クラウドストライク・ショック
先週の金曜日(7月19日)にWindowsのOSを搭載したコンピュータ端末の一部がブルースクリーンになるなどして使えなくなってしまう問題が全世界で起こって、工場のラインが止まったり、フライトに欠航が出たり、銀行やお店でのオンライン取引ができなくなる障害が発生しました。
問題が起こった当初は「サイバーアタックか?」と騒がれていたけれど、その日の夕方にはクラウドストライクが提供しているセキュリティーソフトのWindows版アップデートに欠陥があって、発生してしまった障害だと言う事が判明していました。
私が通うボランティア先でも、1台のコンピュータ以外は全て動かなくなっていて、建物に入る時の身分証明のバーコードの読み取りができなくなっていて、入り口で人間が身分証を一人一人チェックしていました。
また、物品の管理も出来なくなっていて、紙に手書きの昔ながらの方法で管理していました。
クラウドストライク社とマイクロソフト社が、「問題を修正した」と発表があったけれども、私のボランティア先ではPCを立ち上げると「Windowsのバージョンが適正ではありません」のメッセージがでて、ログインできなかったそうです。
全世界で障害が起こって重大な影響が出たため、アメリカの下院のホームランドセキュリティー(国土安全保障委員会)は22日に、クラウドストライク社のCEO(最高経営責任者)のジョージ・カーツ氏を公聴会で証言するように要請したらしいです。
世界でこれだけの影響が出ているのだから、「問題は修正しました、すみませんでした」の謝罪だけでは済まないよねぇ…
それにしても、なんでこんなバグが出ちゃったのだろう?アップデートを配布する前に何度も試験はしているだろうに…
余談:
今日の記事に使っている画像は、記事の内容とは全く関連がないです。
この間の記事に、夏の飾りつけをしたスーパーカブの画像を載せたのですが、その後造花のフラワーレイを買ってきて飾りつけに加えて再撮影しました。
撮りなおしした方の画像だけのために記事を書くのは面倒だったので、内容とは関係はないけれど今日の記事に使う事にしました。
| 固定リンク | 7
コメント