英語

2021年1月25日 (月)

アクシデント

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 我が家のマダラ猫は、腎臓の問題を抱えていて、2017年から腎臓病用の猫餌を食べています。
腎臓病用の猫餌は獣医の処方箋がないと買えないので、いつも獣医に買いにいっています。


獣医の処方箋は1年に1回、定期検診を受けて更新しないといけません。
 去年の12月に、マダラ猫は年に1度の定期検査を受けたのですが、その時の結果で体重が減っていること、腎臓の検査値が通常を少しだけ逸脱していたので、尿の精密な検査を受けるように勧められ、1月15日に検査に行きました。

 COVID-19の影響で、獣医も人間の医療機関と同じように駐車場に着いたら電話をして受付を済ませ、順番が来たらスタッフが患畜を受け取りに来て、診察などを受ける仕組み。

 駐車場で受付をしている時に、「体調はどうですか?」「食欲は?」などの質問を受けたのですが、その中の一つに「Dose she have (an) accident?」と言うものがありました。

 その文だけを日本語に直訳すると「事故がありますか?」と、言う事になるのだけれど、このようなケースで「アクシデントは…?」と聞かれたら、十中八九『お漏らし』のこと。 
 聞いた瞬間に『お漏らし』だと言う事はわかっていたけれど、日常的なお漏らしについて聞いているのか、(尿検査だったため)今キャリーバッグの中でお漏らししていないかどうかを聞いているのか、迷ったので返事に詰まっていると、もう一度同じ質問をしてきたので、急いでキャリーバッグを確認して漏らしていないことを確かめて「No」と、返事をしました。
(マダラはトイレ以外の場所で用を足す癖はないので、キャリーバッグにお漏らししていなければ、どっちの意味でもNoだから。)

 この『accident』と、言う言葉、『粗相』や『お漏らし』や『予期せぬ妊娠』の遠回しな表現で、日常生活で結構よく使われます。
幼稚園児以下の子どもを持つ人が子どもの話をしている時に『accident』と、言う言葉が出てきたら『事故』の話しより『お漏らし』の話である確率が高いです。

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2020年9月22日 (火)

ライティングの神様?降臨

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 私は文章を書くのが非常に苦手で、遅筆でもあります。
日本語でその状態なのだから、母国語でない英語で文章を書くのは更に苦労しています。

 2005年に母子留学した時、最初に通った大学付属のESL(語学学校)は(以前の記事にも書いたのですが)カリキュラムがとても厳しい学校でした。
 特にライティングは厳しくて、一番上のレベルでは大学の教養のEnglish/composition(文法)のクラスで教えている内容とほぼ同じことを教えていました。
 (米国の)学校で使われるライティングは形式などが決まっていて、文法や修辞法を正確に使ってテンプレートに当てはめていけば、誰でもそこそこの文章を書けるようにはなります。
 基礎になるテンプレートは小学生も大学生も同じで、内容の深さや文法や修辞法のレベルだけが違う感じです。

 文法やレトリックなどは技術的な部分で学校でも教わるし、繰り返し使うことによって誰でも身に着けることもできますが、内容やそれを展開していくのは創造的な作業で個人差が大きいし、学校の授業で学ぶことが難しい部分です。
 英語でLanguage Arts(学校で教わる話し方・書き方の科目)と言いますが、英語で文章を書いていると文学作品に限らず文章を書くという事はArtなのだと感じます。

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 私は文章を書くのが遅い自覚はあるので学校のペーパーを書く時は、資料集めなどの準備は早くから始めるのですが、資料(ネタ)は目の前にあるのに、文章の構成や組み立てが進まないという事が度々起こります。
 結局構想が纏まらず、アウトラインを書いたりペーパーを書き始めるのは提出期限の2日前くらいになってしまうこともあります。

 構想など創造的な部分を文字などに変換する作業は、文法のように万人共通のやり方があるわけではなくて、個人によって様々のようです。

 漫画家の萩尾望都さんが作品を生み出す時の様子を漫画に描いておられるのですが、構想が思い浮かんだ時は、自分の頭の上に構想が複雑で巨大な分子構造のモデルのような形で乗っているような感覚で、一歩でも動いたり誰かと話したりするとその構想の分子構造モデルが瓦解してしまうということでした。

 私の場合は、頻度は低いのですが映画のシーンやプロットのように流れが浮かんできて、それを順番に文字に書き留めていくと文章が出来上がることがあります。
 私はこの状態をライティングの神様が降りてきている状態と呼んでいて、この状態の時は流れるようにサラサラ書き上げることができるし、書いたペーパーなどは後で読み返してみて、「本当に私の書いたものなのか?」と、思うくらいの出来で、評価(成績)もいいです。『たいへんよくできました』レベル
(提出前にライティング・チューターに持って行って、言葉選びやスペルミスやフォーマットなどのチェックは受けるので、厳密には全て自力で書きあげたとは言えないのだけれど、有名なライターさんでも作品を発表する前には校正を受けるのだから、自力で書いたといってもほぼ差し支えないと思う。)

 問題はこの神様、必要な時に毎回降りてくれるわけではないことです。
 神様が降りてこない時は文字通り『自力』で取捨選択・試行錯誤・行きつ戻りつを繰り返しながら文章を書いていくことになり、時間もかかるし出来も良くない。相当努力しても『よくできました』レベル
 特にTOEFL(トーフル:米国留学のための英語学力検定テスト)の30分ライティングのような時限のある課題は神様が降臨される時間もないのか、いつも惨憺たる結果に終わります。

 ESLにいた頃、30分の短いエッセイとライティングのクラスで提出した(神様が降臨した時に書いた)エッセイを読み比べた試験官が、「同一人物が書いたとは思えない」と、代理ライターの存在を疑われたこともありました。
 その時はライティングのクラスの教師が、「yuukiは時限のあるエッセイが苦手だけれど、十分な時間が与えられれば素晴らしい文章の書ける生徒です。」と、弁明をしてくれて助かりました。

 この記事もライティングの神様なしで書いているので、書いては削りでかれこれ4日間くらいかけて書いています。
(4日間と言っても、一日中書いているわけではないですが…)
「ライティングの神様、必要な時にいつも降臨してくれたらなぁ…」と、思います。

 

 

 

 

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2020年4月18日 (土)

First Responderのクラスの登録取り消し 使い捨て手袋の外し方(再掲)

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 冬学期にFirst Responderのクラスを取っていたのですが、COVID-19の影響でオンラインの授業になってしまったため、登録の取り消しをしました。
 講義を受講して、筆記試験と実技の試験を受けるとEMR(Emergency Medical Responder)の証書が貰えるはずだったのですが、オンラインの講義では実技の習得が難しいし、実技試験が受けられる見通しも立たなかったためです。

(↑American Red Cross,Emergency Medical Responce, p21より引用)

 登録は取り消してしまったものの、それまでFirst Responderのクラスで学んだことが、感染について英語で理解するうえで役にたったのは良かったです。
 First Responderの教科書では、感染についてはEMR(Emergency Medical Responder)の職種と役割(第1章)に続いて第2章で学ぶ、最優先事項です。
 今回のCOVID-19で意外にも役にたったのは、使い捨ての手袋の外し方でした。
COVID-19はDirect Contact(直接接触)、Indirect Contact(間接接触)、Droplet Transmission(飛沫感染)で、Entry Site(侵入部位)は粘膜なので、ウィルスのついたものを触った手などで、目や鼻や口などの粘膜に触れることで感染するらしいので、外出の時に使い捨て手袋を使うことで、手にウィルスが付くのを防ぐことができます。

 使い捨て手袋を外す時は菌やウィルスが手につかないような外し方があり、それをFirst Responderのクラスの最初の授業の実習で繰り返し練習しました。

 手袋の外し方は以前の記事の続きを読むに書いたのですが、今回の記事に再掲することにしました。
似たような外し方が自衛隊のコロナ対策PDFにも掲載されているそうです。 

手袋の外し方:

First Responderはケガ人や急病人に処置をする時は必ずノンラテックスの手袋をかけるのですが、処置が終わった後手袋を外す時に、体液や血液や感染性の菌やウィルス等で手袋の外側が汚染されている可能性があるので、手袋の外側に素手が触れないように手袋を外す練習をします。

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(↑手袋を付けているところ)

①片方の手でもう片方の手袋の手首の部分(外側)をつまむ
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②つまんだ側の手袋を半分折り返す
(親指の先が見えている状態。折り返す時に手袋の内側部分に外側の面が触れないようにする。)
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③手袋を折り返した側の指で、もう一方の手袋の手首の部分をつまみ完全に手袋を外す
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(↑片方の手袋を完全に外したところ
外した手袋は内側のクリーンな部分が裏返しになって外にでている。)

④片手は外した手袋をつまんだまま、外した裏返った手袋で①で折り返した部分を手袋のついていない手でつまんでもう一方の手袋も外す。
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外したら、そのまま持ち替えたりせずに、バイオハザードの廃棄箱に捨てる。
(手袋の外側と素手が触れないように注意)

↑の画像では指輪をはめたままですが、作業の時はアクセサリーなどはつけてはいけないことになっています。

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2020年4月12日 (日)

COVID-19騒動4 マスク着用義務&給付金

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 当初、4月の上旬頃には政府のガイダンスも州の自宅待機命令も解除の予定だったけれど、感染の威力は衰えることはなく、どちらも4月一杯まで延長になりました。

(↑4月9日、霰の後に雪が降った。)

 私たちの住んでいる州では、遂に自宅待機命令に加えて外出時のマスクの着用が義務になりました。
ネットの広告動画では、「マスクは医療関係者のために取っておきましょう、マスクを買いに行かなくても、手作りマスクやバンダナで口を覆うことで代用できます。」と、宣伝していました。

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(↑Kさんから貰った防塵マスク)

 我が家には風邪や花粉症のの時に使うマスクの予備はなく、半年くらい前にバイク仲間のKさんから貰った防塵マスク3箱(30枚入り)があるので、それを代わりに使うことにしました。

Kさんありがと~

 マスク着用義務になってから、ポケモンGOがてらの散歩も行かなくなりました。
運動は室内のルームランナーで済ませています。
(ちなみに英語でルームランナーは『treadmill(トレッドミル)』といいます。『roomrunner』はロックグループの名前らしく、『roomrunner』で全く通じないわけではないけれど、通じにくいと思います。)

 トランプ大統領はアメリカ国民に給付金を配ると宣言していたのですが、誰にどれくらい配るのか噂は聞くもののどれもあやふやだったのですが、昨日、確定申告事務所でバイトしていると電話で話していて、詳しい情報のサイトを教えてもらいました。

給付金については続きを読むから…

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2019年11月19日 (火)

異常心理学のクラス こんなものにも病名が…

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 今学期は異常心理学のクラスを取っています。
異常心理学のクラスでは症例から、それに当てはまる病名を見つけて、どのような治療が選べるかなどを学びます。

(↑↓通っているカレッジ校内の画像、寒さで池が半分凍っている)

 教養の授業の一つなので、あまり深く突っ込んだ症例などは出てきませんが、当てはまる病名を見つけるためにはとにかく暗記に次ぐ暗記の科目です。

 最近、性的倒錯と性不全についての講義があったのですが、色々な『性』にまつわる異常行動が説明されていて、日ごろ『変態行動』と思っていたあれやこれやにもっともらしい病名があって面白かったので、日本語名はどうなっているのかちょっと調べてみました。

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voyeuristic disorder: 性的倒錯のひとつ。他人の裸を盗み見することで性的興奮を得る。
覗きだぁ~(゚-゚;)

frotteruristic disorder: 性的倒錯のひとつ。混雑などで逃げることができない時に、その気でない相手に触ることで性的喜びを感じる。
痴漢じゃん(`⌒´メ)

exhibitionistic disorder: 性器を他人に見せることによって性的快感を感じる。
見せ見せオジサン(オバサン?)だよ~
( ̄_ ̄ i)

transvestic disorder:(大体は男性)、異性の服を身に着けることで性的興奮や快感を感じる。
女装趣味?下着泥棒?ブルセラ愛好者?( ×m×)オエェ...

pedophilia: 子供に強い性的魅力を感じる。(患者が)16歳以上で診断。
ロリコン(ショタコン)だ!(-゛-メ)

日本語の正式名称は続きを読むから→

その他にも、incest(近親相姦), elecitle disorder(勃起不全), delayed ejeculation(遅漏), premature ejeculation(早漏),sexual masochism(マゾ), sexual sadism(サド),など性に関する用語や診断名が沢山ありました。

面白いと思ったのは、多くの病名で男性と女性で名前が違っていたり、※1(性同一性障害など)大人と子供で名前が違うものや、※2診断の要件に年齢が含まれているものなどがあったことです。

※1:gender dysphoria (大人の性同一性障害), gender nonconformity (子供の性同一性障害).

※2:例→male hypoactive sexual desire disorder: (男性で)セックスに興味がない。(通常高齢者はこの病名に当てはまらない)

 

 

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2019年2月23日 (土)

クラスの登録取り消し&Dean's List

Img_1504s 今学期、私は心理学のクラスを2つ登録していました。
一つは『Adjustment of Psychology』のクラスで、もう一つは『異常心理学』でした。

 『Adjustment of Psychology』のクラスの方は1月9日から始まったのだけれど、『異常心理学』のクラスは1月30日から始まる予定でした。
 ところが、1月30日は超低温のため休校になってしまったので、『異常心理学』の最初の授業は2月6日に始まりました。

 『異常心理学』の授業に行ってみたら、宿題も含むすべての提出物(課題)は学校のインターネットのシステムを使って提出することになっていて、私のPCでは投稿された宿題や課題を見ることができませんでした。
 ブラウザを変えたり更新してみたり色々やったのだけれど、結局課題を見ることはできないままでした。
 宿題の締め切りは授業の前日の正午までで、紙の宿題は受け付けないということだったので、インターネットで課題を見たり提出できなかったら、単位を取ることは不可能。
 今回PCの設定が何とかなったとしても、またいつ問題が出るかわからないし、毎週教科書(英語)を30ページ読んで課題とケーススタディーをやるだけでも大変なのに、PCやネット環境の問題も同時に解決するなんて、私の貧しいPCやネットの知識じゃ無理なので、登録を取り消すことにしました。

Img_1435s ところが、最初のクラスの予定日が悪天候でキャンセルされてしまったため、払い込んだ授業料の返還が受けられるクラスの登録の取り消し期限は実際の最初の授業の2日前だったため、登録の取り消しができても授業料は還って来ないと言われました。

 授業料に関する窓口をいくつか回って(たらい回しにされて)、ステューデント・サービス(学生課?)のオフィスで、最初の授業が開かれたのは返還期限の後だったことを説明して、授業料の返還が認められないか相談したら、返還要求の申請はできるけれど、返還されるかどうかの保証はない、と説明されました。

 返還要求のフォーム(申し込み用紙)と、細かい理由を説明するための添付の用紙を渡されてネットか窓口で提出するように指示されました。

 申し込み用紙は学籍番号や住所や連絡先や登録を取り消したクラスの番号などを記入するだけなので私にもできたのですが、理由説明の文章の方は、英語のビジネス・レターを書いたことがなくて自信がなかったため、アメリカ人の友人(社会人)に添削してもらうことにしました。

 上↑に書いたような理由を英語で書いて、友人にメールで送って見てもらったら、
「事情はわかったけれど、添削するのは面倒だったから、全部書きなおしておいたから、それ(書きなおした文章)にサインをして提出して」
と、言われました。
 送り返された文章を見たら全く別の文章になっていました。
(;´д`)トホホ…
同じ事を説明するのにここまで違うかと愕然としました。
(友人が書きなおした文章は続きを読むの最後の方につけておくので興味のある方は読んでみてください。)

 申し込み用紙に書きなおしてもらった文章をつけて、ステューデント・サービスの窓口に提出したら、結果(返還されるかどうか)は大体4週間後くらいにメールで送信するので、メールをチェックするように言われて、返還要求の手続きは終了しました。

(;-_-) =3 フゥ

後は結果を待つのみだわ…

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2017年8月 6日 (日)

面白ペーパーナプキン

Dsc09990s アメリカではトイレットペーパーやティッシュペーパーなどが割高(トイレットペーパーは1ロール1ドルくらいするし、ティッシュペーパーは160組のものが1箱で2ドル~2ドル50セントくらいする)なので、食事の時に使うならペーパーナプキンやペーパータオルの方が経済的。

 

Dsc09993s(←ペーパーナプキンの袋。
食事の時間を楽しくしたいと思った時の助けがここに…
みたいなことが書かれている)

 ペーパーナプキンやペーパータオルも安売りの時にまとめて買って置くことが多いのだけれど、 この間、スーパーでペーパーナプキンを安売りしていたので買ってきたペーパーナプキンに面白い柄のものが混ざっていた。

 安売りのコーナーから適当にカートに入れただけで、パッケージもよく見てなかったし、柄がついているけれど、使うには何の問題もないのでよく考えずに買った。
 使う時によく見てみたら、何やらナプキンにメッセージが書かれていて、読んでみるとなかなかこれが面白い。

Dsc09995s(↑全8種類のメッセージ)

 メッセージの種類は全部で8種類。

・あなたの最高のジョークを話そう
・誰かと1日を交換しよう。誰になりたい?なぜ?
・あなたが今日世界を変えるためにしたことは何?靴下を替えたんだけれど、これってカウントされる?
・ドキドキするような事実を話そう。
・今日一日の中で最高潮だったことはどの部分?そして、どの部分が帳消しにした?
・あなたの1日について話して。まあまあかなと思うのは何?)
・目が覚めたらあなたは30フィートの巨人のようでした。今日は何を見ますか?
・今日1日あなたが見たものの中で最も常軌を逸脱したもの/ほれぼれするものは何でしたか?

 私の日本語に直すのが下手なので大して面白くなくなっちゃってますが、英語で読んだらイデオムとかアメリカのカウンセラーの常套句「Tell me about…」とかそれにピッタリの絵が描かれていて面白いです。

 会話のネタになる質問が書かれていて、それに答えることが会話のきっかけになる感じで面白い。
 これは、我が家の食卓の団欒に使えるかも…(特に怪獣は何も話さないので、)と、思いました。

 

 

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2017年4月 6日 (木)

怪しい日本語13<br>ヤッキーという名前のバーガー⁈

Img_3157s 今回の怪しい日本語の記事は、『怪しい』というのではなくて、どちらかというと『おかしい(変だ)』と、いったほうが適切かもしれない。

 

 3月31日にと電話で話していた時に、某ファストフードの日本チェーンでヤッキーと言う名前のハンバーガを販売しているらしいと聞いた。

 

 正式?な名前は『しょうが焼きバーガー』で愛称が『ヤッキー』らしい。
(そのうえ、このバーガーにちなんだ映画まであると言う。)

 

(↑http://www.mcdonalds.co.jp/campaign/otegoro/より引用)

 

Img_3158s(←がスマホで送ってくれた包み紙の画像。
多分google画像からの引用)

 

 しかも、包み紙には『プリーズ・コール・ミー・ヤッキー』と書かれているらしい。

 

 いくらカタカナでも『プリーズ・コール・ミー・ヤッキー』は、まずいでしょう~
英語が母国語の人はどんな反応をするんだろう?
と、と話していた。

 英語でヤッキー(Yucky)というと、極めて不快な、吐き気を催させる、気持ちが悪い、凄く不味い、オエッとなる、不潔な等の意味で、いいイメージはない。

 日本のチェーン店限定だとしても、食べ物にYucky(吐き気を催させる、凄く不味い)はないだろ~
 企画の段階で止める人はいなかったのか、それとも、「吐き気を催させるバーガーって…」と、好奇心を誘うための戦略か?

 Harry Potterシリーズの『賢者の石』の映画の1シーンでも、Yuckyではないけれど同じ語幹の品詞の違うYuckが使われているシーンがある。
 賢者の石を隠してある部屋に続く跳ね上げドアを開けるシーンで、3つの頭のある犬のベトベトのよだれがロンの服に落ちてきた時に、ロンが思わず"Ugh Yuck! (げぇ~/おえ~)"と口にする。
 落ちてきたドロドロの涎が"Yucky"なものということになる。

 

Img_3164s(↑ヤッキーな涎が服についたシーン。
日本語字幕では「このベタベタ!」と訳されている)

 からこのバーガーの名前を聞いた時は、(アメリカ時間の3月31日で日本では4月1日だったため)エイプリルフールか?私も娘も騙されているんじゃないか?と思ってネットで検索したら、販売しているバーガーチェーン店の公式のサイトに件のバーガーがちゃんと載っていて、思わず検索しながら飲んでいたルイボス・ミルクティーを吹きそうになった。

´`、,´`(>ε<*)ブッ!!

 1年間の期間限定メニューらしいので、東京オリンピックの頃にはなくなっているみたいなんでちょっと安心した。

 日本にいたら食べてみるんだけれどなぁ…と、思ったけれどたかがバーガーの為に日本に帰国する気はないし、1年以内に帰国の予定もない。
 バーガーチェーン店のサイトに材料が書いてあったので、自分で作ってみることに…

 日曜日の昼ご飯に食べてみたのだけれど、可もなく不可もなくといった感じ。
(ポークパティとか、しょうが醤油ソースがチェーン店のものとは違うので、『似て非なるもの』という可能性が極めて高い。)

本物のヤッキーはどんな味なんだろう?

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2017年2月 2日 (木)

アメリカのスーパーマーケットでのお買い物事情1

Img_2941s_2 1月19日に牛乳が切れたので、スーパーに買い物に行きました。

(←牛乳の棚)

 牛乳のコーナーに行ったら、普段1ガロン(アメリカの牛乳は1ガロン=3.78ℓが標準のサイズ)が2ドル50セントくらいなのだけれど、その時は1ドル99セントに安くなっていました。

 そのうえ、1ガロンの牛乳を買うとデンマーク産のクッキー1缶をおまけにつけてくれるキャンペーンをやっていました。

Dsc_0035s(←おまけについてきたクッキー)

 これは、丁度牛乳が切れていたし、
v(o ̄∇ ̄o) ヤリィ♪ラッキー
と思って購入。

 先にクッキーを(セルフ)レジに通してクッキーの値段を確認したら、
3ドル99セント!(゚∇゚ ;)エッ!?
 牛乳よりも高い!もしや、これは期限切れ処分のおまけだったか?と思って賞味期限を確認したけれど、まだ1年以上も期限が残っていました。

Dsc_0034s(←蓋を開けたところ)

 アメリカのスーパーでは、オレオを2パック買ったら牛乳1ガロン無料とか、クリームチーズを4パック買ったら卵1ドル25セント割引(卵は24個で3ドルくらい)とか、買ったものとは別のものを無料でおまけでつけてきたり、値引きしてくれることがあります。

Img_2938s(←牛肉1パック買ったらもう1パックは無料のセールの札)

 同じものを幾つか買うと幾つか無料でもらえるというセールもあります。

 1つ買うと1つ無料でもらえる場合は実質的に半額で買えることになります。

 他にも3つ買うと2つ無料とか、2つ買うと1つ無料とか、1つ買うとそれと同等の価格か安いものが無料や半額にするという事もあります。
(ビタミン剤などのサプリメントは、1つ買うとそれよりも安い同じメーカーの違うサプリメントが無料という事が多いので、うちはセールの時に買うことが多いです。)

Img_2937s(←2袋で7ドルのピスタチオのセール
元の値段は4ドル99セント)

 2つで○ドルとか4つで△ドルとか10コで10ドルと言うまとめ買いのセールもあります。
 日本の感覚だと指定された個数買わないと割引にならないと思いがちだけれど、特別に但し書きがない限りは1つ当たりの値段はまとめて買っても1つしか買わなくても同じ値段です。

Img_2940s(←10袋で10ドルの食パン
セール前の価格は4袋で5ドル=1袋1ドル25セント)

 例えば←の画像の食パンは10袋で10ドルだけれど、1袋しか買わなくても1ドルで買えるし、↑の画像のピスタチオは1袋でも3ドル50セントで買えます。

Img_2935s(←パイナップルか小玉西瓜、2つで5ドルのセール)

 ←の画像では、(それぞれ別のセールの札を作るのが面倒くさかったのか)パイナップルと小玉西瓜どちらか1つずつでも2ドル50セントのセールをやってます。

 小学校の頃から計算機を使うアメリカ。
暗算が苦手なためか、50%引きとか25%引きとかのセールはスーパーでは殆ど見ません。
(服飾などは%で割引もある。)
 %で割引にする場合はラベルなどに値段を提示してあります。

Img_2945s_2(↑ミックス・マッチの広告。
広告のページの商品を組み合わせて6個買うと3ドル値引きのセール。
元の価格と値引き後の価格と両方提示している。)

 広告の商品をある一定数買うと、提示された金額だけ引いてくれるミックス・マッチというセールもあります。

 ↑の画像の例だと、広告のページの商品を一種類でも組み合わせでも、まとめて買うと、6個ごとに3ドル値引きしてくれます。
 6個買うと1個当たりは50セント値引きなのだけれど、1個~5個しか買わないと値引きにはならないです。
 6個毎に3ドル値引きなので、7個買うと3ドルしか値引きにならないので、数を6の倍数に合わせて買ったほうがお得感があるので、つい数を多く買ってしまうという仕組みです。

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2016年10月18日 (火)

デザインのクラス
-ゼロックス事件-

Dsc08453s 今学期、怪獣は基礎デザインのクラスを受講している。
 教養のアート(人文?)の単位で必要なので取らせたのだけれど、私が受講したヒューマニティー(芸術全般を解説するだけのクラス)ではなくて、実技オンリーのクラスだった。

(↑スケッチブックやボード、画材などを入れるためのバッグby私作)

 教科書を買えばいいだけのヒューマニティーのクラスと違って、画材や道具を買わなければならなかったし、画材や道具を入れる鞄も必要だったので、ナイロン・タフタを買ってバッグを作った。
(画材屋さんに専用のバッグも売っていたのだけれど、怪獣はデザイン専攻ではないため、今学期が終わったら他の用途にも使えるように大き目のトートバッグを作った)

Dsc08440s 先月下旬のこと。
怪獣

翌日に提出の課題をやっていた。

(←パターンの原型)

 課題は2インチ(約5㎝)四方の原型(元になるパターン)を縦横5個ずつ(25個)並べて、10インチ(約25㎝)四方の繰り返しデザインを作るもの。

 怪獣が作業をするのを傍で見ていたら、
①5パターン×5パターン=25マスの枠をボードに鉛筆で書いて、②トレッシングペーパーで写した元になるパターンを一つ一つカーボンコピー(裏を鉛筆で塗りつぶして、表の図案をトレースして写す)したあと、③ペンで輪郭をひいて塗りつぶす、を繰り返していた。

Image4_2(↑左:パターンの原型。
右:パターンの写しに使っていたトレッシングペーパー。)

 まるで昔の漫画を描く作業みたいで、時間のかかる作業だなぁ…
と、思いつつ見ていた。
 コピー機は使えないのか?と聞いたら、それをやったらチーティング(ズル・不正)だ、というので、気の毒に思ったけれどしょうがない。
 しかし、一つ一つカーボンコピーして写す→ペン入れをする作業なので、はかどるはずもなく1時間で2~4つしか写せない。
 私が寝るために2階に上がる時にもまだ作業を続けている。
翌日提出なので、こりゃ徹夜かなぁ~と思いながら、
「頑張れ~p|  ̄∀ ̄ |q
と、声をかけたら、
「絶対間に合わないY(>_<、)Y
と、パニックに陥る怪獣

Image2_3(↑課題になっていた3つの原型パターン)

 話を聞くと、今写している原型の他にも2パターンあって、それも同じように25マスコピーして繰り返しの作品を仕上げなければならないという。
(25×3=75回の写し)

( ̄ヘ ̄;)ウーン
そりゃ~仕上がらんだろ~

 いくら課題のために1週間時間が与えられていたとしても、75回も手で複写は多すぎる。
不審に思って、課題のインストラクション(手順)を見せてもらったら…

 『原型になるパターンを100%でゼロックスして、カッターで切り抜いて(鋏を使うな)、糊付けしろ』と書いてある。
(原文ではゼロックス(Xerox)の部分は、固有名詞を表す最初の一文字のみが大文字だった。)

怪獣
ヾ(- -;)
コピー機使えって書いてあるぞ~」

 英語でコピー機を使って複写することを、PhotoCopy(フォトコピー)というのだけれど、米語ではコピー機のメーカーの名前Xeroxを使うことも一般的。
 Xeroxはコピー機を使った複写と同じ意味だということを、怪獣に説明した。

Image3_2(↑仕上がった3つのデザイン
画像クリックで拡大)

 Xeroxという言葉がわからなかったとしても、前後の『100%で…』とか『カッターで切り抜いて糊付け…』という言葉を見れば、フォトコピーするのかも…とわかりそうなものだけれど、発達障害のある怪獣は文脈からわからない言葉の意味を推察するのが苦手。

 怪獣は、写す=手で写す、と勝手に解釈してしまったらしい。
(先生もXeroxなんて使わないでPhotoCopyと書いてくれれば良かったのだけれど…)

 怪獣もそうだが)と暮らしていると、このような誤解は日常茶飯事。
そして、本人も自分が誤解しているのを全く気が付いていないので、周りに確認することも質問することもない。
 周りはわかっていると思うので、指示した通りのリアクションが帰ってこなくて混乱する。

 それにしても、今回は75個全部手でコピーする前に気が付いて良かったね~
(^ー^* )

 他にも、デザインの課題を提出する時にはトレッシングペーパーで覆って提出するらしいのだけれど、一番最初の課題を提出する日の前夜遅くになって、トレッシングペーパーがないと騒ぐ。

 そんな夜遅くに画材を扱っているお店なんか開いているわけもなく、お菓子作りに使うクッキングペーパー(天板やケーキなどの型に敷いて、生地が型に張り付くのを防ぐ、ほぼトレッシングペーパーと同じ素材)で代用させた。
(アメリカのオーブンが大きくて、クッキングペーパーは約38㎝幅のロールで売っているので助かった。)

 色々ハプニング続出のデザインのクラスだが、無事に乗り切れるのだろうか?

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