今回は旅行記の続きの予定だったけれど、メモリアル・デーに始めたキッチンの床の貼り替えについて割り込みで書くことにしました。
5月27日(月曜日)はメモリアル・デーで公休日だったので、一家総出(3人)でキッチンの床の貼り替えに取り掛りました。
(↑床剥がし前:キッチンのテーブルと椅子を除けたところ)
記事のタイトルから予測がつくとは思うのだろうけれど、床のリフォームに取り掛かる前に一悶着ありました。
(↑ガレージ側の入り口から見た床の貼り替え前のキッチン)
24日の金曜日の夜に夫が突然、
「明日はキッチンの床の張替えをするぞ~」
と、言い出しました。
私:「はぁ?全然そんな話聞いていないし、床の貼り替えの準備なんてしていないから無理。
それに日曜日にはお客様2人をお招きして食事だから、前日の土曜日に作業なんて無理だよ。」
(そもそも、食事会を設定したのは夫である。)
夫:「この先、3連休なんか9月頭までないんだから、今週末やらなかったらいつやるんだよ!そのために床材も買ったんだろう!」
確かに前日の木曜日に床材を買いに行ったのだけれど、メモリアル・デーのセールで安くなっていたから買ったのだと思っていた。
床材買ったから、その週末は床の貼り替えだと、何も言われなくても察しろと?
私:「自分一人でやる作業ならともかく、家族も作業させるならどうして前もって相談しないの?
土曜日にやるってわかっていたら、キッチンの(食器やストックの食品を置いてある)棚も除けたし、可動式の調理台も移動できるように中の荷物も出したのに…今からじゃ遅すぎるよ。お客さんも来るし…」
夫:「新しい床材は並べて置くだけの作業だから、土曜1日あれば何とかなるだろう!」
発達障害気味の夫は時間の感覚が普通の人とは大幅にずれている。
刹那を生きているというか、物事を目標の時間から逆算して計画を立てるのが苦手、メインの計画の実行に追随してくる細かな手順などを考慮に入れないので、段取りを考えるのが不得手。
タイルのしかも8×3.6mの広さ(約30平米)を剥がすのに半日で済むとは思えないし、以前に並べて置くだけの床材を地下室に敷いた時に、2日以上かかっていることを考えたら、24時間丸々作業したとしてもどう考えても無理。
私:「丸1日かかって床を剥がすだけで精いっぱいだと思うよ。
新しい床を貼るところまで絶対進まないよ。そうしたら翌日キッチンが使えないから食事は作れないよ。
それから、私と怪獣はポケモンGOのイベントで3時間抜けるから。」
(↑タイル剥がす前のキッチン)
夫:「じゃあ、食事会を来週に延期すればいいだろ!」
私:「延期するなら、あなたが連絡してね。
そもそも、何の計画も立てずに行き当たりばったりで作業にかかるのは私は嫌だから。」
そんなこんなで、どうしても土曜日に作業をしたい夫と、計画には無理があると主張する私とで口論になった(夫が怒鳴って騒いでいて、私に何度も怒鳴らずに普通に話すように注意されていただけなのだが…)挙句、反論できなくなった夫はダンマリを決め込んでしまった。
夫の無視は翌日の土曜日も続いたが、ここで私が折れたら「不機嫌な顔をしていたら、家族がいうことを聞く」と好ましくない行動を強化してしまうので、敢えてこちらから声をかけることなしに放っておくことにしました。
(↑キッチンにあった棚をリビングに移動させたところ)
土曜日と日曜日はタイルを剥がす作業はできないけれど、準備はできるので、土曜日の午後はキッチンにあった棚を移動させるなどの作業をポケモンGOのイベントから帰って来て怪獣と2人で(不機嫌な夫抜きで)やりました。
(↑玄関ホールに運び出したキッチンとダイニングの椅子など)
日曜は食事会の準備と後片付けで1日が終わり、月曜日の朝にタイル剥がしの作業を開始する事にしました。
すぐにでもタイル剥がしを始めようとする夫を説得して、作業開始前に家族で集まって手順を決めることに…
決まった手順は…
①(キッチンに置いてあるテーブルや可動式の調理台やパントリーの下から2段目までの荷物をダイニングに移動させるため)
ダイニングののテーブルを移動させる。
②キッチンのテーブルをダイニングに移動
③夫と怪獣、私の2組に分かれて
1)タイル剥がし(夫&怪獣)
2)可動式の調理台の中身とパントリーの下から2段目までの荷物をダイニングに移動(私)
④可動式の調理台をダイニングに移動させる。(家族全員)
⑤冷蔵庫とガスオーブンとコンロの下以外の床のタイル剥がし(家族全員)
⑥床の下処理(水平を出したり、表面を平らにしたりなど)
⑦新しい床を貼る
⑧冷蔵庫を移動させて冷蔵庫の下の床のタイルを剥がして新しい床を貼る
⑨オーブンの下の床のタイル剥がしと、新しい床を貼る
で、行くことになりました。
(↑剥がしたタイルを片付けているところ)
タイル剥がし以外の④までの作業はサクサク進んだけれど、タイル剥がしの作業が時間がかかることかかること。
タイルを大きなハンマーで割ってひびを入れて、目地のところにタイルを剥がす専用の工具を当てて金づちで叩きながら剥がしていくのですが、工具が一つしかなかったので、夫が剥がす作業、私と怪獣が剥がしたタイルや割った目地などを片付ける作業を延々と続けました。
(↑タイルの下のベニヤ板を外すと現れたオリジナルの床)
随分前にキッチンの掃き出し窓を交換した時に知ったのですが、うちのキッチンの床は元々のビニールの床の上にベニヤ板を敷いて、その上に陶器のタイルを貼ってありました。
タイルを剥がす作業をしながら、夫と私でまたもや意見の相違が…
私はベニヤ板も剥がしてオリジナルの床の上に直に新しい床を敷こうと提案したのですが、夫はベニヤ板を残して凸凹を平らにして新しい床材を敷くか、ベニヤ板も新しいものに交換しようと言ってきました。
下地のベニヤ板にはタイルの接着剤や目地が張り付いていて、凹凸を平らにするのは大変な作業だし、新しいベニヤ板に交換するにも、SUVを娘に譲ってしまったため、ベニヤ板のような大きなものを運ぶトレーラーがない。
夫のやり方だと時間もお金もかかってしまう。
にも拘らず、ガンとして自分のやり方を押し通そうとする夫。
(↑冷蔵庫とオーブンの下以外のタイルを剥がし終えてオリジナルの床が出てきたところ。
翌日撮影)
このままベニヤを再利用する方法で行くとしたら、暫くキッチンは使えなくなるだろうから、「どうしたものか…」と困っていたら、
タイルを剥がす作業を進めてうちに、下に敷いてあったベニヤ板の損傷や汚れがひどいことがわかったので、夫もベニヤ板を残すことは断念したらしく、下地のベニヤ板は外すことになりました。
(ー。ー)フゥ
冷蔵庫とオーブンの下以外のタイルと下地のベニヤを外したところで午後8時を回っていたので、その日の作業はストップしました。
(タイルを割るのに大きなハンマーを使うので大きな音がするため、夜遅くの作業は近所迷惑)
(↑ガレージ側の入り口から見たオリジナルの床。)
その後、汚れた床の掃除が終わったのが夜の11時近く。
やっぱり1日では新しい床材を貼るところまでは行かなかったです。
最近のコメント