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2016年6月 4日 (土)

置き去り後行方不明事件について2
アメリカでの報道に対する反応

Imageyahoo1 ひとつ前の記事に書いた事件で行方不明になっていた男の子が無事見つかった。

 日本国内だけでなく、海外にまで報道されて海外でもこの事件について議論になっていた。

 昨日(日本時間の6月3日)の朝、見つかって元気でいることが報道されると、数時間以内にアメリカでも無事保護の報道が色々なメディアでされた。

 画像はアメリカYahoo!のスマホ版の記事。
画像のYahoo!の記事にもたくさんコメントがついていて、

・人食い熊のうようよいる森に置き去りにするなんて、狂っている。

・誰がそんなに早く子どもがいなくなるって予測できたんだよ。

・ダメかと思っていたので見つかってハッピーエンドでよかった。

・俺の悪い予感が外れて、物凄くうれしい。

・森の中で6日間も生き延びるなんて、奇跡だとおもう。

・普通の子どもなら置き去りにされた場所からすぐには動かないのに、この子はすぐにどこかへ行ってしまった。
相当わんぱくな子だと思う。

・人や車に石を投げるような問題を抱えているなら、セラピーに通ったほうがいい。

・さあこれから、親子でセラピーを受ける時間だ。

・この経験から、この子には石を投げてはいけないことをしっかり学んでほしい。

・この子は、これからは親の言いつけを守るようになるんじゃないか?

・こんな恐ろしい親の元に子どもを戻すなんて馬鹿げてる。親権をはく奪すべきだ。子どもは戻りたいといっていたとしても、ストックホルム・シンドロームにかかってるだけだ。

・私はこの親の正しいことを教えようと努力した事には敬意を払うわ。子どもの間違いは正されなくてはいけない。

・彼の6日間の冒険を読んでみたい。

・ディズニーのシナリオライターがすでに原稿を書き始めているよ。

とか、

・自分もネバダの砂漠の真ん中で親を怒らせて兄弟と一緒に車からおろされて置き去りにされたことがある、ほんの数分で親は戻ってきたけれど、あの時は永遠のように感じた。

・自分も置き去りにされたことはあるが、街の中だった。

など、自分の経験を交えたコメントや、

・ゴリラの檻に子どもが入るのを放置してゴリラを殺させた親よりはずっとまし。

・この日本人の父親ははメディアの前で全世界の人に向けて謝っているのに、ゴリラの檻に子どもを入れた親は、事故だったと開き直って謝りもしない。日本の文化の良いところをアメリカも見習うべきだ。

など、最近ゴリラの檻に子どもが入ってしまったため、子どもの安全のために希少種のゴリラを射殺した事件に絡めてコメントする人や、

このYahoo!の記事のライターが、「日本には子供の躾に甘く子どもをダメにしているというが評判ある」と書いたため、

・自分が子供の頃は親にベルトで叩かれるという体罰が一般的で、自分もそれが凄く嫌だったが、今は親に感謝している。
今のアメリカの親は、子どもをちゃんと躾できずに子どもをのさばらせており、それが社会に迷惑をかけている。

・日本の子供が甘やかされているとは思えない。むしろ逆じゃないのか?

・日本が子どものマナーに厳格でなく、甘いという評判だって?それは全く事実と反する。

・日本の犯罪率が世界で最も低いのは親がちゃんと躾をしてるからだ。日本の集団を第一に考える文化と比べて、アメリカの「私が一番」という考えが、親を敬わない子どもを作り上げるんだ。

・著者は日本と中国を勘違いしてるんじゃない?

と、反論のコメントも多かった。

他にも、アメリカと日本の考え方の違いを比べるコメントも多かった。
日本では「躾vs虐待」がコメントや議論に多くでてきた言葉だけれど、アメリカでは「子どもの個人の権利」という言葉がコメントの中に散見された。

 それにしても、大きな健康上の問題もなく、無事に見つかって良かった。
 いつもはかかってるはずの待避所の鍵が開いていたり、森を適当に歩いていて建物のある場所まで辿り着けたり、たまたま雨が降っていたので施設を利用しようとした隊員に発見されたり、本当にこの子は最強に運が良かったのじゃないかと思う。

 今は無事に見つかった喜びで、行方不明だった子にたいしてお小言をいう人はいないだろうと思うけれど、今後この子がヒーローに祭り上げられることなく、ちゃんと周りが対応して、この子が十分に反省して学ぶ機会になるといいと思う。
 親にとってはこれからが、躾の正念場かなぁ…

 

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コメント

>ゆ~さん

 訪問&コメントありがとうございます。

 日本では躾について大論争になっているみたいですね。
 この事件に関わらず、日本のツイートやコメントは、非難調のものが多いような気がします。
 特に匿名性の高いものは、批判が辛辣なような気がします。
 

 


>松Gさん

 こんにちは~
訪問&コメントありがとうございます。

 アメリカの駐在員の子女は、いつか日本に帰るのが決まっているので、日本の社会の習慣や価値観から離れてしまうと、戻った後が大変ですよね。

 私はアメリカに住む前までは、アメリカという国があまり好きではなかったんですよ。
 住み始めてからも、アメリカのアバウトさに驚きました。
 でも、アバウトな反面懐の深さもある国なので、今は慣れてストレスなしで暮らせるようになりました。
 子の状態で日本に帰ったら窮屈に感じるのかな?

投稿: yuuki | 2016年6月 8日 (水) 08時11分

こんにちは。
私的にはアメリカらしい光景かなと感じました。
自己責任、個人尊重が表れていますよね。
対して日本は集団的、社会的な面が強いのかと。
アメリカの駐在員たちはこういった点で子女の教育に悩む人が多いです。

投稿: 松G | 2016年6月 4日 (土) 16時40分

アメリカの人たちのコメントは真剣で、どれも的を射ているように思えます。相反するような意見でも真面目に考えてくれているので気持ちがいいです。掲載ありがとうございます。
日本ではコメンテータが登場して決めつけてしまうか、人の気持ちを逆なでするようなツイートが多いですね。
いずれにしろこの家族にとってはこれからが正念場ですよね。 ゆ~

投稿: ゆ~ | 2016年6月 4日 (土) 10時38分

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