我が家の夫はズバリ優柔不断です。
裏を返せば慎重といえないこともないのですが、大きな決断をする時ならいざ知らず、レストランとか服を買う時とか小さなことまでアレコレ迷って決められないので、付き合っている私はウンザリしてきます。
(↑左:会社から支給されたスマホ透明のケースがついている
中:中古で購入したスマホ
右:新しいスマホのカバー)
未診断だけれど発達障害の疑いの強い夫は、頭の中で情報をうまく整理することが出来ない(目標に合わせて絞り込みが出来ない)ためか、選ぶ時に可能性の低い選択肢まで候補に入れてしまって選択肢が溢れかえってしまうので、決断が下せない(もしくは異様に時間がかかる)。
そのうえ、選んだ結果の失敗は絶対に避けたいと言う、いびつな形の完璧主義的な傾向も持ち合わせているので、更に決断が下せない状態に陥りがちです。
そんな決められない&失敗を極度に恐れる夫が身につけた手段が『決断を人に代理させる』という方法です。
自分でなくて誰かが決断した形になるので、不都合が出た場合は決断した人に責任を押し付ける事が出来る為です。(日本の会社の会議とかで、責任の所在をはっきりさせないで連帯責任という決定がよくされる事はあるので、日本的な考え方なのかもですが…)
この『決断人に代理させる』行動で、過去にも何度もトラブルになっています。(決断を怪獣に代理させてトラブルになった一例)
今年の夏に、夫が使っていたプライベート用のアンドロイドのスマホが全く起動しなくなってしまったので、買い替える事になったのですが、その時にも夫の優柔不断&責任転嫁先の確保が始まってウンザリしました。
ある日、私がPCでブログの引っ越し作業をしていたら夫がやって来て、
(ーーダッシュで挟んだ文章は夫の行動)
夫:「今使ってるスマホが動かなくなったから買い替えようと思うのだけれど…」
私:作業をしながら「そう、あなた以外の家族は皆iPhoneを使ってるから、シムフリーのiPhoneが便利じゃない?」
夫:「買うならiPhone13かな…」
ーここで夫は会社から支給されたスマホでiPhone13のショッピングサイトを検索して候補を探し始めたー
暫くして、
夫:「型落ちでも新品は高い…からリファブリッシュか新品同様を買おうと思うんだけれど…(どうかな?)」
ー責任転嫁先を探しているので私に同意を求めてくるー
私:引き続き作業をしながら「私だったら、以前リファブリッシュでバッテリーのトラブルを経験しているから高くても正規のストアで買うけれど…」
ー同意が得られなかったので納得の行かない夫だったが、新品は買わない事に決めたようだー
すると今度は
夫:「これなんかはどうかな?色はミッドナイトだけれど…」
ーまた同意を求めてくるー
私:作業中「会社から支給されているのはミッドナイトだし、日本のキャリアで使っているiPhone 11は赤だから、それ以外の色が(※おっちょこちょいのあなたが)間違う事がなくていいんじゃない?」
ー同意が得られず納得が行かないが、確かに間違いそうだと考えなおしたのか暫く検索し直していたー
夫:「グリーンはどうかな?」
私:作業中「グリーンはダークカラーだから(ミッドナイトと)間違いやすいんじゃない?」
ーここで思うように同意が得られなくて夫が少し切れてくるー
夫:「白(スターライト)はどうかな?」
私:作業中「スターライトなら大丈夫じゃない?」
夫:「じゃぁ白で注文するぞ~」
私:無言、心の声:「なんでわざわざ同意を求めて来るかな?」
やっと注文したようだ。
(←左:会社から支給されたスマホ
右:新しいスマホにカバーをかけたところ)
数日後…
スマホを受け取った後(ミズーリ―州ドライブ旅行の後)で、今度はスマホのケースを注文することになった時の話。
私は相変わらずブログの引っ越し作業中
夫:「スマホのケースを注文しようと思うのだけれど…」
ー候補のケースの画像を見せながらー
夫:「黒はどうかな?」
私:作業しながらケースの画像をちらっと見て「間違いがないようにと本体の色を別の色を選んだのに、ケースを黒にしたら意味ないじゃん」
夫:「別の色にしろって事?」
私:無言、作業中
ー夫はブツブツ言いながらまた別の色を検索開始ー
夫:「グリーンはどう?」(私はちらっとしか見てないけれど、グリーンはiPhoneの本体のグリーンの色と同じで黒に近いダークグリーン)
私:呆れて無言、心の声:「黒のケースもグリーンのケースも間違い防止にはならんがな」
夫:「じゃぁ、何色がいいんだよ!相談してるのに親身になってくれない!(`ε´)ぶーぶー」
私:「何色を選んでもスマホの機能に違いはないし、私だったら間違いにくいようにケースも別の色を選ぶと意見を言っただけで、あなたに強制してるんじゃないんだから、あなたの好きなようにすればいいじゃない。私のスマホじゃないんだから、私にとってはどの色でも別にどうでもいいんだよ。」心の声:「くだらないことでわざわざ作業の邪魔するな」
ー私が同意をしなくて責任転嫁先を確保できなかった夫は、その後黙って自分の選んだ色(グリーン)を注文したみたいー
更に数日して
ケースが届いて、スマホに取り付けてみたらケースは半透明だけれど透明度は低く、全体的にダークな印象になってしまった。
夫:「大丈夫、ほら、ちゃんと見分けがつく(;・∀・)冷汗」
と、強がりを言っていたけれど…
私:「そう」心の声:「( ´,_ゝ`)ハイハイ、間違わないように頑張ってね~」
全く、責任転嫁先を確保しようとする無責任行動は夫1代限りにして欲しいものである。
その後…
優柔不断と責任転嫁先の確保で難航したうえやっと購入したスマホだったけれど、使って暫くしたら問題が…
長くなったので後日談は次回へ…
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