国立アメリカ空軍博物館7(再訪問2 大統領専用機)
Sam 26000
2日目(24日)はビルディング4の大統領専用機から見学に行きました。
(↑↓Sam 26000の実機)
Sam 26000(通称エアフォース・ワン)はケネディ大統領時代の大統領専用機。
ボーイング707を改造した機体で、1962年から1998年の3月まで使われていました。
1998年の5月に、国立アメリカ空軍博物館のあるライト・パターソン空軍基地への最終フライトを行って、以降は国立アメリカ空軍博物館のビルディング4で展示されています。
(↑画像クリックで拡大画像へ)
(↑Sam 26000のコックピット)
(↑Sam 26000の機内)
CulombineⅢ
(↑↓CulombineⅢの実機)
CulombineⅢはアイゼンハワー大統領時代の大統領専用機。
ロッキード・L-1049・スーパー・コンステレーションの改造機で、CulombineⅡ(1953~1954年)の後継機で1954~1961年まで使われました。
1966年に退役し、以後国立アメリカ空軍博物館に展示されています。
(↑画像クリックで拡大画像へ)
(↑CulombineⅢのコックピット)
(↑CulombineⅢの機内)
Sacred Cow
(↑Sacred Cow)
Sacred Cow(ダグラスVC-54C スカイマスター)は、初の大統領専用機として作られた機体で、ルーズベルト大統領時代1945年に大統領専用機として運用開始され、1947年まで使用されました。その後、空軍で輸送機などとして使用され、1961年に退役。1983年に国立アメリカ空軍博物館に移送されて現在ビルディング4で展示されています。
(↑Sacred Cowのコックピット)
(↑Sacred Cowのギャレー)
(↑Sacred Cowの機内)
Sacred Cowの機内はギャレーに電気冷蔵庫が備え付けられたり、ソファーの後ろに折り畳みベッドが隠されていたりで、当時としては常識外れに豪華な内装だった。
Independence
(↑Independenceの実機)
Independence(Douglas VC-118)は、ハリー・トルーマン大統領の移動のための第2の飛行機として作られた機体で、1947~1953年まで使われた。
その後VIPの移動のために使われて1965年に引退して、国立アメリカ空軍博物館で展示されるようになった。
(↑Independenceのコックピット)
(↑Independenceの機内)
私たちが訪問した時に内部を見ることのできた大統領専用機は↑上の4機体でした。
おまけ:
機内を見ることは出来ませんでしたが、他にも数機が大統領専用機のコーナーに展示されていました。
(↑Aero Commander U-4B)
(↑Gulfstream Aerospace C-20B)
(↑JetStar: Lockheed VC-140B)
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