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2017年6月 8日 (木)

The Light Between Oceans
光をくれた人

Dsc09609s The Light Between Oceansは2016年の映画で、M. L.ステッドマンの小説"The Light Between Oceans"(「海を照らす光」)を基にした作品。

 邦題は『光をくれた人』で日本では2017年5月26日に公開された。

 この作品は図書館で見かけて灯台守の話しなので、(灯台巡りが好きな私は)面白そうだと思って借りてきた。

Image7 ストーリーは、第一次世界大戦の元兵士のトム・シェアボーン(マイケル・ファスベンダー)は、西オーストラリアの海岸近くにあるヤヌス岩礁の離れ島の灯台に短期間の灯台守として赴任してくる。

 主な仕事は灯台の管理と遭難者の救助で、島には灯台と灯台守の住宅しかなく、近くの対岸の町Partageuse(小説に出てくる架空の町)から定期的に物資の輸送があるだけで、通信手段はモールス信号のみの孤独な生活。

Image6 短期の灯台守の仕事の後、トムは別の仕事に転勤できるはずだったが、短気赴任後に希望していた職の空きがないため、灯台守の仕事の期間が更に3年延長される。

 トムはPartageuseの町に住むイザベル・グレイズマーク(アリシア・ウィキャンデル)と恋に落ちて1921年に結婚し、孤島の灯台守の住宅で2人きりの新婚生活を始める。
 結婚後3年間の間にイザベルは2度妊娠するが、1回目は流産、2回目は早産で子どもを亡くしてしまう。

Image4s イザベルが2度目の子どもを早産でなくした直後に、手漕ぎボートが島の近くに漂流して来て、灯台近くの海岸に打ち上げられる。

 トムがボートに近寄ってビーチに引き上げると、中には泣いている生まれたばかりの赤ん坊がいて、傍には男性がいたが男性は既に亡くなっていた。

 新生児は女の子で、早産で子供を亡くしたばかりのイザベルは、子どもを亡くした私たち夫婦に神様が送ってくれたのだと信じこんでしまって、漂流してきた赤ん坊に執着して手放そうとしない。

 灯台守として漂流者がいたことを報告しなくては…と言うトムと、ボートが流れ着いたことは黙っていればわからないし、亡くなった男の人は埋葬して、私たちの赤ちゃんが早めに生まれたと言えばいいと主張するイザベル。

Image1 トムは報告して正式に養子に申し込めばいいと提案するが、イザベルはこんな学校も病院も教会もない孤島の灯台に住む夫婦に養子の許可はおりないし、報告したら赤ちゃんは取り上げられて孤児院に入れられてしまう、と泣きながらうったえる。
 トムは報告するか黙っているかの間で葛藤する…

 この映画はと私の3人で鑑賞したのですが、映画を観終わって(男性)vsと私(女性)で意見(感想)が割れたのが興味深かった。
 意見の違いの内容の詳しくはネタバレになっちゃうから書けないのだけれど、(倫理のクラスを取ったによると、)男性は法(規則)に忠実であろうとするし、女性は他にも方法があるのではないかと考える傾向が強いらしい。

Image3s の倫理のクラスで、
『ある男性が貧乏で病気の奥さんの薬を買うお金がなくて、薬屋に押し入って薬を盗んだ』という設定で、「生徒にこの男性について倫理的にどう思いますか?」という質問をしたら、
男生徒は「薬を盗んだ男性は、法の裁きを受けても仕方がない」と答えたのに対して、
女生徒は「盗むのではなくて他にも方法があった」と意見が男女できれいに割れたらしい。 

 この作品は面白可笑しい娯楽的要素はないけれど、男女の違いやそれぞれの心の葛藤が描き出されていて良い作品でした。

 異性と一緒に観て感想を話しあうのも面白いかも…と、思った作品でした。
 

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