。
 ジャージや水着やタイツなどのニット素材で着ていて圧迫感のあるもので、着ていると息苦しく感じました。
 ウール製品と同じように肌に直接触れるものが最も苦手で、冬用肌着が手を通すこともできず、冬でも夏用の袖なしの化繊のスリップを着ていました。
 同じような感覚で重ね着も苦手でした。
重ね着をすることで肌に圧迫感を感じるためで、ズボンを履くと腰の周りに下着+シャツが押し付けられたような感じになり、スカートで済む時は出来るだけスカート(出来たらワンピース)で過ごすのが好きでした。
 こちらの方は、蕁麻疹がでることはなかったので、親に何度説明しても(幼児期だったので的確に説明できるわけもなく)わかってもらえませんでした。

004s 衣類の他の触覚では、手のひらが乾燥するのが苦手で、乾燥する冬場は頻繁に手を洗ってきちんと拭かなかったので酷い手荒れになっても手洗いがやめられない。
 にも関わらず、ハンドクリームなどの油分を含む物の感触が苦手(+油分独特の臭いが苦手)で、手入れが出来ない状態でした。

 他にもパウダー状(ある一定の粒子の大きさで、それよりも大きいものは平気)のものに触るのが苦手で、(たとえ塊になっていても)チョークに触るのが鳥肌が立つくらい嫌でした。

009s 上でも少し触れたように、嗅覚も過敏で、食用以外の油分(正確に言うと鉱物油?)を含んだものの匂いが苦手でした。
 石鹸とか、ハンドクリームとか、乳液とか、リップクリーム、大人のつけているお化粧の匂い、香料が添加されているので匂いは様々ですが、ベースになっている独特の油分の共通の臭いが嫌いで(でも、他の人にいくら説明してもわかってもらえない)、油粘土を使う工作の時間は極力触らないようにしていたし、教室中がその臭いが充満するのが耐えられませんでした。

 嗅覚については、他にも他の人に説明しても理解してもらえなかったものはあるのですが、挙げていくと長くなるのでこの辺で…

011s ウールが着られないなどの触覚の過敏さがある一方で、ある一定の年齢に達するまで痛覚をあまり感じない鈍感さもありました。
 極度に緊張していると痛みを感じないことがある感じで、誰かに叩かれたり殴られたりしても、怪我をしても今感じるほどに痛みを感じませんでした。

 小さい頃から体のバランス感覚と言うのか運動神経と言うのか、その辺の感覚の鈍感さ(ぎこちなさ)がありました。
 一言で言ってしまえば、「運動神経が鈍い」と、いう事なのでしょう、お蔭でよく転んだり怪我も多かったのですが、痛覚が鈍かったため痛みをあまり感じない。
 痛みを感じる力が鈍いため、普通ならそうなる前に痛みで気が付いて止めたり避けたりできそうな状況でブレーキがかからずに、脱臼や骨折も繰り返しています。

 感覚の過敏さも鈍さも、他の人に話しても理解してもらえない共通点があって、親には「どうしてそうなのか?」と、不思議がられました。
 お蔭で自分は変(特殊)なんだと、早くから気が付くことができて結果的に良かったのかも…

 今回は主に感覚の違いについて書きました。他にも視覚や記憶や情報の整理の仕方など、ちょっと普通の人と違うらしい…という経験はしてきたのですが、長くなるので機会があれば何回かに分けて記事にしていければと思います。
 

 

 

| | コメント (7)

2015年4月10日 (金)

心の理論の欠如(誤信念課題3)
共感だけならサルにもできる

001s 最近、と話をしていて話がかみ合わない、理論的な説明が通じないなぁ…と激しく感じます。

(←玄関ホールのイースターの飾り
記事の内容とは関係ないです。)

 以前の記事にも書いたように、は自己と他者の区別が曖昧、多角的視点で物事を見ることができない、などの問題?または課題?(本人は問題だと思っていないところが大問題なのだけれど…)を抱えています。

 006s似たような問題を怪獣も抱えていて、「親子だなぁ…」と、感じるものの、(以前にやった誤信念課題の結果が示すように)、怪獣の方がまだ改善の可能性はありそうだと考えています。

 この記事のタイトルの『心の理論』は、他者が自分とは異なる考えを持つことを認識できる、他者の気持ちや考えを推察する、能力のことで、発達障害(特に自閉症スペクトラム)は、『心の理論』が障害されている(未発達)と言われています。

 『心の論理』の有無を調べるための課題が以前の記事で紹介した誤信念課題です。

075s_2 怪獣を観察していて面白いなと思うことは、外から見ただけでは、は『心の論理』を獲得しているように見える(本人もそう思っている)が、実はできていないのに対し、怪獣は明らかに発達障害とわかるけれど、『心の論理』の元になるような能力は身につけていることです。

あるように見せかけてない←詐欺じゃん
怪獣ないように見えるけれどゼロではなく少し持っている

 (おそらく)怪獣よりも深刻な『心の理論』の問題を抱えているだろうが、気が付かれる事なし(本人も気が付かず)に40年以上生きて来れたのは、おそらく共感力と定型の人に近い知覚や感覚を持っていたためだと思われます。

 『共感力』というと、世間一般には相手の立場になって理解し、考えることのできる能力、と考えられています。

 もしそうなら、「共感力=心の理論」と言えそうですが、実は『共感力』と『心の理論』には重要な違いがあるのです。

079s_2 『心の理論』は他者が自分とは異なるという事が前提ですが、『共感力』は自分と相手の心的内容(欲求・意図・知識・信念・感情)など共通点を持つ時のみに働くことです。

 簡単に言っちゃうと、共感力的な考え方だと「自分がこう考えて(感じて)いるのだから、相手も同じように考えて(感じて)いるはずだ」と思ってしまうことです。
 例えば、仲間を慰めたり助けたりしようとする行動などで、これらは、チンパンジーやニホンザルなどの高等類人猿や心の論理の獲得前の幼少期の人間にもみられる行動です。

 一方、心の論理は客観的な知性やある程度の認知の発達が必要で、人間のみにしか獲得できない能力らしいです。

 に、
「ちょっとは、こっちの立場も考えてよ~」
と、注文をつけると、
相手の気持ちや考えになって考えるのではなく、文字通り、相手の状況に自分の価値観を当てはめて考えてしまう
 それがたまたま一致している時は問題がないのだけれど、一致していない時はトラブルが起こってしまう。

066s 本人は相手の立場になって考えたつもりなので、トラブルになった時になぜそうなったかが理解できない

 私は子どもの頃から、ウールのセーターが着られないなど、感覚や知覚が定型の人とはかなり違ったため、自己と他己の違いに早くから気が付くことが出来たのですが、の場合はたまたま定型の人と似た感覚や知覚をもっていたため、共感力のみでも今まで何とか生活出来てしまい、心の理論を獲得するチャンスがなかったように思えます。

私:「こっちの立場も考えてよ~」
夫:「考えたけれど、理解できないからお前がおかしい!」
私:「そうじゃなくてさ…」
夫:「俺が間違ってると思うなら、他の人に聞いてみろ。」
私:「価値観に正解も間違いもないんだよ…」

上記のような犬も食わないような喧嘩が繰り広げられる度、
(それが出来ないのが、発達障害の特徴だと分かっていても、)
何とか心の理論を身につけてもらう方法はないものか…と、思う。

よ、「共感だけならサルにもできる。」のだよ。

 

| | コメント (6)

2015年4月 7日 (火)

イースター2015

049s_2 今年のイースターは4月5日でした。

(↑イースターに使ったテーブルセッティング)

 今年のイースターはディナーを作ろうかどうか迷っていたのですが、3月29日にの職場の方をお招きしてイースターの食事をして、イースター当日は家族でディナーを食べることにしました。

008s(↑3月29日のイースターディナー)

3月29日のメニューは、
・デビルズ・エッグ
・オルゾ(パスタ)‐グレープサラダ
・ポテトとアーティチョークのグラタン
・ロースト・スナップエンドウ
・アップリコット・オレンジ・ローズマリー・ポークロースト(メイン)
・ディナーロール
・ピーチコブラー&アイスクリーム(デザート)
でした。

015s(↑一人分を取り分けたところ)

017s(↑デザート一人分)

 イースター当日の朝は雪が降りましたが、午後には天気も回復して晴れました。
 夕方にPさん夫婦が、ランゲージ・エクスチェンジにきたので、一緒にディナーを食べました。
(Pさん夫婦は来る前に夕食を食べてしまっていたため、旦那さんは二度目の夕食。奥さんはデザートだけ食べました。)

026s(↑4月5日のイースターディナー)

4月5日のメニューは、
・スプリング・サラダ
・ローストビーフ・ミントソース添え(メイン)
・ロースト・スナップえんどう
・マッシュポテト
・ディナーロール
・レモンケーキ・クリームチーズレモンフロスティング(デザート)

029s(↑一人分を取り分けたところ)

 4月5日は家族だけイースター・ディナーの予定だったので、品数を減らして、料理も簡単なものにしました。

033s(↑デザート、一人分。
レモンケーキ・クリームチーズレモンフロスティング)

| | コメント (3)

2015年4月 4日 (土)

IEPミーティング2015

026s 3月の末ごろに寒さが戻って小雪が舞っていたけれど、降雪量が少なくて積もるほどではない天気が続いていた。
 3月31日の朝、起きてみると雪が積もっていた。
o(;△;)ウワ~ン
3月最後の日のダメ押しの雪~
気温は0℃と高かったため、水分の多いずっしりと重い雪で、雪かきが腰にきました。

 話は本題ですが、先週の木曜日(26日)に、怪獣のIEPミーティングがあった。
怪獣は今年の6月に高校を卒業するので、これが最後のIEPミーティングになる。
(アメリカは高校までが義務教育なので、IEPも高校を卒業すると終了になる。)

044s 今年は卒業なので、IEPミーティングはないと思っていたのですが、先々週の金曜日(20日)、IEPのリーダーの先生から電話がかかって来て、
「26日のお昼にIEPミーティングを開くので参加してください。」
と、言われた。
 去年もそうだったのだけれど、うちのIEPのリーダーの先生は、普段の親との連絡ややり取りは全くなしで、唐突にミーティングの連絡をしてくる。
 怪獣とはこまめに接触しているのだけれど、怪獣が学校で起こったことを全く話さないので、親とIEPのリーダーの先生の接点は、年に1回のIEPミーティングだけ。

 日本だと学校と保護者との連携がかなり密なんだろうけれど、アメリカは14歳以上になるとIEPの意思決定に子どもも参加するようになり(うちの怪獣の場合はその場にいて座っているだけなんだけれど)、問題があったり保護者側が連絡を取らない限り、IEPの先生方との接点は少なくなってくる。

037s 今回のミーティングでは高校を卒業してからの進路について、主に話し合われました。
以前に応募した就労援助プログラムにも参加が認められて、就労や進学なども含めて話し合いがすすめられました。
(就労援助プログラムについては、長くなるので、いつか別の記事で書きたいと思います。)

 進路については、怪獣はCG(コンピュータ・グラフィック)やコンピュータ・アニメーションやゲームのストーリーライターなどの、クリエイティブ系の進路を希望しているのですが、これらの職種はチームでコミュニケーションを取りながら仕事を進めていかなければならないため、コミュニケーションが苦手な怪獣にとっては、不利な上に、希望者が多い職業なので競争に勝ち残って仕事をしていくのは難しいだろうと言うことでした。

 数学のACTテストでの成績が全国偏差で76パーセンタイル、理系科目の成績も全国で60パーセンタイルを超えていることから、同じコンピュータのグラフィック・スキルでもCADオペレーターなどの就職を目標にしていく方向で決まりました。
(CGなどは、趣味や副業でも出来るので、とにかく経済的自立を目指そうという事らしいです。)

051s また、就労援助プログラムとは別に、企業出資の奨学金制度があって、エンジニア系の学生の大学や短大の学費や費用を出す代わりに、卒業後は奨学金を出した企業に就職してもらう制度もあって、申し込んできた学生はテストを受けて条件を満たせば、奨学金が受けられる上に、卒業後の就職先も保証される。
 テストは数学と理系のテストで、怪獣は合格できる可能性が高いので、ぜひ申し込んでみるように勧められました。

054s 今回のIEPミーティングには、最近知り合いになった元ソーシャルワーカーさんも付き添ってくれました。
 彼女は最近病気で仕事を辞めたのだけれど、以前は障碍者の支援をする仕事をしていて、怪獣が申し込んだ就労援助プログラムについても先生方以上に良く知っていました。

 先生方も元ソーシャルワーカーさんの参加を歓迎してくれて、これから怪獣のIEPの意思決定に元ソーシャルワーカーさんも加わったり、IEPの先生方が直接元ソーシャルワーカーさんに連絡を取れるように、手続きの書類にサインをしてIEPミーティングはお開きになりました。

 IEPミーティングが終わった後、学校のソーシャルワーカーさんと卒業までの間に、今回IEPミーティングで決まったことの進捗状況を確認するためのミーティングを開く約束をして学校を後にしました。

| | コメント (4)

2015年4月 1日 (水)

鍵泥棒のメソッド
Key of Life

Dsc04085s 今日は、エイプリルフール。
エイプリルフールに記事をUPするのは気が進まなかったけれど、今日は3日に一度のローテーションの日なので、嘘に関連する映画のリビューを書くことにした。
(嘘がテーマの映画ではないけれど…)

 「鍵泥棒のメソッド」は2012年の日本映画。
英語圏ではKey of Lifeと言う題で、DVDが出ています。

Dsc04100s 売れない役者の桜井武史(堺雅人)は、家賃や税金も滞納する貧乏暮らし。
 遺書を書いて、首つり自殺を企てるが失敗。
 やけくそになって、ほとんど空の財布から見つけた銭湯のクーポン券を使うべく、お風呂屋に出かける。

Image2 山崎信一郎(香川照之)はコンドウと言う名前で極秘にプロの殺し屋をやっていて、跡形もなく人を消せると評判。

 工藤(荒川良々)に頼まれてとある会社の社長を殺したあと、渋滞に巻き込まれていた時に、殺害の時に時計についた血が気になって、近くの銭湯に入る。

 桜井と山崎は、たまたま銭湯の脱衣所のロッカーで隣同士になり、桜井は山崎の羽振りの良さそうな様子を横目で観察している。

Image3 山崎が洗い場で足を滑らせて頭を打ち、意識がなくなっているのをいいことに、桜井は自分のロッカーの鍵と山崎のロッカーの鍵をすり替える。

 意識を失った山崎は、桜井のロッカーの私物と共に救急車で病院に運ばれていく。

 山崎のロッカーの中のものを手に入れた桜井は、山崎の金を勝手に使い、友達の借金を返したり、自分の新しい服を買ったりする。

 お金を使ってしまった謝罪と山崎のものを返しに病院に行った桜井は、山崎が記憶喪失になってしまったことを知り、入れ替わっていることを内緒にする事に決めて、病院を立ち去る。

Image1 一方、記憶を失くしてしまった山崎は、自分が桜井だと思い込む。
 病院から退院する時に、道を聞くために水島香苗(広末涼子)に声をかける。
 香苗は雑誌の編集長をしていて、山崎が記憶喪失であることを知り、同情して世話を焼くために時々山崎を訪れるようになる。

 自分を桜井だと思っている山崎は、オーディションに出かけたり役者としての生活をはじめる。

 そのころ、すり替わった桜井は工藤と名乗る男から、この間殺しを依頼した社長の愛人を殺してくれと依頼を受け、山崎がコンドウと言う名で殺し屋をしていたことを知る。

Dsc04099s_4 この作品は、図書館の外国語の映画のセクションから借りて来て観ました。

 図書館からは以前にも、「おくりびと」や「Shall We Dance?」や「そして父になる」を借りて観たことがあるのですが、置いてある作品は必ずしも日本で話題になった作品とは限らず、どういう基準で図書館が購入するのかは謎です。

| | コメント (2)

« 2015年3月 | トップページ | 2015年5月 »