キタ━(゚∀゚)━!
徴兵(Selective Service)の登録完了通知
去年の11月、怪獣にSelective Service(徴兵のリスト)に登録するように通知が来たので、登録の書類を送った。
(←登録完了の通知)
1月の下旬に、登録完了の通知(兼、登録証)と、軍入隊の勧誘のお知らせが来た。
写真の左の紙の一番上の部分が変更があった場合の変更届け出用紙、真ん中が登録完了の通知、下の部分が登録証になっていて、それぞれ切り離して使えるようになっている。
登録証は軍とは関係のない奨学金を申し込む時に必要になってくるので、殆どの対象年齢の男性は徴兵のリストに登録している。
徴兵のリストに登録するだけでなく、軍に入隊して職業軍人になると、大学の費用が免除になったり、軍の健康保険(アメリカは個人保険しかないので、保険料が目が飛び出るほど高い)が使えたり、メリットがあるので、大学の費用欲しさに軍隊に入隊する学生もいる。
大学には、軍で仕事をしながら(もちろん給与も支払われる)通う形で、軍の任務などで授業に参加できない場合も、レポートを書いたり早目にテストを受けたりなど、面倒な手続きなしで無条件に配慮してもらえる。
私が取っていたスペイン語のクラスにも軍人がいたし、大学のキャンパスに隣接して、軍の教育センターの建物があり、一部の大学の授業に使われたりしていました。
(私が取っていた確率統計のクラスは、軍の教育センターで開かれていました。)
通知と一緒に入っていた勧誘の紙にも、
「4000以上の職種があります。88%以上が軍の外でのトレーニングです。軍に入って、自分の将来の仕事のトレーニングをうけよう…」
という感じの文言が書かれていました。
アメリカは高校を卒業すると18歳で成人。
多くのハイティーンが、自分の働いたお金で大学やカレッジや職業訓練校の学費や親の家を出て自分の(衣食住の)生活費を賄うのが普通。
日本のように親が学費を出すのは特殊ケース。
アメリカの学費は日本と比べると高額(公立学校でも私立より高いこともある)なので、ローンを借りたり、奨学金をもらいながら通う人も多いです。
そんな中で、軍に入隊すると仕事も給料も保証され、大学まで行けるのだから、お金のない若い学生には魅力なのだと思います。
アメリカ政府も軍隊に人材を確保するのに苦労しているのね…と、思った。
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