娘、遭難者捜索の通訳をする。
今週の日曜日に、税金の申告をしようと思って、他州に住む娘(大学で会計学専攻だった)に電話をかけるも、留守電ばかりで繋がらなかった。
(↑遭難した場所ではないですが、比較的近くのZion National Parkの画像)
夜になって娘から折り返しの電話があって、知り合いから頼まれて日本人行方不明者の捜索の通訳をして欲しいと頼まれて、電話で通訳していたと話していました。
何でも、先週の土曜日、日本人2人ががユタ州とアリゾナ州の州境で遭難して、そのうち一人は日曜日の午後にレスキュー隊に見つかって保護されたのだけれど、もう一人が行方不明のまま。
遭難の状況を見つかった日本人に聞いたのだけれど、英語で上手くコミュニケーションが取れなくて、電話で通訳してもらえないかと娘の知り合いに連絡が来たそうです。
その知り合いの方はレスキュー隊員の友人で、若い頃日本に住んでいたので通訳できるのではないかと打診があったそうなのですが、日本語の聴き取りはできても、英語を日本語に通訳することが出来なかったので、娘に依頼が回って来たそうです。
税金の申告の手伝いは出来るけれど、レスキュー隊員から連絡があれば電話はいったん切って、捜索の通訳をするかも知れないと話していました。
(娘からの折り返しの電話はこちらの夜にかかって来たけれど、私の住んでいる州と娘の住んでいる州とは2時間の時差があり、遭難した現場とは3時間の時差があってまだ捜索中だった。)
税金の申告の作業を進めていたら、途中でレスキュー隊員から連絡があり、娘は通訳をするために私たちとの電話を切りました。
1時間後くらいに娘が電話をかけなおして来ました。
娘の話によると、
遭難した方たちは、日帰りのハイキングの予定だったので、寝袋などのキャンプ用品ももっていないし、服なども軽装備で防寒具などは持っていないと言う事でした。
現地の最低気温が0℃と、防寒装備なしでは厳しい状況です。
見つかった方は凍えないように一晩中ラジオ体操をして体を動かしていて、眠っていないのでとても疲れていたようでした。
日曜日は行方不明の方は見つからず、夜になって捜索は一時中断、月曜日の朝から捜索再開だそうです。
行方不明の方が無事に見つかるといいのですが…
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