Meadow Brook Hall 6
前回の記事からの続きです。
今回でMeadow Brook Hallの記事は最後になると思います。
使用人エリア:
(↑使用人エリアの廊下)
ウィルソン家族が住んでいた当時と違って、使用人エリアとの間の全てのドアは開けっ放しになっていたのですが、今回のツアーでは使用人エリアは移動のために階段を使ったり、一部の部屋を見学しただけでした。
(↑医療品の部屋:薬やガーゼや包帯、体重計や医療の道具などを保存しておく部屋。
救急箱の物置部屋バージョン。)
Meadow Brook Hallでウィルソン家族が暮らしていた当時は田舎で、年に何回か医師が訪れて家族の健康診断を受けていたそうです。
また、病気などになった時も医師に往診してもらっていて、健康診断や往診に必要な医薬品や器具を医師が持ってこれなかった場合に備えてストックしておく物置のような部屋がありました。
診療に訪れた医師も遠距離を移動してくるので、診察が終わった後滞在出来るように使用人エリアにいくつかゲストルームがあるそうです。
(↑↓使用人エリアのゲストルーム)
↑の画像の使用人エリアのゲストルームは養子のリチャードが大きくなってナーサリー(育児室)が必要なくなった時に、リチャードの寝室として使われていたそうです。
ロフトや自分専用のゲストルームのあるマチルダの実子たちのプライベートスペースと比べて、養子の部屋はシンプルで格差だなぁ…と、思いました。
ツアーについて:
前回2015年にツアーに参加した時とツアーの内容やツアーの種類、料金などが随分変わっていました。
以前はミュージアム・ストアでツアーチケットを販売していましたが、今はオンラインでの予約&支払いになっています。
詳しい情報は↓のURL(英語)を参考にしてください。
https://meadowbrookhall.org/tours/
おまけ:
プレイハウス:
Meadow Brook Hallの建物内ではないのですが、敷地(5.7㎢)内に子どもたちが遊ぶためのプレイハウスが建っていました。
Knole cottage:
(↑Knole cottage)
Knole cottageはマチルダの娘のフランシスが家事を学ぶために12歳の誕生日にプレゼントされた家です。
家は普通のサイズの3/4のスケールで作られていて、中には6部屋あります。
電気や水道も引かれていて、フランシスは家具の殆どを選んだり、キッチンでケーキやパンを焼いたり、家計簿をつけたり、子ども部屋で使う人形を作ったりしていたようです。
(↑玄関のドアの前に立つ娘。娘の身長が約150㎝なので家のサイズが小さいのがわかる。)
コテージはMeadow Brook Hall(母屋)から少し離れている(徒歩5分くらい)ので、コテージで遊ぶ時のセキュリティーのためにガードマンをつけていて、裏庭にはガードマンの警衛所が設けられていました。
(↑Guardhouse)
Dan's cabin:
(↑Dan's cabin)
Dan's cabinはアウトドア・アクティビティーが好きなマチルダの息子のダニエルのために建てられたキャビンです。
姉のフランシスのコテージから見える距離にあります。
キャビンはダニエルが9歳の時に建てられ、ハンティングやフィッシング、ソリ滑り、など屋外での活動の拠点として使われました。
ダニエルが19歳の時にワークショップが増築され、ボートやバイクや自動車などのエンジンをいじったりするために使われました。
Wilson playhouse:
(↑Playhouse)
Wilson playhouseはまだ幼かった養子のリチャードとバーバラのために建てられたプレイハウスで、ナニーと2人が遊べるように設計されました。
元々は敷地内の別の場所に建てられていて、周りには屋外プール、屋内プール、馬小屋、犬小屋、砂場、ブランコや滑り台などの遊具がある遊び場があって1年中遊ぶことが出来るようになっていました。
2019年にプレイハウスと犬小屋のみが、フランシスのコテージとダニエルのキャビンの近くに移設されました。
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