ACTと卒業判定テスト
(←うちのマダラ猫をスキャナーでスキャンしたもの
卒業判定テストとは関係ないです)
今週の火曜日(3月4日)から3日間、怪獣は卒業判定テストを受けた。
(卒業判定というか、英語ではgraduation requirmentなのですが…)
卒業判定テストはジュニア(日本の高校2年生)の、後期に受けるもので、州によって決められたテストを受けることになっている。
私たちが今住んでいる州では、ACTにライティングを追加したものを州の卒業判定テストに使っています。
卒業は1年以上先なのに、なぜこの時期に判定テストなのかと言うと、ジュニア(高校2年)でテストにパスしなかった場合は、シニア(高校3年)で受けなおしができるからです。
娘の通っていた高校のあった州では、州が独自に作った卒業判定テストを使っていて、娘もジュニアの時にテストを受けたのですが、リーディングのテストで1点だけ足りなくてパスできず、翌年リーディングのテストだけを受けなおしていました。
怪獣はIEPを受けていると言うことで、普通のカリキュラムの子とはテストの受け方が違います。
怪獣の場合は、テストの問題は同じなのですが、テスト時間の延長が認められています。
いつも学校で受ける中間テストや期末テストなどのテストでは、時間の延長と、テストの問題を説明してくれる補助がついていますが、ACTテストは業者のテストなので、IEPを受けているから自動的に(時間延長)などの配慮が受けられるわけではないです。
そのため、今回のテストを受けるにあたって、前もって1月の下旬頃に、配慮を申請する用紙を提出。
その後、配慮を認める通知がくると、時間延長などの配慮を受けることができます。
また、テストの前の週に、テスト時間を延長すると、他の子と下校時間が違うため、スクールバスが利用できなくなるので、(お迎えが必要なら)各家庭で対応するように、お知らせが郵送されてきました。
(怪獣はいつも徒歩で下校するので、特に親が迎えに行くことはなかった。)
テストの初日は、(完ぺき主義者の)怪獣もナーバスになっていましたが、今回パスできなくても来年も受けられることを話したら、少し安心したようでした。
このように、卒業判定テストや大学入学のための学力試験を受けるチャンスが複数回あって、(ハンディのある生徒は個人に合わせた配慮も受けられるのは、)一発勝負の日本の受験と違って、子どもたちにとってストレスが少なくて、まぐれや運ではなくて実際の学力をより反映した結果になるのではないかと思います。
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