Lighthouse(灯台)20<br>-Tawas Point Lighthouse-
10月の中ごろ(第3土曜日)、紅葉も進んで来たので、ちょっと遠くにドライブがてら灯台を見に行くことにしました。
今回行ったのは、Tawas Point Lighthouse。
この灯台は、去年の6月に、Sturgeon Point Lighthouseを見に行った帰りに寄った、Tawasの町のハーバーの桟橋から見えた灯台で、いつかは行ってみたいと思っていました。
Tawas Point Lighthouseは、ヒューロン湖のTawas Bayにたつ灯台で、現在の灯台は1876年から稼働しています。
1935年に電化、1946年に最後の常駐の燈台守が灯台を後にする。
現在は灯台守の住宅の1階部分は内部が復元され、ミュージアムとして一般公開されています。
ミュージアムの料金は1人2ドル(2015年10月現在)。
ミュージアムから灯台の塔へ上ることもできます。
(←ハロウィンのデコレーションのされた本棚周り
壁の写真がホログラムで角度によって女性がゾンビに…
棚の上の写真や薬瓶もハロウィンのデコレーション)
私たちが灯台に行った日とその前日は、ハロウィンのイベントが行われていて、灯台の周りの庭や灯台守の住宅灯台の内部も、ハロウィンのデコレーションがされていました。
灯台守の住宅の内部のデコレーションは控え目で、パッと見た感じでは分からなかったのですが、よく見ると壁の写真がホログラムで角度によってホラーな写真に変わるものが飾られていたり、棚に置かれた瓶やデコレーションがハロウィングッヅだったり、至る所にパンプキンや髑髏が飾られていたり、さりげない所に鍋が置かれていたりと、色々でした。
ハロウィンの飾りが何もないように思えたキッチンでさえ、オーブンとストーブの傍の床にさりげなく蜘蛛の絵が描かれた白いカボチャが飾られていました。
(←ベッドルームのナイトテーブルの上のデコレーション。
墓石の飾りと瓶には髑髏の絵が…)
灯台守の住居の部分だけでなく、灯台の塔の内部もホラーっぽい飾りつけがされていました。
タワーの部分は住居の部分と比べると、暗く古い感じなので、パンプキンやジャック・オ・ランタンの飾りはなく、髑髏の飾りばっかりでした。
これがまた、ペンキの剥げかかった壁や、19世紀末の建材(窓や階段など)にピッタリ合っていて面白かったです。
塔の上のランタンルームにはガイドさんがいたのですが、その方も秋っぽいコスチュームを着ていました。
そして、狭いランタンルームにまで、さりげなく髑髏の飾りがあって、「ミュージアムの職員もハロウィンの飾りつけを楽しんでいるんじゃないのかしら?」と思うくらい、あちらこちらがさりげなくハロウィン仕様でした。
Tawas Pointの灯台の塔の高さは67フィート(約21メートル)
塔の内部は踏み幅のせまい鉄製の螺旋階段になっていて、途中3カ所に踊り場がついていました。
(←ランタンルーム内のレンズの頭頂部分。
こんな所にも骸骨が…
天井の剥げかかったペンキと色や雰囲気が合って溶け込んでいて、ランタンルームに上がってすぐは気が付かなかった。)
後で聞いた話なのですが、ミュージアムの外の灯台の庭で子ども向けのイベントをやっていて、ミュージアムと灯台の塔には子どもも沢山来るので、子どもが怖がらない程度の控え目な飾りつけにしたそうです。
(↑灯台と灯台守の住居。
庭にさりげなく囚人を繋いでおく枷が飾られている。)
灯台の周りの庭では、モンスターの的当てや、パンプキンの形のビーンバッグなどの子ども向けの屋外ゲームがもよおされていて、ホットドッグなどの屋台もでていて、小さな子供を連れた家族が沢山いました。
ゲームの他にも墓地の飾りつけや難破船?(幽霊船?)の飾りつけもされていて、ポーズをとって写真を撮る家族もいました。
(←墓地の飾りつけの門の部分。
結構大規模なデコレーションだった。)
写真を撮る人たちを見て夫が、
「2昔くらい前は、遊びに行った先でカメラで撮影するのはアジア人くらいで、アメリカ人は写真なんか撮らなかったのに、今は誰も彼も写真を撮っているなぁ…」
と、言っていました。
確かに、60年~70年代の映画などに出てくるアメリカ人の考える日本人のステレオタイプは、黒縁のメガネに出っ歯で首からカメラを下げている風貌だったよなぁ…
(←トイレの周りのデコレーション。
核廃棄物のドラム缶から何かが漏れ出している飾りつけ)
今はスマホが普及して(アジア人の)観光客じゃなくても、スナップ写真を撮る人が増えている事は確かだと思いました。
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