アメリカの大学・カレッジ

2024年9月29日 (日)

久々のカレッジ・キャンパス

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 今年の5月にカレッジの卒業式に参加した怪獣
 卒業式前の4月24日は怪獣のカレッジの卒業式のチケット(入場券)とローブを買いに行きました。
 チケットは生徒一人につき4枚無料、ローブとキャップとタッセルはセットで65ドルでした。

 ローブを買いに行ったカレッジのキャンパスは私も2020年まで通っていたキャンパスで、久しぶりに行ったらブックストア(教科書などを販売している校内の店)周辺が大幅に改装されていました。

(↑Cビルディングの通路。現在も残っている古い通路の部分)

 キャンパスの建物は5つの建物が連絡通路などで繋がっていたのですが、駐車場からアドミニストレーションビルディングを経由してカフェテリアやブックストアのある建物に繋がる連絡通路が新たに作られていて、すごくオシャレになっていました。

 以前は別の建物cビルディング(仮名)の廊下を経由していたのですが、迷路のように込み入っていました。
 それが新しい連絡通路のお陰でアドミニストレーションビルディングからカフェテリアまで一直線に行く事ができて迷う事もなくなりました。
 連絡通路は何カ所かCビルディングにも短い通路で繋がっていて行き来できるようになっていて、かなり便利になっていました。

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(↑新しい連絡通路)

 連絡通路は片面がガラス張りで明るく、通路の両側は小さなカンファレンスルームやスタディールームやソファーやテーブルのある勉強やランチを食べられる休憩スペースが並んで設けられていました。

 あまり綺麗になっていたので、ボーッと見ているだけで帰ってきてしまっていて、写真を撮ってくればブログのネタになったのに…と、残念に思っていたのですが、8月下旬に秋セメスターの授業料を払いにキャンパスに行った時に撮影したのでブログにUPする事にしました。

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(↑連絡通路沿いの休憩スペース)

 怪獣は5月に卒業式に参加したのですが、2つの学位のうちの一つは卒業単位に16単位足りなくて、夏のセメスターと秋のセメスターで足りなかった単位を履修して卒業証書が貰える予定になっています。
 卒業式には既に参加してしまっているので、来年の卒業式に参加することはないです。

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(↑カンファレンスルーム)

 

 

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2024年5月21日 (火)

カレッジの卒業式(怪獣)

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 5月18日は怪獣のカレッジの卒業式でした。
 他州に住んでいる怪獣の卒業式に参加するために帰省してきて、家族4人での参加になりました。

 実は2年前には卒業式参加の要件は満たしていたのですが、去年の大晦日まで2年間のボランティアをしていたので、卒業式に参加することが出来ず今年の5月の卒業式に参加することになりました。

(ボランティアをしている間に、怪獣が専攻していたコースに追加の授業が加えられたため、新しいコース方の卒業要件を満たすためには16単位を履修しなくてはならなかったので、現在もオンラインの授業は取っています。
 卒業証書は古い方の学位で授与されています。追加の授業を履修し終えたら新しい方の学位で卒業証書が発行されるので、2つの学位と言う形になります。)

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(↑卒業証書を受け取るためにステージに上がったところ)

 卒業式が行われたのは高校の卒業式の時に式が行われた近くの大学のアリーナでした。
 怪獣が通っていたキャンパスはメインキャンパスではなくて、卒業式が出来る程大きなホールはなかったためです。

 怪獣の通っていたキャンパスには警察学校と消防士学校も併設されていたので、警察学校と消防士学校の卒業者も参加していたようです。

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(↑卒業の宣言がされて、帽子のタッセル右から左に移す儀式をしている瞬間)

 卒業式が終わった後、ローブを着たまま通っていたキャンパスに写真を撮りに行きました。
 卒業式の当日と言う事で、教師も全て卒業式に参加していたためか、建物は閉鎖されていましたが屋外で写真を撮る事は出来ました。

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(↑通っていたキャンパスの建物の前で記念撮影)

 今後は新しいコースの学位が取れたら4年制大学に編入予定で、今編入先の大学を探しているところです。

 

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2021年8月10日 (火)

COVID-19騒動22 mRNAワクチンについて

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 この間、の職場の日本人同僚SさんががにDIYのやり方の相談に来ていて、同僚Sさんの奥さん(日本人)がCOVID-19のmRNAワクチンの接種に反対していて、家族にも受けさせないと言っていて困っていると、愚痴をこぼしていました。

 Sさんはワクチンを接種しないと会社に行けないので、ワクチンを受けたらしいのですが、S奥さん自身は絶対に受けないし、子どもにも受けさせない‼と、断言しているそうです。

 Sさんが別の日本人同僚SMさんに、S奥さんがmRNAワクチンの接種に反対していて困っていると愚痴ったら、SM奥さんもmRNAワクチン反対派だったようで、S奥さんに「大丈夫、私(SM奥さん)もmRNAに反対だから」と、電話がかかって来たそうです。

 S奥さんとSM奥さんによると、mRNAワクチンは新しいタイプのワクチンでどのような副反応や弊害が出るのかまだわかっていないから、だそうです。

 まぁ、確かに全世界レベルの人体実験と言えばそうかも知れないけれど、mRNAワクチンも従来のワクチンと大差ないのに、どうしてなんだろう?と、疑問に思ったのでmRNAワクチンと従来のワクチンの違いを調べてみました。

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(↑抗体が関与する免疫反応
Prentice Hall Biology, 2006, pp.1039, figure 40-9, 'Humoral Immunity' より引用、日本語加筆)

 ワクチンについて知るためには、まず、私たちの免疫の働きを理解する必要があるので、免疫反応の図をアメリカの高校の生物の教科書から拝借しました。

 私たちの免疫反応は2通りあって、

1.Bリンパ細胞(球)が関与する免疫反応:抗体を作って抗原をもつ病原体を破壊または無毒化する

2.Tリンパ細胞(球)が関与する免疫反応:Bリンパ細胞を活性化したり、病原体に感染した細胞を破壊する。

 2つの免疫反応で生産された抗体やキラーT細胞は、感染が収まると抗体を作るプラズマ細胞が死んだり、抑制T細胞によって生産を止められる。
 Bリンパ細胞もTリンパ細胞も抗体やキラーT細胞を生産するだけでなく、メモリーB細胞やメモリーT細胞を作って、次に同じ抗原が体内に入って来た時に備える。

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(↑細胞媒介性免疫反応
Prentice Hall Biology, 2006, pp.1040, figure 40-10, 'Cell-Mediated Immune response' より引用、日本語加筆)

 ワクチン抗原を体内に注入して、疑似的に免疫反応を起こさせて免疫を獲得させる目的で接種される。

だそうです。

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 従来のワクチン病原体の一部や弱毒化した病原体を抗原として体内に注入していたけれど、mRNAワクチンは抗原の設計図(mRNA)を体内に注入して、人体の細胞に抗原を生産させて、免疫反応を起こさせる。

 COVID-19のmRNAワクチンに含まれている抗原の設計図は、表面のトゲトゲの部分のみの設計図で、mRNAが細胞に取り込まれると、感染した時のようにウィルス全部をコピーして大量生産するのではなくて、表面のトゲトゲの部分だけを生産して免疫反応をおこさせる仕組み。

だそうです。

 よく、「細胞内に入ったmRNAは私たちの遺伝情報などに影響しない?」と、言う疑問をメディアやネットで見かけるのですが、mRNAは使い捨てのDNA(オリジナルの設計図)の一部のコピーで、DNAの情報を書き換えるものではないです。

 大学の教養の生物学の先生が言っていたのですが、

 DNAはオリジナルの料理(たんぱく質)のレシピ本のようなもので細胞の核の中に納まっている。
 その中から1つの料理を作りたい時に、オリジナルのレシピ本全部をキッチン(細胞質)に持って行って使うと、汚れたり、破けたり、燃えてしまったりするかもしれないし、必要なのは1つの料理のレシピだけなので、オリジナルの本から必要な部分のレシピだけをコピーして核の外(細胞質)に持ち出す。
 このコピーがmRNAで、mRNAは使い捨てで何度も繰り返し使えるようにはなっていない。

そうです。

 実際mRNAは脆くてそのままでは体内に注入できないので、脂質の膜で覆ってワクチンに使っているくらいだし、保存時に厳しい温度管理が必要で保存の期間も限られている。

 そりゃそうだだよねぇ、
 もしもmRNAワクチンが私たちの遺伝情報(DNA)を書き換える事ができるなら、美人のmRNAを作って注入すれば、美容手術なんかしなくても美人になれちゃう。
 そんな都合のいい話あるわけない。(あったら、遺伝病とか克服できるのに…)

 

 

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2020年8月28日 (金)

コウモリ侵入騒動(&狂犬病について)

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 先週の土曜日の深夜、眠ろうと思って寝室の灯りを消したら、暗い部屋で羽音がしました。

「何かいる」「蛾?」と、と話して灯りをつけたら…

ベッドの天蓋(キャノピー)に鼠のようなものが…でも、羽音が…

「ギャー‼ヾ(≧□≦*)ノコウモリだ~っ‼ 」

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(↑1枚目の画像の拡大画像)

 コウモリは病原体やダニやノミなどを持っている可能性があるため、コウモリと分かったからには、駆除か室内から追い出すしかない。

 持っているかもしれない病原体の中で最も怖いのは『狂犬病
アメリカは狂犬病発生地域で、野生動物が狂犬病ウィルスに感染していることもあるからです。

 狂犬病は主に感染している動物に咬まれることで感染するので、部屋から追い出すにしても素手で触る事ができない。

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(↑キャノピーの上を移動するコウモリ)

 暫くは寝室を飛び回っていましたが、寝室から玄関ホールに追い出し、がバスタオルで飛んでいるコウモリを叩き落として気絶させバスタオルで包んで屋外に出しました。

「ありがとう~(TωT。)~」 

 普段うっかりミスの続出のお茶目なですが、コウモリ騒動では頼もしいと感じてしまった。

 d(゚-^*)グット・ジョブ

 

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2020年7月10日 (金)

COVID-19騒動9  留学生退去の措置

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 五十肩?を拗らせてブログをお休みしていましたが、8日に領事館からのメールが届いて、秋学期からの留学ビザに関する措置が変わるお知らせがきたので、急遽記事を書くことにしました。

 領事館のメールによると、現在COVID-19のガイダンスの措置で、留学生のオンラインの授業の受講の制限が一時的に解除されているのですが、秋学期からCOVID-19のガイダンス修正に伴って留学生に関する措置が変更されることになりました。

・対象はF-1(一般学生)とM-1(職業訓練)ビザ。
・秋学期から発効
・すでに米国内に滞在している留学生で、オンライン授業のみの学校に所属している学生は、(1)出国して米国外からオンライン授業を受講する。(2)オンライン授業と対面授業を組み合わせて提供している学校に転校する、のどちらかを選ぶ。
・米国外にいる外国人で留学予定先の学校が、秋学期にオンライン授業のみの場合はビザの発給はしない。(既にビザを取得していても)入国も認めない。
・秋学期に組み合わせの授業を提供する学校は、該当の留学生がオンラインのみの受講生でないことを証明するために新しいI-20(就学許可証:在学していることを証明する書類で在学中は定期的に更新しなければならない)を発行なければならない。

ということらしいです。

 F-1ビザ(一般学生)対象の学校は、オンラインと対面の組み合わせの授業を提供しているケースが少ないので、(学校側が組み合わせの授業を提供する準備をしない限り)今回の変更は実質的に留学生の米国外退去措置と新規の留学生の入国不許可ということになりそうです。

 まぁ、「オンラインで授業を取るなら、米国に滞在する必要はないだろう」と、言うのももっともな理屈ではあるのだけれど、留学には学校の授業だけでは得ることのできない知識や慣習や物の見方や文化などを経験する目的もあるのだから、留学生の滞在を認めないのはどうなのかなぁ…?と、感じます。

 私も怪獣も永住ビザなので通学には支障はないのですが、これがF-1ビザで滞在していた時に起こったら日本に帰国せざるを得なくなっていたことでしょう。

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2020年4月18日 (土)

First Responderのクラスの登録取り消し 使い捨て手袋の外し方(再掲)

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 冬学期にFirst Responderのクラスを取っていたのですが、COVID-19の影響でオンラインの授業になってしまったため、登録の取り消しをしました。
 講義を受講して、筆記試験と実技の試験を受けるとEMR(Emergency Medical Responder)の証書が貰えるはずだったのですが、オンラインの講義では実技の習得が難しいし、実技試験が受けられる見通しも立たなかったためです。

(↑American Red Cross,Emergency Medical Responce, p21より引用)

 登録は取り消してしまったものの、それまでFirst Responderのクラスで学んだことが、感染について英語で理解するうえで役にたったのは良かったです。
 First Responderの教科書では、感染についてはEMR(Emergency Medical Responder)の職種と役割(第1章)に続いて第2章で学ぶ、最優先事項です。
 今回のCOVID-19で意外にも役にたったのは、使い捨ての手袋の外し方でした。
COVID-19はDirect Contact(直接接触)、Indirect Contact(間接接触)、Droplet Transmission(飛沫感染)で、Entry Site(侵入部位)は粘膜なので、ウィルスのついたものを触った手などで、目や鼻や口などの粘膜に触れることで感染するらしいので、外出の時に使い捨て手袋を使うことで、手にウィルスが付くのを防ぐことができます。

 使い捨て手袋を外す時は菌やウィルスが手につかないような外し方があり、それをFirst Responderのクラスの最初の授業の実習で繰り返し練習しました。

 手袋の外し方は以前の記事の続きを読むに書いたのですが、今回の記事に再掲することにしました。
似たような外し方が自衛隊のコロナ対策PDFにも掲載されているそうです。 

手袋の外し方:

First Responderはケガ人や急病人に処置をする時は必ずノンラテックスの手袋をかけるのですが、処置が終わった後手袋を外す時に、体液や血液や感染性の菌やウィルス等で手袋の外側が汚染されている可能性があるので、手袋の外側に素手が触れないように手袋を外す練習をします。

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(↑手袋を付けているところ)

①片方の手でもう片方の手袋の手首の部分(外側)をつまむ
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②つまんだ側の手袋を半分折り返す
(親指の先が見えている状態。折り返す時に手袋の内側部分に外側の面が触れないようにする。)
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③手袋を折り返した側の指で、もう一方の手袋の手首の部分をつまみ完全に手袋を外す
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(↑片方の手袋を完全に外したところ
外した手袋は内側のクリーンな部分が裏返しになって外にでている。)

④片手は外した手袋をつまんだまま、外した裏返った手袋で①で折り返した部分を手袋のついていない手でつまんでもう一方の手袋も外す。
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外したら、そのまま持ち替えたりせずに、バイオハザードの廃棄箱に捨てる。
(手袋の外側と素手が触れないように注意)

↑の画像では指輪をはめたままですが、作業の時はアクセサリーなどはつけてはいけないことになっています。

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2020年3月13日 (金)

キタ━(゚∀゚)━! 対面授業の停止

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 昨日WHOがコロナウィルスはパンデミックだとやっと発表して、感染者がアメリカでも増えてきています。
感染者数だけではなく、地域も広がっていて、3月10日(東部夏時間)にはオハイオ州で3人の感染者が確認され、翌日にはミシガン州でも感染者が2人出ました。
 3月12日には、ワシントン州では267人が発症し危険度レベルが1になりました。

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(↑CDC:アメリカ疾病管理予防センターのサイト)

 3月の頭から、職場などでは日本や中国や韓国など流行国から来た人や、旅行していた人や、家族に流行国に行ったことのある人は出社が2週間停止で、取引先の人にも前もって流行国への渡航歴がないかなどを文書で確認するなどの対策を取っていたようです。

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(↑対面授業の停止のお知らせ)

 3月11日(東部夏時間)に学校から緊急連絡が来て、3月12日~22日まで対面の授業を停止、23日から対面授業の科目をリモート(多分オンラインなどを使った)授業に変更して再開、オンラインの講義はスケジュール通りということになりました。
 私の取っているクラスは実技を伴う授業なので、どうなることやら…

 

 

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2020年3月 7日 (土)

人工呼吸と心臓マッサージ First Responderのクラス2

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 2月24日にFirst Responderのクラスで1回目の赤十字の筆記テストと実技のテストがありました。

(↑CPR:心肺蘇生の大人と子どもと乳児の違いの表
American Red Cross,Emergency Medical Responce,p323より引用)

 実技のテストは、CPR(Cadiopulmonary resuscitation:心肺蘇生)で、マネキンを使っての心臓マッサージと人工呼吸のテストでした。

大人のCPRの手順は、

1.現場の把握
現場に着いたらまず安全の確認、患者の人数、ケガか病気なのか、応援が必要かなど

2.初期アセスメント
患者の意識レベルの確認、気道の確保、呼吸と脈の確認(5~10秒)
意識がなく、呼吸も脈もない場合近くの人に救急を呼んでもらう。

3.心臓マッサージ
胸を出して、30回心臓マッサージ(1分間に100~120回のペース、最低2インチ:約5㎝の深さ)

4.人工呼吸
ポケットマスク※を使って、2回人工呼吸(10秒以内。肺に空気が入るか胸を目視で確認。)
胸が上がってこない場合、気道がふさがっている可能性があるので、異物がないか口の中を確認。

5.CPR:心臓マッサージ30回と人工呼吸2回のサイクルを繰り返す。

6.他のResponderが到着したら、AED(Automated external defibrillator:自動体外式除細動器)の準備をしてもらいながら、CPRを繰り返す。

7.AEDのパッドを取り付け、音声ガイダンスに従って電気ショックを与える
(ショックを与える時は患者から離れる)

8.CPRに戻る
最初のResponder(リーダー)が人工呼吸をしながら患者を観察、後から来たResponderが心臓マッサージ。BVM(Bag-Valve-Mask:人工呼吸マスク)を使うこともできる。

9.AEDの使用。

10.CPRに戻る

11.AEDとCPRを交互に繰り返す。

12.患者に変化が見られた場合、脈と呼吸の確認をする。

 今回のテストでは、一人でCPRをするケースだったので、ステップ5までを試験されました。

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(↑※:ポケットマスク
使い捨てのフィルターがついていて、患者とResponderが人工呼吸によって細菌や化学物質などをやり取りしないようになっている。
BVMに切り替える場合は黄色のフィルターのついた部分を外して繋ぐことができる。)

 以前は人工呼吸をする時は、マスクなしでしていたのだけれど、最近は感染症や化学物質などのリスクを減らすため必ずマスクをするようになったらしい。

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(↑ポケットマスクのセット
使い捨て手袋とマスクとフィルターがセットになっている。)

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(↑簡易式の人工呼吸用マスク。
フィルターはついていないけれど、患者とレスポンダーの体液が直に触れるのを防ぐ)

 心臓マッサージは、1分間に100~120回のペースで、押す強さは5㎝と結構強いので、蘇生するのは結構体力が必要です。
1分間に100~120回のペースというとピンとこないのですが、実習中に講師がビージーズの『ステイン・アライブ』をかけて、「このテンポで押してください」と言っていました。
 実習の時は一人10分間つづけたので、音楽を聴きながらでもきつかったです。翌日はバッチリ筋肉痛になりました。

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2020年2月28日 (金)

ひな祭りのテーブルデコレーション

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 テスト勉強で忙しかったため、1回飛ばしての更新です。
ひな祭りも近くなったので、テーブルデコレーションをひな祭りの飾り付けに変えました。

 今年の3月3日は火曜日で怪獣の講義があったので、翌日の4日にお祝いする予定でしたが、カレッジがミッドウィンター・ブレークで来週は1週間お休みなので、3日にお祝い出来そうです。

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(↑一人分のセッティング)

 今年のメニューは、ちらしずしとお吸い物までは決まっているのだけれど、おかずを何にしようか考え中です。

 窓の外にちらっと写っているように、外は春とは程遠い気温。
今日は最高気温―4℃最低気温は-9℃の真冬日です。
早く春にならないかなぁ…

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(↑ダイニングの窓からの景色)

 

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2020年1月15日 (水)

冬学期2020年スタート First Responderのクラス

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 1日遅れの更新です。
1月13日から私の取っている冬学期のクラスが始まりました。
(学校は8日の水曜日からはじまっている)

 今学期に取るクラスは、First Responder(緊急対応者?)のクラスで、事故などの時に現場に最初について応急処置などをする人(日本だと救急隊員?)を養成するのが目的です。
 授業のコースを修了すると、教養の体育の単位として認められるほか、学期の最後に受ける赤十字のテスト(実技あり)に合格するとFirst Responderの免許がもらえます。

 授業が行われるのは、体育館の中にあるレクチャールームで、毎週月曜日の午後5時から9時までの4時間。
課外授業として、実技の練習が講義の1時間前(午後4時)から1時間あるので、1回5時間のクラスになります。

 冬学期のFirst Responderのクラスを取っているのは7人の少人数のクラスで、免許を取っても将来の職業にする予定の人はいませんでした。
講師が生徒一人ひとりに専攻を聞いていて、私の専攻がメンタル・ヘルスだと知ると、「あら、セルフ・ディフェンス(護身術?)のクラスも取った方がいいわよ。」と、言われました。

 最初のクラスは、コースの概要と簡単な講義で、最後に手袋の外し方の練習をして、予定の時間よりも1時間早く終了しました。

手袋の外し方は続きを読むに書いたので、興味のある方はどうぞ… 

 

 

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