怪しい日本語13<br>ヤッキーという名前のバーガー⁈
今回の怪しい日本語の記事は、『怪しい』というのではなくて、どちらかというと『おかしい(変だ)』と、いったほうが適切かもしれない。
3月31日に娘と電話で話していた時に、某ファストフードの日本チェーンでヤッキーと言う名前のハンバーガを販売しているらしいと聞いた。
正式?な名前は『しょうが焼きバーガー』で愛称が『ヤッキー』らしい。
(そのうえ、このバーガーにちなんだ映画まであると言う。)
(↑http://www.mcdonalds.co.jp/campaign/otegoro/より引用)
(←娘がスマホで送ってくれた包み紙の画像。
多分google画像からの引用)
しかも、包み紙には『プリーズ・コール・ミー・ヤッキー』と書かれているらしい。
いくらカタカナでも『プリーズ・コール・ミー・ヤッキー』は、まずいでしょう~
英語が母国語の人はどんな反応をするんだろう?
と、娘と話していた。
英語でヤッキー(Yucky)というと、極めて不快な、吐き気を催させる、気持ちが悪い、凄く不味い、オエッとなる、不潔な等の意味で、いいイメージはない。
日本のチェーン店限定だとしても、食べ物にYucky(吐き気を催させる、凄く不味い)はないだろ~
企画の段階で止める人はいなかったのか、それとも、「吐き気を催させるバーガーって…」と、好奇心を誘うための戦略か?
Harry Potterシリーズの『賢者の石』の映画の1シーンでも、Yuckyではないけれど同じ語幹の品詞の違うYuckが使われているシーンがある。
賢者の石を隠してある部屋に続く跳ね上げドアを開けるシーンで、3つの頭のある犬のベトベトのよだれがロンの服に落ちてきた時に、ロンが思わず"Ugh Yuck! (げぇ~/おえ~)"と口にする。
落ちてきたドロドロの涎が"Yucky"なものということになる。
(↑ヤッキーな涎が服についたシーン。
日本語字幕では「このベタベタ!」と訳されている)
娘からこのバーガーの名前を聞いた時は、(アメリカ時間の3月31日で日本では4月1日だったため)エイプリルフールか?私も娘も騙されているんじゃないか?と思ってネットで検索したら、販売しているバーガーチェーン店の公式のサイトに件のバーガーがちゃんと載っていて、思わず検索しながら飲んでいたルイボス・ミルクティーを吹きそうになった。
´`、,´`(>ε<*)ブッ!!
1年間の期間限定メニューらしいので、東京オリンピックの頃にはなくなっているみたいなんでちょっと安心した。
日本にいたら食べてみるんだけれどなぁ…と、思ったけれどたかがバーガーの為に日本に帰国する気はないし、1年以内に帰国の予定もない。
バーガーチェーン店のサイトに材料が書いてあったので、自分で作ってみることに…
日曜日の昼ご飯に食べてみたのだけれど、可もなく不可もなくといった感じ。
(ポークパティとか、しょうが醤油ソースがチェーン店のものとは違うので、『似て非なるもの』という可能性が極めて高い。)
本物のヤッキーはどんな味なんだろう?
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