映画・テレビ

2021年10月27日 (水)

日常に混在する不思議(エブリデイ・マジック) ベスト3

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 今回はココログの9-10月のお題の
『私の好きな映画ベスト3』
について書くことにしました。

 映画にはアクション、SF、コメディ、サスペンス、スリラー、ドラマなど沢山のジャンルがありますが、私の好きなジャンルはロー・ファンタジーの中のエブリデイ・マジックです。
 ロー・ファンタジーはハイ・ファンタジー(架空の世界でストーリーが展開される、『ロード・オブ・ザ・リング(中つ国)』や『ハリーポッターシリーズ(魔法界)』などが代表作)の対立する概念のジャンルで、現実世界で魔法やSFや不思議な要素が展開される作品のことです。
 ハイ・ファンタジーと違って明確な定義がなくて、コメディだったり、SFだったり、ファンタジー以外のジャンルに分類されていることが多いです。 
 エブリデイ・マジックはロー・ファンタジーの一種で、日常に不思議な現象がところどころ入ってくるような作品で、これも明確な定義がなくて、まだ認知度も低いので、ジャンルとして成り立っているかどうかは疑問です。

 エブリデイ・マジックが好きな理由は、派手なSFX(特殊撮影)や特別なセットやCGなどを使わない事、身近で起こっていそうな親近感がある点です。

 私の好きな映画第3位は、

012s 『ルビー・スパークス』です。

 2012年の作品で、主人公のカルヴィンが執筆中の小説の中の女性ルビー・スパークスが、ある日突然現実化してカルヴィンの家に表れて文章の設定どおりカルヴィンの恋人として暮らし始めると言う話です。
 ルビーが現実化して現れた時に、カルヴィンは自分が幻覚を見ているのではないかと思い、色んな人に相談したり、幻覚かどうか確かめるために色々試すところが面白いです。
 ラストシーンがとてもいいのですが、ネタバレになってしまうので観てのお楽しみと言う事で…
 この作品は、私的にはエブリデイ・マジックの典型的な作品でないかと思うのですが、ウィキペディアなどではラブコメディに分類されているようです。

 第2位は、

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 1996年の作品で、1997年に日本で劇場公開されました。
建設現場で監督として働くダグは2人の子どもの父親で、妻のローラは専業主婦をしています。
 仕事が忙しすぎてプライベートな時間が全く取れず、家族との関係もぎくしゃくしていたところへ、妻の復職の話が持ち上がり、更に多忙になってしまう。
 ある日、ある研究機関の建物の施工をしている時に、研究機関で働くリーズ博士の勧めでクローンを作り、クローンと2人で仕事や家事などを分担して負担を減らす事にします。
 ところが、作ったクローンが更にクローンを作って更に仕事を分担しようとしたため、問題が起こって来ます。
 ダグ本人と、クローン達をマイケル・キートンが一人複数役でこなすのですが、クローンそれぞれに個性を持っていて演じわけが面白かったです。

 この作品も、ウィキペディアではSFコメディーに分類されています。
 
いよいよ第1位は、

Field_of_dreams 『フィールド・オブ・ドリームス』 です。

 1989年の作品で、アイオワでトウモロコシ農家を営むレイがある日畑で"If you build it, he will come."と、言う声を聞いて、収入の糧であるトウモロコシ畑を殆ど潰して野球場を作ります。
 暫くして、その球場に亡くなった往年のメジャーリーガー達が現れてプレーするのですが、レイと妻と子ども以外にはそのプレーヤーは見えません。
 この作品は映像がとても美しい事、ラストのシーンがとても感動的(アメリカでは「大人の男が泣く映画」と、言われています)なところが好きです。

 『フィールド・オブ・ドリームス』は、と独身の頃に映画館に観に行った唯一の映画で、2019年にはロケ地に訪問して、家の中のツアーにも参加して、私にとっては特別な思い出のある映画でもあります。

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2020年11月13日 (金)

Sully(ハドソン川の奇跡)

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 Sully(放題『ハドソン川の奇跡』)は2016年のUSエアウエイズ1549便不時着水事故を題材にしたアメリカ映画。
監督はクリント・イーストウッドでトムハンクス主演。

 USエアウエイズの不時着水事故のことは知っていたのだけれど、映画化されていることは知りませんでした。
映画化されていることを知って、いつか観てみたいなぁ…と思っているうちにCOVID-19で図書館が閉鎖になって借りられなくなってしまいました。
 この間図書館の近くにポケモンGOをしに行ったら図書館が開いているのがわかったので、翌週に図書館の利用カードを持って借りて観ました。

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 2009年1月15日、ニューヨークのラガーディア空港発、ノースカロライナのシャロット空港経由、シアトルのタコマ空港行きのUSエアウエイズ1549便(エアバスA320)は天気に恵まれラガーディア空港を離陸。
 離陸直後にカナダ雁の群れに遭遇して、バードストライクが起こり、左右のエンジン両方が停止し推力を失ってしまう。
機長のサレンバーガーと副操縦士のスカイルズはエンジンの再始動を試みつつ、ラガーディア空港へ引き返すか進行方向の先にあるニュージャージーのティータボロー空港に着陸しようとするが、高度が低く速度も不足していたため断念しハドソン川に不時着水することを決断する。
 機体は無事着水し、乗員乗客155人全員が生還することができた。

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 映画はUSエアウエイズ不時着水事故の再現と、機長のサレンバーガーの回想や事故原因の調査などのシーンからなっている。
映画の事故調査のシーンでは、機長の判断が正しかったか、機長と副操縦士の過失はなかったかを執拗に追及する展開になっていた。
航空業界のことを全く知らない私は事故調査のシーンを観ていて、「全員の命が助かったのだからいいじゃない」と、思ったけれど、よく考えたら約1億ドルもする機体が判断ミスで川に沈んだら、航空会社はたまったものじゃないよなぁ…世知辛い世の中だ。

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(↑事故原因究明の公聴会のシーン)

 果たてトム・ハンクス演じるサレンバーガー機長の判断は正しかったと証明できたかどうかは作品を観てのお楽しみ…ということで…

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2019年12月17日 (火)

異常心理学の最後の授業 are you here

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 今回も異常心理学のクラス関連の記事です。
異常心理学のクラスの最後の授業は、『are you here』という映画を見て、ワークシートに書き込み提出する授業でした。

 "are you here"は2013年のアメリカのコメディ―ドラマ映画。
ネットで調べたのだけれど、日本で劇場公開されたかは不明でした。

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 スティーブ・ダラス(オーウェン・ウィルソン)はローカル局のお天気レポーター、女遊びが彼の人生で給料を貰ってもすぐに使い果たしてしまう。

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 ベン・ベイカー(ザック・ガリフィアキナス)はスティーブの幼馴染。実家が裕福で仕事はせずにトレーラーハウスに住み、奇行が多く、人と会うのを避け、大麻を常用して、奔放な生活を送っている。
 スティーブはベンにとって唯一の人とのつながりで、車を運転しないベンの足になったり、ベンの世話を焼いたり、
またベンと一緒に大麻を吸ったり、お金に困った時にベンから借りたり、持ちつ持たれつの関係。

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 ある日ベンの父がなくなり、スティーブはベンの父の葬儀に参列するためにベンを連れて故郷へ戻る。
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(↑ベンの父の再婚相手アンジェラ)

 ベンの父の相続人は、若い後妻のアンジェラ(ローラ・ラムジー)、ベン、妹(姉?)のテリー(エイミー・ポーラー)で、遺言によってアンジェラは(夜空の星のみで)資産は何も相続せず、テリーは35万ドル、ベンは雑貨屋と農場を含むすべての不動産と200万ドルを相続します。

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 不平等な遺産の分配に不満を持った妹のテリーが、ベンの財産管理能力疑問視して裁判所に訴えたため、ベンは鑑定と裁判を受けることに…

 ベンの症状や鑑定や裁判などが異常心理学と関連があるということで、授業の一部として鑑賞することに…

 異常心理学の観点からだけではなく、映画としてもなかなか面白かったです。
ワークシートの提出さえなければ、楽しく観れた作品だったのではないかと思います。

 

 

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2019年12月10日 (火)

異常心理学の期末テスト

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 先週の水曜日(12月4日)に異常心理学のファイナル(期末試験)がありました。
この期末試験の結果は成績の50%を占めるので、赤点を取ると単位を落とすことに…
しかも、テストはファイナルのみで、挽回のチャンス(追試)もないため結構ストレスがかかりました。

 異常心理学の講師は大のハリー・ポッターフアンで、ファイナルにもパリ―・ポッターのキャラクターの名前が症例などに使われていました。

 ハリー・ポッターのキャラクターの出てくる質問の中で、

ハリー・ポッターのキャラクターのうちどの人が反社会性人格障害と診断される可能性があるでしょうか?
a.ロード・ヴォルデモート または 名前を言ってはいけないあの人
b.ロン・ウィーズリー
c.ハウスエルフのドビー
d.ミセス・モリ―・ウィーズリー

というのがありました。

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 ハリー・ポッターの本を読んだり、映画を見たことのある人なら簡単に回答できる問題なのだけれど…
今の若い子は本を読んだことも、映画を見たこともない子が結構いて、先生に質問にいく子が5~6人くらいいました。
講師も、「ハリー・ポッターの映画を見たことがないなんて…」と、嘆いていました。

 そういえば、ハリー・ポッターの映画化が始まって今年で20年、異常心理学のクラスの中にはその当時生まれていない子もいたわけで…
あんなに流行って、ハリー・ポッターを知らない子供はいなかったのに、
未だにグッズも売られているのに…買っているのはその当時子供だったアラサーなのかも…
ハリー・ポッターもそのうち『E.T』みたいに古典作品になっていく?

『E.T.』といえば…t

37年後のエリオット君をE.T.が再び訪れるという動画がXniftyから出ています。
興味のある方は下のリンクから…

Holiday Reunion:https://www.youtube.com/watch?v=Pdgk3ERKdug



 

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2019年5月21日 (火)

映画『Field of Dreams』ロケ地2

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(↑室内ツアーの入り口になっているキッチン側の出入り口お勝手口?)

 室内のツアーはキッチン側の入り口からスタートします。
入り口で靴を脱ぐか、靴カバーを着けて室内に入ります。
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(↑お勝手口から入ってキッチンとの間にある洗面台)

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(↑主人公のレイが畑で声を聞いて戻って来たシーン。
キッチン側からお勝手口にかけてのショット)

 映画の中で主人公のレイが畑で声を聞いた後、家に戻ってくるシーンで↑の洗面台を使っているのですが、映画ではキッチンからのショットで洗面台が写っておらず、ツアーに訪れた多くの人が、「ここに本当に手洗い場があったんだ」(映画では写っていないので手を洗う演技をしているのかと思っていた人も…)とコメントするそうです。

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(↑キッチン)
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(↑映画のシーンの中のキッチン)

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(↑ダイニング。
キャビネットやダイニングセットやラグが映画の撮影当時とは違っているがほぼ忠実に保存されている。)

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(↑映画の中でのダイニングのシーン)

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(↑リビングからダイニングをみたところ
勝手口からダイニングの入り口のところ(画像の左より)にガイドさんが写っている)

 ツアーのガイドさんは映画のゴーストプレーヤーが着ていたのと同じデザインの野球のユニフォームを着て案内してくれる。
私たちがツアーに参加した時のガイドさんは地元ダイアーズビルの出身で、映画が公開された1989年にはまだ生まれていなかったのに、映画やロケについては良く知っていて、ツアー客の質問などにもよく答えていたのには感心しました。

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(↑2階に続く階段)

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(↑ボストンに行くかどうかで口論になった階段でのシーン)

 ツアーは1階のみで、2階部分は現在事務所になっているので見ることはできませんでした。

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(↑リビングの出窓からみた球場)

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(↑リビングの出窓のシーン)

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(↑ポーチのブランコ
映画撮影時に比べると植木などが大きく育っている)

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(↑映画の中のポーチのシーン)

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(↑ダイニングに飾られていたゴーストプレーヤーの写真とサイン。
ゴーストプレーヤーたちは皆ダイアーズビル出身で、元野球選手だった方たちだそうです。)

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(↑リビングのソファーとテレビ)

 ツアーは30分くらいの長さで、ガイドさんによると訪れる外国人は日本とオーストラリアからの観光客が多いらしい。
ツアーのお値段は大人一人20ドルと高めだけれど、映画撮影時のトリビアやロケ地その後の話などがきけるので、参加する価値はあると思います。
 特にフィールド・オブ・ドリームスの映画のファンなら、ガイドさんに質問も色々できるので、ぜひツアーに参加するのをお勧めします。
私たちも、「あのシーンはこのアングルで撮影されたのか」とか、「あの窓はあのシーンに使われていたなぁ…」「ダイニングの窓は球場とは反対側を向いていたんだ…」とか、映画のシーンを思い浮かべながら回りました。
旅行から自宅に戻った後、もう一度DVDを見直して、リビングとダイニングはどう繋がっていたのかとか、キッチンとダイニングの位置関係とか、撮影時には冷蔵庫のマグネットや子どもの絵などもっと沢山の小道具が置いてあったとか、キッチンのキャビネットの中がシンクを挟んで右と左で逆になっていたとか、色々細かいことなども確認しながら観られて面白かったです。

 今年は映画が公開されて30周年記念という事で、6月、7月、8月、9月にかけて特別イベントが開催されるそうです。
詳しい情報はフィールド・オブ・ドリームス・ムービーサイト(英語)で見ることができます。

 

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2019年5月18日 (土)

映画『Field of Dreams』ロケ地

Field_of_dreams  4月の最後の土曜日に、の卒業式に参加するために車での住んでいる州に出発しました。
車で行くことにした理由は、普段私が使っていたSUVをに卒業祝いとして譲渡するためです。
 車でいくのだから、途中いくつか観光地に寄って行くことにしました。

 最初に寄ったのがアイオワ州にある、映画『フィールド・オブ・ドリームス』のロケ地でした。
フィールド・オブ・ドリームスのロケ地はアイオワ州のダビューク・カウンティのダイアーズビルに保存されていて、野球場は入場料無料で通年解放されていて、お土産を売るスタンドは私たちが言った時は9時~18時の間営業していました(営業時間は季節によって変わるらしいです)。

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↑こんな感じの道を走っていくと、Field of Dreams Wayの案内版が見えてきて曲がると中央線のない細めの道路へ…
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↑しばらく走るとField of Dreamsの看板が見えてくるので左折
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看板のところを左折して舗装されていない道路を走るとロケに使われた建物と野球場が見えてくる。

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小さな川にかかった橋を渡って遂に到着~

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ロケが行われた野球場

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野球場から見たスタンドとロケが行われた家

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(↑映画のロケの時にはなかったけれど、後で建てられたお土産などを売るスタンド。)

 家の中は1日数回の有料ツアーで見ることができ、お土産品などを売るスタンドで料金を支払って参加できる。
ツアーはフィールド・オブ・ドリームスのムービー・サイトのウェブページで、24時間以上前に予約することが勧められています。
 料金は、大人20ドル、シニア18ドル、軍人と退役軍人15ドル、子ども(18歳以下)12ドル、2歳以下無料。(2019年5月現在)

 私たちは24時間以上前に予約できなかったので家の中をみるのは諦めていたけれど、売店のおばさん(店員さん)が「今日はそんなにこんでいないから、今からでもツアーに参加できるわよ」と教えてくれたので、料金を払って参加する事にしました。

 長くなったので、家の中のツアーの様子は次回の記事に…

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2019年2月 8日 (金)

Galentine's Day

059s いつもハンドソープなどを買っているBath&BodyWorksの広告に、バレンタイン・デーと並んで"Galentine's Day"のギフトの案内があったので、"Galentine's Day"ってなんじゃらほい?ということで、調べてみました。

Parksresponsive "Galentine's Day"(多分『ガ―レンタイン・デー』と読む)は2009年~2015年に放映されたコメディ・ドラマ『パークス・アンド・レクリエーション』の主人公のレズリー・ノープ(女優のエイミー・ポーラが演じている)が、2010年に放映されたシーズン2の中でお祝いしていた架空の祝日で、日にちは2月13日。

(↑パークス・アンド・レクリエーション
https://www.nbc.com/parks-and-recreation
より引用)

 2月13日(バレンタイン・デーの前日)に、夫や彼氏抜きで女子会を開いて、女の親友に愛の気持ちを伝える日らしい。

Dsc_0009s ドラマの中の女子会ではワッフルを食べて(ブレックファースト・スタイルの食事らしい)、主人公のレズリーはガールフレンド一人一人に、手作りのプレゼントと5000単語のその友達が好きな理由を書いた手紙を添えて渡していたらしい。

 "Galentine's Day"で検索すると、パーティーのアイディアやギフトも出てきて面白い。

 バレンタイン・デーはカップルが愛をお祝いする日なので、前日の"Galentine's Day"に女同士の友情をお祝いするのも楽しいかも…

 

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2019年1月 5日 (土)

芝浜&落語動画

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 年末の話で恐縮なのだが…私はクリスマスになると必ず観る映画と大晦日になると必ず聴く落語がある。
 大晦日になると毎年毎年、飽きもせず(旅行中以外は)聴いているのが古典落語の『芝浜』である。(落語のビデオを買うほど落語好きというわけではないので、聴くといってもネットの動画なのだけれど…)

 『芝浜』は暮の江戸が舞台で、大晦日に演じられることの多い作品。
多くの落語家(噺家)によって演じられているが、ここ数年、私は五代目三遊亭圓楽の芝浜を聴いている。
 理由は元々五代目圓楽が好き(特に怪談物)ということもあるけれど、彼の最後の高座の演目が『芝浜』だったから。
(噺家によって様々なバージョンがあるので、聴き比べてみると面白いかもしれない。)

 去年、山手線の新駅の名前の一般公募の候補に「芝浜」が挙がっていたそうだけれど、「高輪ゲートウェイ」とカタカナ交じりの名前に決まってガッカリ。
 芝浜だったら面白かったのに…

 芝浜の話はさておき、年末にネット動画をみていたら、お勧め動画に『桂三輝』という噺家の動画が出てきたので、興味をひかれたのでみてみたら結構面白かった。

Profile_img01(↑ 公式サイト『Rakugo Katura Sunshine』http://katsurasunshine.com/profile/ より引用)

 『桂三輝(かつら・サンシャイン)』はカナダ人の噺家(アコーディオン漫談家)。
六台目桂文枝の弟子の1人で、英語(フランス語)と日本語を交えて落語を演じている。
 現在はニューヨークを中心に活動しているらしいです。

 ネットの動画をみたのだけれど、英語が主で英語も日本語も速い。
と、「これは日本で演じても日本人の観客はついてこれないだろう…」と、話していたら、主に海外で公演しているということで納得した。

 

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2018年8月11日 (土)

Jumanji: Welcome to the Jungle
ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル

Dsc00009s 前回に引き続き今回も映画のリビュー記事です。
(他にもネタはあるのだけれど、画像の処理ができていない(;´▽`A``

 "Jumanji: Welcome to the Jungle"は、2017年のアドベンチャー・コメディー映画。
 邦題は『ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル』で2018年4月に劇場公開された。

 1995年のロビン・ウィリアムス主演の映画『ジュマンジ』の続編にあたる作品。

Image1 ストーリーは、1969年に『ジュマンジ』の主人公のアランとサラが川に投げ込んだボードゲーム(ジュマンジ)は1996年にある海岸に打ち上げられている所を、ジョギング途中の男性に発見され、自宅に持ちかえって息子のアレックスに渡す。

 アレックス(メイソン・グッチオー二)がゲームを開けてみるとボードゲームだった。
 テレビゲームにはまっていてボードゲームに全く興味がないアレックスは、また蓋を閉めて部屋の棚に放置。

 夜中にドラムの音で目が冷めたアレックスが音の出どころを調べると、昼間父から渡されたボードゲームだった。

Image2 蓋をあけると、今度は『Jumanji』と書かれたゲームカセットが中に入っており、興味を持ってゲーム機に入れて遊んでみることにした。

 その後何かが起こり、アレックスは行方不明になり、突然神隠しにあって消えてしまった子どの話を知らない町の人はいないくらい有名に…

 アレックスの家族の住んでいた家は荒れはてて廃墟のようになってしまい、アレックスの父だけが人目を避けて住んでいた。

 アレックスが行方不明になってから20年後、アレックスと同じ町に住む高校生のスペンサー(アレックス・ウルフ)とアンソニー(サーダリウス・ブレイン)とべサニー(マディソン・アイゼマン)とマーサ(モーガン・ターナー)の4人は高校で問題を起こし、罰を受けることになってしまう。

Image7 校長に言い渡された罰は、物置になっている部屋を今度コンピュータルームに改造するために、片づけが必要なので、部屋の片づけと部屋にある膨大な雑誌の山からホッチキスの針を取り除いてリサイクルに出す準備をするようにという事だった。

 真面目に作業をしているのは、スペンサーとマーサだけ。

 スマホ中毒で、試験中にスマホを使ってTV電話をしていて罰を受けることになったべサニーはスマホで遊んでばかりで全く作業をしない。

 アンソニーはフットボールバカで、地道に努力する事が嫌いで、部屋の中にあるガラクタを漁るだけで片づけは一切しない。

Image8 アンソニーがガラクタの中からゲームカセットのささったままの古いゲーム機を発見。

 ゲームオタクのスペンサーも興味を持ち、2人で部屋にあった古いテレビに繋いでみた。

 立ち上がったゲームソフトは『ジュマンジ』というRPG(ロール・プレイイング・ゲーム)で、面白そうだったので他の2人も誘って息抜きで数分プレーしてみることになった。

 ゲームのキャラクターは最大5人。
 そのうち1つには登録できなかったが、残りのキャラクターに登録することができたので、それぞれ4人が残りのキャラクターに適当に登録して、テレビの画面の指示通りにスタートボタンを押すと…

Image9 どこからともなくドラムの音が聞こえてきて、ゲーム機についている緑のランプが激しく明るくなり、火花らしきものまで散ってきたので、ゲームを止めるためにスペンサーが慌ててコンセントからプラグを引き抜いたのだが、テレビの画面は消えたものの、ゲーム機は動いたまま。

Image10 そうこうしているうちに、スペンサーの体が指先から溶けるように崩れ始め、アッという間に溶けた緑色の物体はゲーム機のランプに吸い込まれてしまった。

 スペンサーが消えて恐怖に震えていた3人も次々にスペンサーと同じように溶けだして、ゲーム機のランプに吸い込まれていった。

 ゲーム機に吸い込まれた4人は、気がつくとジャングルのような場所におり、4人の風貌も現実の世界にいた時の高校生の姿ではなく、それぞれがジュマンジに登録したゲームのキャラクターそのものに変わってしまっていた。

 姿だけでなく、特技や弱点までゲームのキャラクターの設定通りで、考え方や性格だけが元の高校生のままだった。

 ゲームの中に迷いこんだ4人はなんとかクリアして元の世界に戻ろうとするが…

Image5(←スペンサー
左:現実世界。
右:ジュマンジの世界のスペンサー
スモルダー・ブレイブストーン博士:ドウェイン・ジョンソン)

Image6(←アンソニー
左:現実世界。
右:ジュマンジの世界のアンソニー
フランクリン・”ムース”・フィンバー:ケヴィン・ハート)

Image4(←べサニー
左:現実世界。
右:ジュマンジの世界のベサニー
シェルドン・”シェリー”・オベロン教授:ジャック・ブラック)

Image3(←マーサ
左:現実世界。
右:ジュマンジの世界のマーサ。
ルビー・ラウンドハウス:カレン・ギラン)

Dsc00096s 1995年の『ジュマンジ』の主演だったロビン・ウィリアムスが亡くなって直後に制作が発表されたので、色々と批判もあった作品だけれど、新しい『ジュマンジ』は別の作品と割りきってみてしまえば結構面白い。

 ただ、ボードゲームがいきなりゲームカセットに変わるなど、設定上かなり無理な部分もあり、わざわざ『ジュマンジ』に拘らなくても良かったような気もした。 

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2018年4月21日 (土)

The Circle
ザ・サークル

Dsc00023s The Circleは2017年のアメリカのテクノ・スリラー映画。
デイヴ・エッガーズ(Dave Eggers)同名の小説を元にした作品。

 邦題は『ザ・サークル』で2017年11月に劇場公開。

 メイ・ホランド(エマ・ワトソン)はカリフォルニアで顧客の電話対応の仕事をしている。
 メイの父親ヴィニー(ビル・パクストン)は多発性硬化症を患っていて、母親のボニー(グレン・ヘドリー)が介護をしている。

Image1 ある日、メイはITテクノロジーの会社ザ・サークルに勤める友人のアニー・アラートン(カレン・ギラン)から、アニーの働いてる会社で大規模求人があり、メイを面接したいと連絡を受ける。

 顧客の電話対応の仕事にうんざりしていたメイはアニーの誘いに喜んで応じ、面接を受けて、カスタマー・エクスピアレンスというポジションに就職することになる。

Image2 ザ・サークルは変わった会社で、小さな社会のように宗教家から科学者や技術者まで色々な分野の社員を採用していて、寮のような住宅で寝起きしていて、社員それぞれがSNSでつながって情報を共有している。

 メイがザ・サークルに入社した直後、CEOの一人イーモン・ベイリー(トム・ハンクス)は社員の集会で、ザ・サークルが開発したメンテナンスやランニングコストが殆どかからない小型のカメラをありとあらゆる場所に設置し、リアルタイムで中継をするというSeeChangeというシステムを構築すると発表し、社員の熱烈な支持を受ける。

 メイはザ・サークルでの最初の週を終え、週末は両親と過ごすために実家に戻り、週明けに会社に戻ると、2人の社員がやって来て、金曜日に退社して月曜日の朝にしか戻っていないが、週末は何をしていたのかと尋ねる。

Image3 家族と過ごして趣味のカヤックをしていたと返事をすると、ザ・サークルはコミュニティーだから、もっとSNSでの活動をするように、家族のことで心配があるなら、父親と同じ病気を持った家族のコミュニティーなども紹介できるし、コミュニティー内のカヤック仲間を紹介できると勧めてくる。

 はじめは困惑するメイだが、次第にザ・サークルのSNSでの活動にのめり込んで行き、週末も実家には帰らずSNS内で過ごすようになっていく。

Image4 ある日メイがSNSに投稿した1枚の写真がきっかけで、彼女の実家の近くに住むマーサー(エラ・コルトレーン)がいわれのない中傷に遭い、殺害予告まで届くようになったとメイに訴えにザ・サークルに来るが、その様子をスマホで撮影するザ・サークルの社員たち。

 メイはむしゃくしゃして、夜にいつも行くお店からカヤックを無断拝借してカヤックを漕いでいる時に事故にあい、ザ・サークルの設置したカメラとドローンのお陰で救助が駆けつけて助けられる。

 事故後メイに、CEOのイーモンとトム・ステントン(パットン・オズワルド)がコンタクトを取って、私生活を1日中SNSで公開する『インビジブル』になってはどうかと勧める。

 カヤックでの事故で監視カメラのありがたさが身に沁みたメイは喜んで引き受け、彼女のライブ中継生活が始まるが…

 この作品はメインキャラクターにエマ・ワトソンとトム・ハンクスなどのネームバリューのある役者を使っているけれど、作品としてはそこまで魅力的ではなかった。

 一緒に観ていたとこれってジムキャリー主演の『トゥルーマン・ショー』(1998年)の現代版じゃない?と、言う意見になった。

 ザ・サークルのCEOにはトム・ハンクス演じるイーモンとパットン・オズワルドが演じるトムの他にもタイ(ジョン・ボイエガ)がいるのだが、彼はイーモンとトムのSeeChangeに懐疑的なポジションなのだが、特に明確に対立する場面はなかった。

 ハリウッド映画は中国資本のためか監視される事やプライバシーに関しての明確な意思表示がなく中途半端で、『自由』をバックボーンにした『トゥルーマン・ショー』と違って何を伝えたいのかが曖昧で、いろんな意味で残念な作品だった。
 
 

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