オマエはもう死んでいる…
去年のインディペンデント・デー(独立記念日、7月4日)のこと。
「独立記念日だから、いつもと違う格好で出かけようか」
と、思いたって、娘と私は浴衣を着て出かけることにしました。
ブログネタ: 【賞品付き】夏の服装にまつわるオモシロネタ大募集♪
日本でも浴衣なんて滅多に着ないので、娘と2人で試行錯誤を重ねながら1時間近くかかって着付けが終わりました。
出かける直前に鏡の前で裾を整えようと思ったら、
「アレレ…?右手で調整できないぞ?」
よく見たら私も娘も※左前に着付けをしていた!!
※左前:左側の衽(おくみ)が体に付くように来る着方で、亡くなった人の着付け。
「オマエはもう死んでいる…( ̄ー+ ̄)」状態。
着付けるのに1時間もかかっているので、今更初めからやり直す気にはなれなかったし、
「アメリカ人は、着物の着付け方なんかわからないから、そのままでも大丈夫~」
と、いうことで、そのまま出かけることに…
アメリカで浴衣を着ていれば当然目立つわけで、
出かけた先ではいろんな人に声をかけられた。
「あなたの国の民族衣装なの?」
「着るのにどれくらい時間がかかるの?」
と、聞いてくる人も多くて、
「ハイ、浴衣といって日本の夏の衣装です。」
「なれてくれば30分くらいで着れます。」
と、答えながら、着物の着付けに詳しい日本オタクや日本人と遭遇しないか、ヒヤヒヤしました。
今回の教訓:浴衣を着る時は、死人にならないように注意。
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コメント
>梓さん
浴衣ドレスですよね。
インターネットで子供用のを見たことがあるのですが、コスプレみたいで可愛いとは思えませんでした。
伝統的な浴衣の方が可愛いと思うのは、オバサンになった証拠かしら。
投稿: yuuki | 2011年8月22日 (月) 11時30分
左前に着てしまう…のはありがちなミスですよね。
私は合気道や空手が好きで道着が右前なので、自然に浴衣も着られますが、日本でも間違ってる事に会場で気付いて 物影で着付け直してあげる事も度々。
最近は浴衣姿は非常に少なくなって 襟元や袖口にレースが付いていて、丈も膝上のミニ浴衣が主流ですね。甚平のようにツーピースらしく気軽に着られるみたいですよ。
今は黒髪の人が少ないので、浴衣は似合わなくなってますね(T_T)
投稿: 梓 | 2011年8月20日 (土) 13時38分