映画・テレビ

2018年8月11日 (土)

Jumanji: Welcome to the Jungle
ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル

Dsc00009s 前回に引き続き今回も映画のリビュー記事です。
(他にもネタはあるのだけれど、画像の処理ができていない(;´▽`A``

 "Jumanji: Welcome to the Jungle"は、2017年のアドベンチャー・コメディー映画。
 邦題は『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』で2018年4月に劇場公開された。

 1995年のロビン・ウィリアムス主演の映画『ジュマンジ』の続編にあたる作品。

Image1 ストーリーは、1969年に『ジュマンジ』の主人公のアランとサラが川に投げ込んだボードゲーム(ジュマンジ)は1996年にある海岸に打ち上げられている所を、ジョギング途中の男性に発見され、自宅に持ちかえって息子のアレックスに渡す。

 アレックス(メイソン・グッチオー二)がゲームを開けてみるとボードゲームだった。
 テレビゲームにはまっていてボードゲームに全く興味がないアレックスは、また蓋を閉めて部屋の棚に放置。

 夜中にドラムの音で目が冷めたアレックスが音の出どころを調べると、昼間父から渡されたボードゲームだった。

Image2 蓋をあけると、今度は『Jumanji』と書かれたゲームカセットが中に入っており、興味を持ってゲーム機に入れて遊んでみることにした。

 その後何かが起こり、アレックスは行方不明になり、突然神隠しにあって消えてしまった子どの話を知らない町の人はいないくらい有名に…

 アレックスの家族の住んでいた家は荒れはてて廃墟のようになってしまい、アレックスの父だけが人目を避けて住んでいた。

 アレックスが行方不明になってから20年後、アレックスと同じ町に住む高校生のスペンサー(アレックス・ウルフ)とアンソニー(サーダリウス・ブレイン)とべサニー(マディソン・アイゼマン)とマーサ(モーガン・ターナー)の4人は高校で問題を起こし、罰を受けることになってしまう。

Image7 校長に言い渡された罰は、物置になっている部屋を今度コンピュータルームに改造するために、片づけが必要なので、部屋の片づけと部屋にある膨大な雑誌の山からホッチキスの針を取り除いてリサイクルに出す準備をするようにという事だった。

 真面目に作業をしているのは、スペンサーとマーサだけ。

 スマホ中毒で、試験中にスマホを使ってTV電話をしていて罰を受けることになったべサニーはスマホで遊んでばかりで全く作業をしない。

 アンソニーはフットボールバカで、地道に努力する事が嫌いで、部屋の中にあるガラクタを漁るだけで片づけは一切しない。

Image8 アンソニーがガラクタの中からゲームカセットのささったままの古いゲーム機を発見。

 ゲームオタクのスペンサーも興味を持ち、2人で部屋にあった古いテレビに繋いでみた。

 立ち上がったゲームソフトは『ジュマンジ』というRPG(ロール・プレイイング・ゲーム)で、面白そうだったので他の2人も誘って息抜きで数分プレーしてみることになった。

 ゲームのキャラクターは最大5人。
 そのうち1つには登録できなかったが、残りのキャラクターに登録することができたので、それぞれ4人が残りのキャラクターに適当に登録して、テレビの画面の指示通りにスタートボタンを押すと…

Image9 どこからともなくドラムの音が聞こえてきて、ゲーム機についている緑のランプが激しく明るくなり、火花らしきものまで散ってきたので、ゲームを止めるためにスペンサーが慌ててコンセントからプラグを引き抜いたのだが、テレビの画面は消えたものの、ゲーム機は動いたまま。

Image10 そうこうしているうちに、スペンサーの体が指先から溶けるように崩れ始め、アッという間に溶けた緑色の物体はゲーム機のランプに吸い込まれてしまった。

 スペンサーが消えて恐怖に震えていた3人も次々にスペンサーと同じように溶けだして、ゲーム機のランプに吸い込まれていった。

 ゲーム機に吸い込まれた4人は、気がつくとジャングルのような場所におり、4人の風貌も現実の世界にいた時の高校生の姿ではなく、それぞれがジュマンジに登録したゲームのキャラクターそのものに変わってしまっていた。

 姿だけでなく、特技や弱点までゲームのキャラクターの設定通りで、考え方や性格だけが元の高校生のままだった。

 ゲームの中に迷いこんだ4人はなんとかクリアして元の世界に戻ろうとするが…

Image5(←スペンサー
左:現実世界。
右:ジュマンジの世界のスペンサー
スモルダー・ブレイブストーン博士:ドウェイン・ジョンソン)

Image6(←アンソニー
左:現実世界。
右:ジュマンジの世界のアンソニー
フランクリン・”ムース”・フィンバー:ケヴィン・ハート)

Image4(←べサニー
左:現実世界。
右:ジュマンジの世界のベサニー
シェルドン・”シェリー”・オベロン教授:ジャック・ブラック)

Image3(←マーサ
左:現実世界。
右:ジュマンジの世界のマーサ。
ルビー・ラウンドハウス:カレン・ギラン)

Dsc00096s 1995年の『ジュマンジ』の主演だったロビン・ウィリアムスが亡くなって直後に制作が発表されたので、色々と批判もあった作品だけれど、新しい『ジュマンジ』は別の作品と割りきってみてしまえば結構面白い。

 ただ、ボードゲームがいきなりゲームカセットに変わるなど、設定上かなり無理な部分もあり、わざわざ『ジュマンジ』に拘らなくても良かったような気もした。 

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2018年8月 8日 (水)

君の膵臓をたべたい
I Want Eat Your Panceras

Dsc00054s 小説『君の膵臓をたべたい』は佐野よるのデビュー作で、2015年に双葉社から出版された。
 2016年~2017年にかけて桐原いづみ作画で『月間アクション』で連載、2017年7月に実写映画(監督:月川翔)化、2018年9月ににアニメ映画が公開予定。

 この作品を知ったのは、今年の5月に実家に帰った時に、「いい作品だから、ぜひ読んで…」と、妹から文庫本を貰ったのがきっかけ。

Img_9589j 最初にタイトルを見て、「膵臓…食べる…」と、(グロ嫌いな私は)拒否反応を起こしたけれど、妹に強く勧められたので、家に帰ってゆっくり読むか…と思っていたら、日本からアメリカへ戻る飛行機の機内エンターテイメントとして実写映画版の『I Want Eat Your Panceras』がリストに載っているのを発見。
 タイトルからして『君の膵臓をたべたい』だろう、と、思って再生してみたらやっぱり実写版だったので、日本語音声に英語字幕て鑑賞した。

Img_9585s_2 あらすじは、僕=志賀春樹(実写版:北村匠海)は、ある日病院で『共病文庫』を偶然拾って最初の部分を読んでしまう。
 『共病文庫』は膵臓病を患って余命1年と宣告された春樹のクラスメイトの山内桜良(実写版:浜辺美波)のもので、家族以外には秘密にしてあったことを知られてしまった桜良は、その後学校でもしょっちゅう春樹に声をかけてくるようになり、春樹と同じ図書委員になったり、休みの日に焼肉にでかけたり、放課後スイーツの食べ放題に付きあわせたりと春樹を連れまわすようになる。

Img_9587j 内向的で本の好きな春樹は、社交的で明るい桜良に振り回されながら、『秘密を共有する友人』として2人の奇妙な付きあいが続いていく。
 正反対の性格の2人は互いに憎まれ口をききながらも、一緒にいることに安心感や楽しさを感じ、お互いを尊敬しあうようになっていく。

Img_9586j 小説では桜良の死の直後から春樹の回想の形でストーリーが展開していくが、実写版では、大人になった春樹(小栗旬)が国語教師として母校で教えている時に、図書館の閉鎖に伴う整理があって、春樹と図書委員が本の整理をしながら、桜良の事を回想するという形になっている。

Img_9588j 私はこの作品は実写版を先に観て、小説を読んだのだけれど、実写版をみてストーリー展開がわかっていたのが、犯人を知っていて推理小説を読んでいる気分で少し感動が薄れた感じで残念だった。
 小説が先で映画が後だったら、小説と違う部分を突っ込みながら観ただろうから、実写版→小説の順番でよかったのかもしれない。

実写版の画像は映画の公式サイト『kimisui.jp』のギャラリーからの引用です。

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2018年4月21日 (土)

The Circle
ザ・サークル

Dsc00023s The Circleは2017年のアメリカのテクノ・スリラー映画。
デイヴ・エッガーズ(Dave Eggers)同名の小説を元にした作品。

 邦題は『ザ・サークル』で2017年11月に劇場公開。

 メイ・ホランド(エマ・ワトソン)はカリフォルニアで顧客の電話対応の仕事をしている。
 メイの父親ヴィニー(ビル・パクストン)は多発性硬化症を患っていて、母親のボニー(グレン・ヘドリー)が介護をしている。

Image1 ある日、メイはITテクノロジーの会社ザ・サークルに勤める友人のアニー・アラートン(カレン・ギラン)から、アニーの働いてる会社で大規模求人があり、メイを面接したいと連絡を受ける。

 顧客の電話対応の仕事にうんざりしていたメイはアニーの誘いに喜んで応じ、面接を受けて、カスタマー・エクスピアレンスというポジションに就職することになる。

Image2 ザ・サークルは変わった会社で、小さな社会のように宗教家から科学者や技術者まで色々な分野の社員を採用していて、寮のような住宅で寝起きしていて、社員それぞれがSNSでつながって情報を共有している。

 メイがザ・サークルに入社した直後、CEOの一人イーモン・ベイリー(トム・ハンクス)は社員の集会で、ザ・サークルが開発したメンテナンスやランニングコストが殆どかからない小型のカメラをありとあらゆる場所に設置し、リアルタイムで中継をするというSeeChangeというシステムを構築すると発表し、社員の熱烈な支持を受ける。

 メイはザ・サークルでの最初の週を終え、週末は両親と過ごすために実家に戻り、週明けに会社に戻ると、2人の社員がやって来て、金曜日に退社して月曜日の朝にしか戻っていないが、週末は何をしていたのかと尋ねる。

Image3 家族と過ごして趣味のカヤックをしていたと返事をすると、ザ・サークルはコミュニティーだから、もっとSNSでの活動をするように、家族のことで心配があるなら、父親と同じ病気を持った家族のコミュニティーなども紹介できるし、コミュニティー内のカヤック仲間を紹介できると勧めてくる。

 はじめは困惑するメイだが、次第にザ・サークルのSNSでの活動にのめり込んで行き、週末も実家には帰らずSNS内で過ごすようになっていく。

Image4 ある日メイがSNSに投稿した1枚の写真がきっかけで、彼女の実家の近くに住むマーサー(エラ・コルトレーン)がいわれのない中傷に遭い、殺害予告まで届くようになったとメイに訴えにザ・サークルに来るが、その様子をスマホで撮影するザ・サークルの社員たち。

 メイはむしゃくしゃして、夜にいつも行くお店からカヤックを無断拝借してカヤックを漕いでいる時に事故にあい、ザ・サークルの設置したカメラとドローンのお陰で救助が駆けつけて助けられる。

 事故後メイに、CEOのイーモンとトム・ステントン(パットン・オズワルド)がコンタクトを取って、私生活を1日中SNSで公開する『インビジブル』になってはどうかと勧める。

 カヤックでの事故で監視カメラのありがたさが身に沁みたメイは喜んで引き受け、彼女のライブ中継生活が始まるが…

 この作品はメインキャラクターにエマ・ワトソンとトム・ハンクスなどのネームバリューのある役者を使っているけれど、作品としてはそこまで魅力的ではなかった。

 一緒に観ていたとこれってジムキャリー主演の『トゥルーマン・ショー』(1998年)の現代版じゃない?と、言う意見になった。

 ザ・サークルのCEOにはトム・ハンクス演じるイーモンとパットン・オズワルドが演じるトムの他にもタイ(ジョン・ボイエガ)がいるのだが、彼はイーモンとトムのSeeChangeに懐疑的なポジションなのだが、特に明確に対立する場面はなかった。

 ハリウッド映画は中国資本のためか監視される事やプライバシーに関しての明確な意思表示がなく中途半端で、『自由』をバックボーンにした『トゥルーマン・ショー』と違って何を伝えたいのかが曖昧で、いろんな意味で残念な作品だった。
 
 

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2018年2月23日 (金)

Going in Style
ジーサンズ 初めての強盗

Dsc09933s Going in Styleは、2017年のアメリカの強盗コメディー映画。
邦題は『ジーサンズ 初めての強盗』で2017年6月に劇場公開された。
 1979年の同名の映画Giong in Styleのリメイク作品。

 ニューヨークに住むジョー・ハーディング(マイケル・ケイン)とウィリー・デイビス(モーガン・フリーマン)とアルバート・ガーナー(アラン・アーキン)の3人は長年の友人同士。

Image3 ある日ジョーは銀行に自宅の差し押さえの件で話しに行った時に、黒い仮面を被った3人の銀行強盗が160万ドルを奪って逃走する現場に居合わせて目撃者となる。

 銀行強盗の鮮やかな手口に感心したジョーはウィリーとアルバートにその時の様子や警察でした証言のことを何度も繰り返し話題にして2人にあきれられている。

Image1 そんな中、彼らが長年働いていた会社が買収され、工場はベトナムに段階的に移転。
 買収の課程で会社の資金は凍結され、銀行は従業員の積みたてた年金などは停止されることになる、と発表される。

 ジョーは銀行とのトラブルで自宅を30日以内に失う危機に直面していて、ウィリーは年金がないと家賃も払えないし、医者からは腎臓移植しない限り長くは持たないと宣言される。

 経済的に困窮したジョーは、この間の銀行強盗の成功を目撃したこともあって、年よりで失うものもないし、どうせ掴まっても刑務所で衣食住には困らないから、銀行強盗をしないかと他の2人を誘う。

Image2 最初は断った2人だが、銀行が自分たちの年金を彼らが働いていた企業の負債を整理するために使おうとしていることを知り、銀行強盗をして銀行から自分たちの年金を取り返すことにする。

 試しに近くのスーパーで万引きを計画して実行するが、(当然のように)失敗して掴まってしまう。

 プロフェッショナルの指導が必要だと悟った3人は、銀行強盗を指南してくれる人を探して頼むことにするが…

 79年のGoing in Styleではあまり良い結末ではないのだが、果たしてこのリメイク版では3老人の銀行強盗の目論見は成功するのか…?
 映画を観てのお楽しみということで… 

 

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2018年2月20日 (火)

Valerian and the City of a Thousand Planets
ヴァレリアン 千の惑星の救世主

Dsc09904s Valerian and the City of a Thousand Planetsは2017年の3Dスペース・オペラ映画。
 ピエール・クリスタンとジャン=クロード・メジェール作のフランスの漫画シリーズ『ヴァレリアンとローレーヌ』が原作。
 邦題は『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』で日本では2018年3月30日公開予定。

 28世紀、大きくなりすぎた宇宙ステーションが地球の低軌道上に置くのが難しくなり、地球の軌道外に放たれ、数千の惑星から来た数百万の生物の住む宇宙を航行する惑星アルファーとなった。

Image3 アルファーの深部に問題が発見され、その問題を解決するために開かれる惑星サミットに参加するコマンダー(司令官)のアルン・フィリット(クライヴ・オーエン)を護衛するために、宇宙連邦(政府)の捜査官ヴァレリアン(ディーン・デーハン)とローレーヌ(カーラ・デルヴィーニュ)が指名される。

Image2(←上:ヴァレリアンとローレーヌ
下:司令官アルン・フィリット)

 フィリット司令官はロボット兵に護衛させるので十分だと主張するが、政府の強い指示だという事でヴァレリアンとローレーヌが任務に当たることになる。

 2人が護衛に当たっている間にフィリット司令官がヒューマノイドによって誘拐され、ヴァレリアンは追跡するが…

Image1 この作品は、SF好きのが興味があるかもしれないと思って図書館からDVDを借りて鑑賞しました。

 特殊効果は良かったのですが、宇宙が舞台なのに、なぜかお店の看板や会議室などの表示が英語…
(大雑把な印象というか…細かい部分の設定があまりにも雑じゃない?
 それとも28世紀には英語が宇宙の共通語になる?)

 ストーリーもこれといって驚くような展開はなく、最近の映画の多分に漏れず、中国の影の濃い映画だった。
 特殊効果に興味がない限り、映画館に行ってまでみる価値はあまりなさそう…

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2018年1月24日 (水)

子供向け映画3作品
"The Emoji Movie"
"Diary of Wimpy Kids 4"
"Beauty and the Beast"

Dsc09893s 去年くらいからポケモンGOのイベントが頻繁に催されるので、ポケモンGO関連の記事が多くなって、映画(DVD)の記事が少なくなってしまっている。

 以前は1作品ごとに記事を書いていたけれど、更新回数が減っているので、今回は3作品まとめてリビューを書く事にします。

 "The Emoji Movie"は2017年のアメリカのアニメSFコメディ映画。
 邦題は『絵文字の国のジーン』で2018年2月17日公開予定。

Image3 アレックスの使うスマホの中にある絵文字の街テキストポリスに住む絵文字のジーン(主人公)は"meh(無関心、無頓着、退屈、倦怠)"の絵文字。

 ジーンの両親も"meh"で仕事をしている。
 絵文字の世界では、絵文字たちは自分の絵文字以外の役割や感情を表さないのが普通で、いつも自分の役割や感情の顔でいる事を求められている。

Image4 ジーンは何故か他の絵文字と違って感情豊かで、なかなか"meh"の顔ができない。

 ジーンの初仕事の日、アレックスは好意を寄せている女の子アディーに送るための絵文字に"meh"を選ぶが、ジーンは初仕事なのもあって、パニックに陥ってしまい、うまく"meh"の表情が作れず代わりに変な顔が送信されてしまう。

 ジーンは失敗の後、絵文字のリーダーのスマイリー(笑顔の絵文字)に呼びだされ、ジーンは『機能不全』だから削除されることに決まったと告げられ、(削除)ボットを差し向けられる。

Image1 その場は何とかボットから逃げられたジーンだが、テクストポリス全体をボットが徘徊していて、追われる身に…

 追われている途中で、(以前頻繁に使われていたが今は落ち目の)ハイファイブにであう。

 ハイファイブはジェイルブレーカーという海賊アプリに住むハッカーに"meh"の顔が正しくできるようになるために、プログラムを書きかえてもらえばいいのではないかと教えてくれて、ジーンとハイファイブはハッカーのジェイルブレーカー(監獄破り)を探すために絵文字アプリの外へ抜けだす…

 この作品はアニメだし、子供向けなので、あまり期待していなかったけれど、結構面白かった。
 ストーリーはありきたりなのだけれど、設定が絵文字でアニメだからこそ面白かったんじゃないかと言う作品でした。

Dsc09892s 次の作品は、"Diary of Wimpy Kid Long Haul"映画Diary of Wimpy Kidシリーズの4作目で(原作本ではシリーズ9作目)2017年のファミリー・ロード・コメディー映画。
 邦題は『グレッグのダメ日記4』で、劇場公開情報はなし、DVDやGoogle Playなどのデジタルコンテンツ(有料)で観る事ができるらしい。

 シリーズ1作目(2010年)、2作目"Rodrick Rules "(2011年)、3作目"Dog Days"(2012年)から時間が経っているためか、キャストは主人公も含めて総入れ替えだった。

Image1_2 4作目では、グレッグの家族(へフリー家族)がインディアナポリスの近くに住む母方の曾祖母の90歳の誕生日のパーティーに参加するために、グレッグとスーザン(母)、フランク(父)、ロードリック(兄)、マニー(弟)の家族5人で自動車旅行をすることになり、その様子が描かれている。

 母のスーザンは、家族の親睦を深めるため、自動車旅行の間はスマホやゲーム機などのデバイスは使用禁止と言いだして、家族全員のスマホを回収すると言いだす。

Image2 年齢が低くてスマホを使えない弟のマニー以外は不満タラタラで(特に兄のロードリックとグレッグは)激しく抵抗しますが、母のスーザンにおしきられて渋々スマホを母に渡す。

 旅の最初からスマホを取り上げられ前途多難のグレッグだか、この後、更に色々な災難?やハプニング?が襲ってくる。
 果たしてへフリー一家は無事に目的地に辿り着くことができるのか?

 この作品は家族で自動車旅行をするという設定が、以前にリビューで書いた『お!バカんす家族』という作品に似ている。
 Wimpy Kidの方は子供向けという事で、『お!バカんす家族』よりは少しお上品ではあるけれど、ゴタゴタしたハプニングが次々起こる(引き起こされる)のはほぼ一緒。
 何も考えずに軽い娯楽として観て笑うには最適な作品かもしれない。

Dsc09888s 3作品目のレビューは"The Beauty and the Beast"(邦題は『美女と野獣』)で、2017年の作品。

 フランスの民話を題材にしたディズニーのアニメを実写化したもので、映画ハリー・ポッター・シリーズでハーマイオニ役を演じたエマ・ワトソンが主人公のベルを演じるということで公開前から話題を小耳にはさんではいたのですが、ディズニーの配給という事で、個人的になかなかみる気になれなかった作品です。

Image1 ディズニーは古いアニメ作品はそこそこ質の高いものが多いのだけれど、近年~最近のアニメ作品(『アナ雪』や『フロッグ・プリンセス』は原作の影も形もないし、『ライオンキング』は完全にパクリだし)はちょっと首をかしげたくなるものも…

 ディズニーオリジナルでなくて別に原作のある実写では、『ナルニア国物語』や『スターウォーズ』などを商品化してしまった上に、『ナルニア…』は最後までシリーズを終わらせずに投げだしてしまったのが嫌で、ディズニーの実写と聞くといいイメージがなかった。

Image2_2 図書館で『絵文字の国のジーン』を見つけた時にたまたま近くに置いてあったので、話題になっている作品だし、取り敢えず観てみようかと思って借りてみてみました。

 鑑賞してみると、見る前のあまり良くないイメージとは裏腹に、この作品はアニメ作品をほぼ忠実に再現していて、好感が持てた。
 (ディズニーは古い作品のほうがいいなぁ…と思ってしまった。)
 

 

 

 

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2017年12月 7日 (木)

Multiplicity
クローンズ

Dsc09822s Multiplicityは1996年のアメリカのSFコメディー映画。
邦題は『クローンズ』で1997年に日本で劇場公開されました。

 建設工事会社の現場監督のダグ(マイケル・キートン)は、ロサンゼルスに妻と子ども2人の4人家族で住んでいる。
 ダグは仕事が忙しすぎて家族との時間も取れないし、DIYでやっている自宅の改装工事も進めることができず中途半端なままで放置した状態でいる。

Image3 妻のローラ(アンディ・マクダーウェル)との関係もぎくしゃくしているところに、妻は以前勤めていた会社の同僚から誘われていて再就職したいのでダグにも家事や育児に協力するように頼んでくる。
 妻が働くとなると、子どもの世話や家事の分担などがダグにも回ってきてしまい、忙しさに更に拍車がかかることになり、ダグはパニックに…

Image4 ダグが科学機関の建物の施工の一部を担当していた時に、その機関で働くリーズ博士(ハリス・ユーリン)に「自分のクローンを作れば仕事が分担できるので時間に余裕ができる」と、勧められ、リーズ博士自身のクローンも紹介され、博士と博士のクローンの2人?がかりで説得される。
 時間がなくて困っていたダグは、博士の勧めに乗って自分のクローンを作ってもらうことにする。

 ダグはローラに内緒でクローンを連れ帰り、2号(クローン)に仕事を任せ、自分は子どもや妻のローラと過ごす時間をとることにするのだが…

Image2 この映画はアメリカ人の知り合いの勧めで観ました。
 本人とクローンは人格が違う設定になっていて、マイケル・キートンの本人とクローンとの演じ分けが面白かった。

 映画に出てくる携帯が巨大、固定電話の子機も巨大で笑えた。
 90年代半ばの電話ってあんなに大きかったっけ?
胸ポケットに入るサイズの携帯があったような気がしたのだけれど…
 車も80年代の車みたいな感じだったし…考えてみれば20年も前の映画なんだよなぁ…

Image1s(←ダグ本人以外のクローンが妻のローラとセックスするのは禁止!と言い渡すシーン)

 また、今のハリウッド映画は中国資本が牛耳っているため、やたら中国系の俳優が画面に頻繁に映るキャラクターについていたり、こじつけのように中国の街(もどき?)が映ったり、不自然に中国がアピールされていたり、中国政府の政策に媚びるような作品が多いけれど、この頃の映画はまだ中国の喧伝がなくて好感が持てる。
 古い映画を観るのもいいかなぁ…と思い始めた。
 

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2017年9月29日 (金)

Inside Out
インサイド・ヘッド

Dsc09561s 以前の記事で、怪獣がネガティブ思考だということを書いた。
 『ネガティブ』というと『悲観的』『暗い』というイメージだけれど、うちの怪獣の場合は
『①(現実とそぐわない)マイナス思考→②混乱/パニック→③キレる』
というパターン。

 まず、『現実とそぐわないマイナス思考(=認知の歪み)』に気づいてもらうために、『事実と意見を区別する』というレクチャーをやってみた。

 次に②の『パニック』に関してだけれど、パニックが起こるのは、恐らく自分の感情が何なのかわかっていないから(何かわからないものには対処のしようがない)だろうということで、『感情について』と『感情にラベリング』をする事について2回に分けてレクチャーをした。

 Inside Outは『感情』についてのレクチャーをする時に教材として使った映画。

Image1(←上:ライリーの生まれたての頃
中:ヨロコビ
下:ヨロコビとカナシミ)

 レクチャーについては機会(要望)があればそのうちに記事にするかもしれないけれど、今回は映画のレビューを書きたいと思います。

 Inside Outは2015年のディズニーのアニメ映画で、邦題は『インサイド・ヘッド』で2015年に劇場公開されています。

 主人公のライリーの感情(ヨロコビ、カナシミ、ビビリ、ムカムカ、イカリ)を中心に人間(や動物?)の感情を扱った作品です。

 映画は主人公のライリーの誕生から始まり、11歳になるまでのライリーと感情の様子を感情たちの紹介や感情たちの働きや脳の仕組みについて導入部分で簡単に描いていきます。

Image2(←幼児の頃のライリーと感情たち
司令部と性格の島)

 ライリーはミネソタに住むアイスホッケーの大好きな女の子に育ちます。

 11歳のライリーのヨロコビ、カナシミ、ビビリ、ムカムカ、イカリの感情たちは司令部にいて、ヨロコビが主導権を握っていて、1日の記憶の殆どがハッピーな思いで埋まるように采配を振るっている。

 ヨロコビは他の感情に役割をふって動かすが、ライリーを悲しませるカナシミにはできるだけ動いてほしくなくて、「マニュアルを読んでいて…」などの仕事しか割り振らない。

 ヨロコビのリーダーシップのおかげで、ライリーの日々は順調で幸せな日が続いていた。

ところが…

 ある日、ライリーの家族はミネソタからカリフォルニア州のサンフランシスコに引っ越しをする事に…

Image3(←ミネソタの家を売ってサンフランシスコに引っ越すライリーたちと、ショックを受ける感情たち)

 新しい環境でもライリーが幸せな気持ちでいられるように、ヨロコビは奮闘しますが、家は狭くでボロだし、荷物を運ぶ引っ越しトラックが行方不明になって暫く家具のない家で暮らさなければならないなどのトラブルが続いた上に、引っ越し先の環境があまりにも違ったりして、感情たちも戸惑っている状態のところに、「動くな」といわれていたカナシミが割り振られた仕事以外に手を出して来て、司令部は混乱する。

 そんな中、事故が起こってヨロコビとカナシミが司令部からロングタームメモリーの保管場所に転送されてしまう。
 ヨロコビとカナシミが戻ってくるまでの間、司令部のビビりとムカムカとイカリで何とかしようと頑張るが…

 『司令部』や『性格の島』や『ロングタームメモリー』など心理学に関連した映画独自の用語などが結構出てきますが、その都度感情のキャラクターによって説明されるし、説明も理屈っぽいところはなく全体的に楽しめる作品でした。

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2017年8月27日 (日)

A Street Cat Named Bob
ボブという名の猫 幸せのハイタッチ

Dsc09315s 『A Street Cat Named Bob』は2016年のイギリスの伝記ドラマ映画。
 ジェームズ・ブラウンの同名の本を元に作られた映画で、本は著者の薬物依存から抜けだした経験を元に書かれた作品。
 邦題は『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ』で2017年8月26日公開らしい。(この記事を書いている時点では未公開)

Img_4623s ジェームズ・ブラウン(ルーク・トレッダウェイ)はヘロイン依存症でホームレス。
 ロンドンの路上でギターと歌のパフォーマンスで投げ銭をもらって生活しているが、収入はほぼ0でゴミ箱を漁って食料を手に入れるしかないこともある底辺の生活をしている。

 ジェームズには父親がいるが、父は再婚して小さな子どももいて、再婚相手はジェームスを嫌っており、父もジェームズを煙たがっている。

Img_4629s ジェームズはある日ドラッグ仲間と一緒に打った薬物が原因で死にかけて、病院に搬送される。
 病院で目が覚めたジェームズは彼の担当になるサポートワーカーのヴァル(ジョアン・フロガット)に、1回きりの過ちだったと告げて病院を出ようとするが、薬物依存であることを見抜かれ、ヴァルの監視下に置かれることになる。

 ヴァルはジェームズは薬物依存から抜けることができれば、更生できると考え住む場所提供できるように奔走し、ヘロインの解毒のためのメサドンを処方して、定期的にヴァルとのカウンセリングを受けるようにジェームズに約束させる。

Img_4620s ジェームズが提供されたボロアパートに入った初日に、1匹の猫が迷いこみ、翌日アパートを回って飼い主を探すも見つからず屋外に放すが、夜には怪我をしてジェームズのアパートに戻ってきてうずくまっているのを見つける。

Img_4621s 見かねたジェームズは、猫の飼い主探しの時に知りあった同じアパートに住むベティ(Ruta Gedmintas ルタ・ゲドミンタス)に相談すると、ベティはその猫にボブという名前をつけ、彼女がボランティアしている診察費が無料の獣医を教えてもらってそこへ連れていく。

Img_4625s ジェームズはその後獣医に勧められるままボブに去勢手術をした後、野良に戻そうとするがボブはジェームズにくっついてはなれず、仕方なくストリートのパフォーマンスに連れていくことになる…

 この作品はタイトルにCatとついていたので、興味をそそられて図書館から借りてきました。
 タイトルにCatとついているだけに、どのシーンも猫のボブの映像がいっぱいで、猫好きにはたまらない作品なのではないかと…
 猫と映画が好きなら、お勧めの作品です。
もちろん、猫好きじゃない人でも楽しめる作品で、本を出版した時のサイン会でジェームズが
「友達のベティがいっていたのだけれど、『誰にもセカンドチャンスは与えられるけれど、そのセカンドチャンスを掴める人は少ない。』…」と、話すセリフがいいなぁ…と思いました。

Img_4624s(←著者のジェームズ・ブラウンと猫のボブ)

 映画の中でボブを演じている猫はかなりカメラ慣れしてるなぁ…と思ったら、ボブ本人(本猫?)だそうで、本の著者のジェームズ・ブラウン本人も映画の最後の方で端役で出演しています。
 

 

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2017年6月 8日 (木)

The Light Between Oceans
光をくれた人

Dsc09609s The Light Between Oceansは2016年の映画で、M. L.ステッドマンの小説"The Light Between Oceans"(「海を照らす光」)を基にした作品。

 邦題は『光をくれた人』で日本では2017年5月26日に公開された。

 この作品は図書館で見かけて灯台守の話しなので、(灯台巡りが好きな私は)面白そうだと思って借りてきた。

Image7 ストーリーは、第一次世界大戦の元兵士のトム・シェアボーン(マイケル・ファスベンダー)は、西オーストラリアの海岸近くにあるヤヌス岩礁の離れ島の灯台に短期間の灯台守として赴任してくる。

 主な仕事は灯台の管理と遭難者の救助で、島には灯台と灯台守の住宅しかなく、近くの対岸の町Partageuse(小説に出てくる架空の町)から定期的に物資の輸送があるだけで、通信手段はモールス信号のみの孤独な生活。

Image6 短期の灯台守の仕事の後、トムは別の仕事に転勤できるはずだったが、短気赴任後に希望していた職の空きがないため、灯台守の仕事の期間が更に3年延長される。

 トムはPartageuseの町に住むイザベル・グレイズマーク(アリシア・ウィキャンデル)と恋に落ちて1921年に結婚し、孤島の灯台守の住宅で2人きりの新婚生活を始める。
 結婚後3年間の間にイザベルは2度妊娠するが、1回目は流産、2回目は早産で子どもを亡くしてしまう。

Image4s イザベルが2度目の子どもを早産でなくした直後に、手漕ぎボートが島の近くに漂流して来て、灯台近くの海岸に打ち上げられる。

 トムがボートに近寄ってビーチに引き上げると、中には泣いている生まれたばかりの赤ん坊がいて、傍には男性がいたが男性は既に亡くなっていた。

 新生児は女の子で、早産で子供を亡くしたばかりのイザベルは、子どもを亡くした私たち夫婦に神様が送ってくれたのだと信じこんでしまって、漂流してきた赤ん坊に執着して手放そうとしない。

 灯台守として漂流者がいたことを報告しなくては…と言うトムと、ボートが流れ着いたことは黙っていればわからないし、亡くなった男の人は埋葬して、私たちの赤ちゃんが早めに生まれたと言えばいいと主張するイザベル。

Image1 トムは報告して正式に養子に申し込めばいいと提案するが、イザベルはこんな学校も病院も教会もない孤島の灯台に住む夫婦に養子の許可はおりないし、報告したら赤ちゃんは取り上げられて孤児院に入れられてしまう、と泣きながらうったえる。
 トムは報告するか黙っているかの間で葛藤する…

 この映画はと私の3人で鑑賞したのですが、映画を観終わって(男性)vsと私(女性)で意見(感想)が割れたのが興味深かった。
 意見の違いの内容の詳しくはネタバレになっちゃうから書けないのだけれど、(倫理のクラスを取ったによると、)男性は法(規則)に忠実であろうとするし、女性は他にも方法があるのではないかと考える傾向が強いらしい。

Image3s の倫理のクラスで、
『ある男性が貧乏で病気の奥さんの薬を買うお金がなくて、薬屋に押し入って薬を盗んだ』という設定で、「生徒にこの男性について倫理的にどう思いますか?」という質問をしたら、
男生徒は「薬を盗んだ男性は、法の裁きを受けても仕方がない」と答えたのに対して、
女生徒は「盗むのではなくて他にも方法があった」と意見が男女できれいに割れたらしい。 

 この作品は面白可笑しい娯楽的要素はないけれど、男女の違いやそれぞれの心の葛藤が描き出されていて良い作品でした。

 異性と一緒に観て感想を話しあうのも面白いかも…と、思った作品でした。
 

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