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2016年1月31日 (日)

She's the Man
アメリカン・ピーチパイ

Dsc06386s She's the Manは2006年のアメリカのロマンティックコメディ(ラブコメ)。
邦題は「アメリカン・ピーチパイ」で劇場未公開。

 2つ前の記事で十二夜について書いたので、シェークスピアの「十二夜」の映画版を観たくて探したら、「十二夜」を元にした現代版リメイクの"She's the Man"を見つけたので図書館で借りだして来ました。

 現代版にリメイクされているものの、あらすじも主な登場人物の名前もほぼ、シェークスピアの原作と一緒。

Image3(←上:セバスチャン
中:ヴァイオラ
下:ジャスティン)

 セバスチャン(ジェイムズ・カーク)とヴァイオラ(アマンダ・バインズ)は双子の兄妹。
 ヴァイオラはコーンウォール 高校の女子サッカーチームにいたが、廃部になってしまったため、男子サッカーチームの入部テストを受けようとするが、コーチに断られ、男子サッカーチームのゴールキーパーでキャプテンをしているヴァイオラの彼氏のジャスティン(ロバート・ホフマン)にも、馬鹿にされる。

 セバスチャンは音楽をやっていて、学校をさぼりすぎてコンウォールを退学になってしまい、新学期からイリリア高校に転校する事になっていた。
 にもかかわらず、セバスチャンは新学期が始まる前に音楽フェスティバルに出るためロンドンに行ってしまい、新学期早々2週間欠席するので、母には離婚して別居している父の所へ行っていることにして、学校には病気だと伝えてくれとヴァイオラに頼む。

Image1(←上:変装前
下:変装後)

 ヴァイオラはコンウォールとイリリアがサッカーのライバルであることに目をつけて、自分の入部テストを断って馬鹿にしたコンウォールの男子サッカーチームとコーチの鼻を明かすために、セバスチャンに化けてイリリアの男子サッカーチームに入部し、コンウォールとの対戦で負かすリベンジを計画。
 友人で美容師のポール(ジョナサン・サドウスキー)や友達のキアやイヴォンヌの助けも借りて、セバスチャンにそっくりに変装し、イリリア高校に潜り込む。

Dsc06397s(←ポール)

 イリリアは全寮制の学校で、ヴァイオラの変装した偽セバスチャンのルームメイトは、サッカーチームのキャプテン、デューク・オーシーノ(チャニング・ティータム)だった。

Image4(←上:デューク
下:セバスチャンに変装したヴァイオラとデューク)

 デュークはオリビア(ローラー・ラムジー)に思いを寄せていて、科学のクラスでオリビアと実験のペアが当たった偽セバスチャンにとりなしを頼む代わりに、偽セバスチャンをコンウォールとの試合に参加できるように特訓すると取引を持ち掛ける。

 特にデュークに何の感情もなかったヴァイオラはデュークの取引に乗ることにしたのだが、一緒に時間を過ごすうちに次第にデュークに惹かれていく。

 一方、オリビアは女心を理解してくれる偽セバスチャンに好意を持っていて、3人は一方通行の三角関係に陥ってしまう。

Image2(←上:オリビア
下:セバスチャンに変装したヴァイオラとオリビア)

 そんな時に、本物のセバスチャンが予定よりも1日早くイギリスから戻って来る。

 セバスチャンが帰って来たことを知らないヴァイオラはそのままセバスチャンのふりを続け、2人のセバスチャンが存在する事になり、状況は更にややこしい事に…

 その後の大まかな展開も結末も、ほぼシェークスピアの原作通り。

Image5 原作を知っていても、ギャグやジョークや乱闘シーンなどは面白く十分楽しめる映画で、「十二夜」の原作を知らない怪獣も大笑いして見ていました。
 今まで「十二夜」の映画版に失望していた私は、この作品もあまり期待しないで観たけれど、思ったより面白く見られたのが意外でした。

 原作は(俳優の顔が遠目にしか見えない)舞台のために書かれた作品なので、(顔が大写しになる)映画だとセバスチャンとセバスチャンに変装したヴァイオラの違いが際立ってしまって、映画というメディアは男女の双子ものには向かないのだろうと思います。
 この映画でも、セバスチャンとヴァイオラは身長も体型も違っていて、2人一緒でなくて別々に映っていても、全くの別人だとわかる程でした(なのに他の俳優は、見分けがつかない演技をしているのが何となく白ける感じ)。
 映画にするならいっそのこと、ヴァイオラとセバスチャンをダブルキャストで同じ女優にやらせてしまった方が良かったような気もしました。
(観衆には入れ替わりが分かるように、違う服を着せれば上手く行きそうな気がするのですが…)

 余談だけれど、この作品の中の、チャニング・ティータムはしかめっ面か、極度におちゃらけているかどちらかで、ギャップが面白かった。
 また、チャニング・ティータムが撮影中サッカーの訓練を積んで、ゲームのシーンなどでもスタントを使わず、自力で演じているところも格好良かった。
 チャニング・ティータムファンの人にはお勧めの作品かも…

 

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