ミズーリ州へドライブ旅行4-マネーミュージアムー
マネー・ミュージアムはFederal Reserve Bank of Kansas City(カンサスシティ連邦準備銀行)の一角にあるお金に関する小さなミュージアムで、WWⅠミュージアムから徒歩5分くらいの場所にあります。
(↑入口を入った所にある看板)
入場料は無料ですが、入り口に警官が常駐していて、運転免許証の裏の2次元コードをスキャナーで読み取って、空港の保安検査のような身体検査と手荷物をX線で検査してやっと入場できました。
館内に入場すると、ハリー・S・トルーマンのコインのコレクションから展示がスタートします。
ここの展示も特に順番は決められていないので、展示の間を行ったり来たりして見て回る事が出来ます。
(↑偽札と本物を見分け方のコーナー)
お金や経済に関する展示や図やグラフなどが展示されていて、面白いと思ったのは偽札の見分け方のコーナーでした。
(↑左:偽物で透かしがない。
右:本物で点線で囲った部分に人の顔の透かしが入っている)
偽造防止のために色々仕掛けがされていて興味深かったです。
(↑金塊を持ち上げる体験の出来るコーナー)
金塊を持ち上げる体験の出来るコーナーもあって、金属の持ち手の付いている透明なプラスチックの箱に入った金塊を、ショーケースに空いた穴から腕を入れて持ち上げられるようになっていました。
怪獣が挑戦してみたけれどびくとも動かず、
傍で観ていた夫が、「この金塊の入った箱、接着剤でとめられてるんじゃない?」と、言っていましたが、持ち上げる事は出来なくても、前後左右に揺するとカタカタと音がして動くので、接着剤でとめられているのではない事は分かりました。
(↑左:持ち上げる前、右:2cmくらい持ち上がったところ)
夫が挑戦すると、2cmくらい持ち上げることが出来ました。
金塊にはOZS389.27と書いてあって、多分11キロくらいなのかなぁ…
金は相場が変動するのですが、展示されている金塊は高値だと80万ドル(1億2千万円くらい?)相当の価値らしいです。
展示場の一角からは、ガラス越しにお札を保管しておく倉庫とお札をまとめてプラスチックのコンテナに積める作業をしている部屋を観ることが出来るのですが、写真撮影は禁止されていました。
(↑水色の矢印の先の廊下の突き当りがお札の保管庫)
(↑展示の一つのゲーム画面で表示されたお札の保管庫の絵、雰囲気は似ているけれど実物とは少し違う。)
お札の保管庫は↑の絵のような天井まで届く棚が何列もあって、お札の入ったコンテナをロボットのフォークリフトが積み上げ作業をしていました。(積み上げ作業をしているロボットフォークリフトは数台あって、それぞれにニックネームがついているようでした。)
お札を束ねてコンテナに入れる作業は人間が二人組でやっていました。
コンテナに入って、フォークリフトで持ち上げられているお札は、あまりに量が多すぎて、ただの紙にしか見えなくて、だんだん古紙回収の倉庫の様に見えてきました。
マネーミュージアムを一通り見学して、今回の旅行の目的のNational Frontier Trails Musiumへ向かいました。
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